本日の宿は、「別邸たてしな薫風」、何度か宿泊したことがあるたてしな薫風が新たに開業した宿で、2月にオープンしたばかりの新しい宿です。
別邸オープンに伴い、たてしな薫風本館は現在改装のため休業中となっています。
建物はかなり凝った造りです。本館同様にリノベーション案件で、元は某大手損保会社の保養所だったとのこと。
別邸たてしな薫風の客室は10室、今回は2階の205号室でした。エレベーター、階段に一番近い部屋です。
二階の客室は段々になっていて、窓から身を乗り出しても隣の客室が見えることはありません。
ただ客室の窓は小さめ、テラス等はありません。
部屋は普通の和室、しかし完全にリニューアルされていて、新しくてきれいで気持ちが良いです。
玄関も広くて使いやすいです。
洗面スペース。
トイレの前にもう一つ洗面スペースがあります。これは便利。
部屋のテーブル。民芸調のかなり上質なものです。
水屋と冷蔵庫。
冷蔵庫内の水とお茶、コーヒー類は無料です。アルコール類はありません。
冷蔵庫は冷凍がないのが唯一残念なところ。
別邸たてしな薫風は全室温泉風呂付です。
浴槽の縁が高く、幅もあるので少し使いにくいですが、部屋に温泉があるとやはり便利です。
続いて館内探検に出かけます。
一言でいうと、非常に余裕のある建物の造りとなっています。
エレベーター前も広々しています。
エレベーターホール前の景色。向こうに見える丸い屋根は大浴場です。
ロビーの上は半分吹き抜けになっています。
このような展望デッキもあります。
天気が良ければ星空がきれいに見えそうですが、今回は雲が多く見ることはできませんでした。
とにかくこの建物、空間を贅沢に使用していて、非常に贅沢な造りになっています。
部屋の配置もそうですが、真四角な建物にすれば費用も抑えられ、部屋数も増やせるはずですが、敢えてそうしていないところにこだわりが感じられます。
一階ロビー。本館の重厚さとはまた違った豪華な感じです。
部屋以外も完全にリニューアルされていて全く古さは感じません。ロビーの家具調度品も良いものを使用しています。
ロビーにもコーヒーマシンとお茶の用意があり、無料で利用できます。
玄関とフロント。
ダイニング。これもまた多角形の凝った造りです。
ダイニングからはオープンデッキに出ることができます。
デッキの向こうには小川が流れています。
大浴場は離れ風になっています。
大浴場前のスペース。
首脳会談でもできそうな感じです。
別邸たてしな薫風の温泉は大浴場、部屋風呂ともに循環で、消毒臭もあります。
常に循環していて、湯量が減ると湯口から補給されるシステムです。
しかし、それでもなおヌルヌル感は感じられ、元は相当良いお湯なのだと思います。
大浴場は洗い場は4か所くらい、内湯と露天風呂があります。露天風呂は高い目隠しで囲われていて眺望はありません。
全室温泉付きのため、大浴場に来る人も少なく、規模としては十分余裕があると思います。
<その5に続く>