to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2011年6月19日 青森・弘前旅行 2日目 その4

2011年06月27日 21時13分26秒 | 旅行

弘前からは、特急つがる3号で新青森に戻ります。

 

つがる3号は、自由席はほぼ座席が空いていない状態で到着し、弘前から乗る人だけでも座りきれないほどの人が乗車し、超満員で出発しました。

30分弱で新青森に到着。

 

 

ここから東北新幹線で帰りますが、帰りは、これです。

 

鼻が長すぎて画面に収まりません。

 

相変わらず大人気で、ホームは写真撮影の人でごった返しています。

 

初めてのE5系、室内は照明が暖色系になったことで雰囲気が高級になったように見えます。シートピッチがE2系より広がり、シートを向かい合わせにしてリクライニングしても前席と干渉しないのは改善点です。

ただ、窓側のテーブルが非常に小さかったり、シート自体もホールドせいは若干良くなりましたが、クッションは薄くなった感じで、もともとあまり座り心地は良くなかったE2系に対しあまり改善は見られません。

上下移動式の枕は追加になりましたが、見た目の豪華さと軽量化、コスト低減を優先した感じです。

 

 

 

さて、「はやぶさ506号」の東京到着は20時24分、ということで、夕食は新青森で購入した駅弁です。

 

 

左は帆立釜めし。非常にオーソドックスながら、かなり美味しい一品でした。

 

 

 

右は、うにといくらのきらきら丼。ご飯の上にレトルトパックのいちご煮風のあんを掛けるのですが、味が濃い目で、おかずとか野菜がまったくなく、個人的にはいまいちでした。

 

 

 

東京に近づくにつれて、日が落ちてきます。

 

 

 

 

とにかく、すべての面で満喫した、青森一泊二日の旅でした。

 

 

<おわり>

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2011年6月19日 青森・弘前旅行 2日目 その3

2011年06月26日 19時07分08秒 | 旅行

弘前城を後に、弘前公園を北側に抜けたところにあるのが、石場家住宅(重文)です。

 

 

ここは、現役の住宅件店舗で、現在は酒屋となっています。店の前には、雪よけの「こみせ」があります。

 

 

ここで、日本酒を購入しました。

 

 

両方とも弘前の地酒で、左が六花酒造の「純米酒 じょっぱり」、右が三浦酒造の「豊盃 特別純米酒」です。

じょっぱりの方はまだ開封していないのでわかりませんが、豊盃は以前から飲んでみたくて、昨晩の宿で飲んでみてやはり美味しくて探していたのですが、取り扱っている酒屋が日曜定休のところが多く、やっと見つけました。

青森の地酒は田酒があまりにも有名ですが、豊盃は、決して負けていないと思います。

 

 

ここの看板犬のモコちゃんです。

 

 

 

そろそろお昼時、弘前はフレンチも有名ですが、今日は先ほどの弘前城のガイドさんに教えてもらった、製麺所直営の店に行きます。

 

 

本当に知っている地元の人しか行かないような小さな店ですが、安くて美味しい店でした。

 

ざるうどん+麦とろご飯のセットでなんと550円でした。

 

 

次に、あこがれの津軽塗を物色しに行きます。

途中、弘前教会(1906年築)の前を通りました。

 

 

 

 

向かったのは、工芸ショップTANAKAさん。

 

 

 

ここで、迷いましたが津軽塗のお椀を購入しました。津軽塗は何十回も漆を塗って削ることで独特の模様を創り出すので、非常に手間と時間がかかりますが、その分美しさは比べ物になりません。

 

 

ところで、弘前の中心部、土手町の商店街で、こんな看板を見つけました。

日産のセドリックもローレルも、だいぶ前に生産終了していますが、物持ちが良いというかなんと言うか。

 

 

 

 

次に向かったのは、弘南鉄道の中央弘前駅(1952年築)。

 

 

駅舎は、昔の商店のようで、いい味出しています。

 

 

 

これも明治時代に建てられた洋館、一戸時計店の時計塔(1897年築)です。

 

こちらは弘前昇天教会(1900年築)。

 

 

昇天教会の裏手に、こんなものがあります。

 

 

 

A to Z メモリアルドックといいます。

 

 

背後に見える吉井酒造の煉瓦倉庫(1907年築)で行われた、地元出身の現代美術家、奈良美智氏の展覧会を記念して作られたそうで高さ3mの巨大な犬の像です。

 

 

 

 

 

そろそろ、帰る時間が近づいてきました。最後に、どうしてもこぎん刺しの小物がほしくて、greenというセレクトショップに向かいました。

こぎん刺しはもともと生活の必要性から生まれたものですが、現在では美しい工芸品となっています。しかし、麻布に非常に細かい刺繍で模様を描くので、手間と時間がかかり、結構いい値段がします。津軽の名産品は手間がかかるものが多いですが、その分本物です。

しかし、ぜひ手に入れたい、ということで、小物を購入しました。

 

こぎん刺しのカード入れです。ストラップは弘前駅で購入したものです。青い部分が麻布で、白い部分が刺繍です。刺繍の目が細かく、面積が多いほど値段が高くなります。オリジナルは紺地のようですが、最近ではこのようにいろいろな色があります。

 

 

以上で、弘前での観光&買い物は終了。駅に戻り、自転車を返却し、みやげ物を購入します。

今回購入したのは、この2種類です。

 

 

左は、しかないせんべいのらぷる。わかりやすく言えばりんごの果肉の入った人形焼です。

右は、新青森駅で購入した、おきな屋の薄紅百顆。りんごのスライスを砂糖で煮て乾燥させたものです。

 

 

 

 

初めて訪れた弘前の印象は、来る前は演歌の似合う古風な町でしたが、実際に来てみると、古いものと新しいものが融合した、予想外におしゃれな街という印象でした。

また、街を巡っていて気づいたのは学校と病院が多いこと。これは、文化レベルが高いからではないかと思います。若い人が多いからか、特に街行く人のファッションセンスは、結構高いと思いました。

観光地としては、個人的に名所、食事、名産品、地酒、地の食材、温泉等があることが要素となりますが、弘前はすべてを満足する、数少ない街でした。さくらやねぷたの時期以外でも充分に楽しむことができます。半日程度ではとても周りきれませんでした。

あとは、とても人がやさしく感じました。これは、津軽の言葉の影響が大きいかもしれません。

 

 

ということで、また来て見たいと思った弘前でした。やっぱり、できれば次は桜の季節に。

 

 

 

<その4に続く>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2011年6月19日 青森・弘前旅行 2日目 その2

2011年06月25日 19時21分14秒 | 旅行

まずは追手門から弘前公園に入ります。公園内は自転車で通行可能です。かなり広いので、自転車のほうが良いかもしれません。

 

 

 

公園の中を自転車で5分程度進むと、弘前城が見えてきます。

 

 

弘前城は1611年に落成し、今年で築城400年になります。当初は5層の天守閣があったそうですが、すぐに落雷で消失してしまいました。

 

 

今年は築城400年祭が開催されています。そのキャラクターのたか丸君です。

 

弘前は昔鷹岡と呼ばれていたのでたか丸君です。運がよければその辺を歩いているとのことですが、残念ながらこの日は見かけませんでした。

 

ここから先は有料となりますが、ボランティアガイドが頼めるということなので、お願いしました。

 

現在の天守(重文)は、江戸時代以前に築城された、現存する12城のひとつで、日本で一番低いそうですが、それもそのはず、これは三層櫓という名目で後世に改修されたものなのです。本丸側から見ると、確かにかなり小さいです。

 

 

天守の中は展示スペースになっていました。ちなみに、弘前藩は江戸時代を通じで津軽氏が治めており、結構 珍しいケースだそうです。

 

 

天守の中は3階まで登ることができます。3階からは岩木山がきれいに見えました。

 

 

 

そして、本丸西側は岩木山の絶好の展望台となっています。

 

 

 

ガイドの方が、淡々とした口調ながら結構熱く語る人で、特に強調していたのは弘前の桜についてでした。

通常、60年程度といわれるソメイヨシノの寿命、それを超えても弘前の桜が元気な理由は、枝を剪定することにより新しい枝を発生させ、この枝が大きくなり古くなった幹の中に根を張りやがて置き換わっていくのだそうです。

桜の枝は切らないものとの常識を覆した弘前式は、今では各地から視察に来るとのことです。

また、弘前の桜は一ヶ所から出るつぼみの数も他より多いそうで、これが、堀一面が花びらで染まる、「ありえないほどピンク」の原因なのでしょう。

 

この左側が新しい枝、右が古い幹で、朽ちて空洞になった幹の中を新しい枝の根が通っているそうです。

 

 

 

本丸の北側に来ました。ここから左二行くと桜のトンネルです。

 

 

本丸の北東の角は斜めに切り落とされた様な形になっています。これは鬼門に角が立たないようにとのことでこうなっているそうです。このおかげで、弘前は幕末も太平洋戦争でも戦火に巻き込まれることはなかったそうです。

 

 

 

これは、日本最古のソメイヨシノとのことで、樹齢約120年だそうです。

 

 

ガイドさんのおかげで、思ったよりも充実した弘前城見学となりました。でも、やはり桜の季節にもう一度来なければならない、と思いました。

 

 

<その3に続く>

 

 

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2011年6月19日 青森・弘前旅行 2日目 その1

2011年06月24日 22時10分20秒 | 旅行

宿をチェックアウトし、送迎バスで弘前駅へ。今日はいい天気で、暑くなりそうです。

岩木山が今日もきれいに見えています。

 

 

駅へ向かう道の周囲には、りんご畑が広がっています。

 

 

りんごの産地ならでは、りんごの袋の専門店です。

 

 

 

弘前駅に到着。ポストもりんごです。

 

 

 

弘前には、サイクルネットといって、市内4箇所の拠点で無料自転車の貸し出しを行っています。本当は駅からはこの自転車で市内を回る予定でしたが、あいにくすべて出払っているということでした。

 

しかし、市内循環の100円バスが10分間隔で走っており、観光の足に困ることはありません。とりあえずこのバスで弘前城へ向かうことにしました。

 

 

始発のバスまで少し時間があるので、駅の反対側、弘南鉄道の駅に行ってみました。

元東急の7000系です。この車両は営団地下鉄日比谷線直通乗り入れで使用されていた車両のようです。その昔、日比谷線で通学していたことがあるので、もしかしたら昔乗ったことがあるかもしれません。

 

 

 弘南鉄道のマスコットキャラクター、ラッセル君のストラップを購入しました。乳首が微妙に素敵です。

 

 

 

そうこうしているうちに100円バスの発車時刻に。一番のバスのせいか、観光客と病院に行く地元の人で通路まで一杯の状態でした。

 

 

 

弘前城の最寄バス停は市役所前です。ここには弘前市立観光館があり、ここも無料自転車の貸し出し所になっています。

こちらでは幸いなことに在庫があり、自転車を借りることができました。ちなみに、返却は4箇所の拠点であればどこでもOKです。

 

弘前は、古い洋館も多く残っています。これは、観光館の奥にある、旧弘前市立図書館です。なんとなく街のシンボル、りんごを思わせるデザインです。

 

 

弘前公園と弘前市役所の間の道から、岩木山がきれいに見えます。

 

 

 

ということで、まずは自転車で弘前城へ向かいます。

 

 

<その2に続く>

 

 

 

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2011年6月18日 青森・弘前旅行 アソベの森 いわき荘 食事編

2011年06月23日 21時39分11秒 | 旅行

アソベの森 いわき荘の夕食は何種類か選べますが、今回は古民家再生カウンターダイニングでの「からきじ」を選択しました。

 

食事会場は、「和土菜」になります。

 

 

 カウンター内はこんな感じです。

 

 

まずは前菜。桜鱒の南蛮漬け。

 

お造り。青森産マグロ、スズキ、尼鯛。スズキと尼鯛は湯引きしてあります。醤油は甘めのたまりでした。

これなら、岩塩だけでも十分にいけると思います。

 

 

笹鯛の塩焼き。塩加減が絶妙です。

 

 

根曲がり竹の焼き物。

 

 

 

倉石牛のたたき。結構脂が乗っているので、このくらいでちょうど良いです。

 

 

 

ご飯と味噌汁と漬物。

 

 

 

デザートはカシスのシャーベット。

 

 

 

以上で夕食は終了。味付けはわずかに濃い目、特に甘さとしょっぱさが若干強い感じですが、くどいほどではなく、非常に満足いくものでした。

調理も良いのでしょうが、やはり食材だと思います。東京でいくらお金を出してもこの食事は食べられないかもしれません。

 

 

この後、30分ほどの津軽三味線のライブがありました。今ではすっかり有名になった津軽三味線ですが、ここで聴いた演奏は最近流行のものに比べおとなしい感じがしました。本来はこうなのかもしれません。 

 

 

 

 

続いて、朝食です。

朝食は、レストラン アソベの森になります。

 

 

窓からはこのような景色が見えます。ここでの夕食も楽しそうです。

 

 

 

朝食は、まずはこのような重箱が運ばれます。

 

 

これ以外はバイキングとなっています。最近は、このような半バイキング形式が増えてきました。

このような形式だと、つい余計にたべてしまいます。

 

 

特に、ヨーグルトのりんごソースが美味しかったです。

 

 

 

アソベの森 いわき荘は、公共の宿としては料金は高めです。しかし、温泉、施設、食事、従業員の応対どれをとっても不満な点はなく、民間の宿を含めて考えてもかなり高いレベルであることは間違いありません。今まで泊まった宿でも、これ以上高い料金のにもかかわらず、いまひとつの宿は少なくありません。

 

また、宿のキャパに余裕があるのか、風呂も食事どころもゆったりしていて、ゆっくりできるのも良かったです。

 

ここまで来るのが大変ですが、ぜひ再訪したいと思います。

 

 

 

<2日目に続く>

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