to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2014年9月14日 長崎・五島旅行 3日目(その4)

2014年09月30日 21時31分12秒 | 旅行

九州商船のフェリー「万葉号」で、ひと眠りすると、もう九州の西彼杵半島が見える場所まで来ていました。

 

 

 

前方には長崎の港が見えます。

 

 

長崎港が近づくと海の色は茶色になり、女神大橋をくぐり、定刻の16時5分に長崎港ターミナルに到着。

 

長崎に来たのは初めてです。陸路でも空路でもなく、海路で初めての長崎に上陸しました。

 

 

さて、帰りの飛行機は予約の都合で21時、少し時間があるので、ちょっとだけ長崎観光をすることにします。

長崎の観光スポットはたくさんありますが、五島で教会めぐりをしてきたので、教会の親分格、大浦天主堂に行くことにしました。

 

 

 

のんびりとした五島からくると、さすがに長崎は人も多く、活気があります。

 

 

 

 

まず、大波止電停から長崎電鉄で築町に向かいます。

 

築町電停は中華街のすぐそばです。

 

銅座の川を越え、長崎バスターミナルホテルに向かいます。

 

 

築町電停のそばに長崎空港行きバスの出る、長崎新地バスターミナルがあるため、長崎バスターミナルホテルのコインロッカーに荷物を預け、再び築町電停に戻り、長崎電鉄で大浦天主堂に向かいます。

 

築町電停は乗り継ぎ駅で、頻繁に電車がやってきます。三連休の中日ということで、観光客も多く、かなり混雑していました。 

 

 

 

大浦海岸通り電停から先は単線となるため、列車待ちをします。

 

 

 

 

 大浦天主堂下電停で下車。

 

 

 

みやげ物屋が並ぶ、石畳のグラバー通りを登って行きます。

 

 

 

大浦天主堂に行く前に、途中にあるグラスロード1571という店で買い物をします。

 

 

 

 

まずは色合わせガラスのエッチングの酒器。

きれいなので満足していますが、実は東京の会社製だったりします。

 

 

ステンドグラス風のストラップ。

 

 

 

 

 

                          <その5に続く>

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2014年9月14日 長崎・五島旅行 3日目(その3)

2014年09月29日 21時55分41秒 | 旅行

奈良尾港に行く前に、少し時間があるので、もう一つ教会に行ってみることにしました。

 

福見教会。南の海に面した駐車場は、小さな花畑がありました。

 

 

教会は石垣の上にあり、トロピカルな雰囲気です。

 

 

 

 

 

石段を登ると教会があります。

 

 

 

福見地区は住民の90%以上がキリスト教徒で、島内でも有数の信仰の厚い地域だそうです。

 

 

 

白亜のマリア像に、やや季節外れのひまわり一輪。

 

 

 

古びた外観に比べ、内部は、大型の冷房装置が設置されていたり、意外に近代的でした。

 

 

 

これで上五島の観光は本当にすべて終了、奈良尾港に向かいます。

 

 

奈良尾港ターミナルに到着。

 

 

レンタカー会社に電話をすると、すぐに行きますとのこと。奈良尾に事務所のある会社だったようです。

本当に数分で到着、昨日の受け渡しがうまくいかなかった件について、レンタカー会社には何の非もないにもかかわらず、「いろいろとすいませんでした」と言っていただいて、返ってこちらが恐縮してしまいます。

 

五島でお世話になった人たちは、みな親切でいい人ばかりでした。昨日のチャーター船の船長さんもとてもいい人でした。

 

容易に来ることができる場所ではありませんが、ぜひ、また来てみたい、そう強く思いました。

 

 

 

 

 

さて、奈良尾のターミナルですが、小さくはないのですが、売店はあるものの飲食店はありません。

時間的にここで昼食をとりたいところですが、残念ながら売店にも昼食の代わりになりそうなものはありませんでした。

ターミナルの近くに飲食店もなく、結局昼食をとることはできませんでした。

 

 

 

待つことしばし、フェリーが到着しました。

福江港を出発し、この奈良尾港を経由して長崎港に向かう、九州商船のフェリーです。

 

 

船は2012年に新造された「万葉号」です。

 

奈良尾港を出港。

 

 

 

また来る日まで。

 

 

 

赤い屋根の高井旅教会が見えます。

 

 

先ほど立ち寄った、福見教会も。

 

 

 

 

本当にいいところでした、五島列島。

 

 

さて、万葉号ですが、新造船だけあって内部はきれいで、特にトイレは広くて快適でした。

二等船室は椅子席ではなく、カーペット敷の座敷、要するに雑魚寝です。乗船時間は約二時間半ですが、横になれるのは楽、と思いきや、横になると新造船の割にはエンジン音と振動がダイレクトに体に伝わってきます。

揺れることはありませんでしたが、時々大きなうねりが感じられ、酔うことはありませんでしたがちょっと苦手かも。

奈良尾で昼食をとらなかったのは正解だったかもしれません。

 

 

 

 

                       <その4に続く>

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2014年9月14日 長崎・五島旅行 3日目(その2)

2014年09月28日 13時30分54秒 | 旅行

ホテルマルゲリータをチェックアウトし、頭ケ島天主堂に向かいます。

 

昨日来た道を南下し、上五島では青方と並ぶ大きな市街の有川から東に進み、赤い頭ケ島大橋を越え頭が島に入ります。

 

高台の道から、細い曲がりくねった道を一気に下ると小さな集落にたどり着きます。

 

頭ケ島はもともと無人島でしたが、江戸時代末期にキリシタンが迫害をのがれ住み着いたとのことです。

頭が島天主堂は日本では珍しい石造りで、国指定の重要文化財であるとともに、世界遺産候補の教会でもあります。

 

 

 

駐車場からきれいに整備された参道を進むと、姿を現します。

古代遺跡を思わせる姿です。

 

 

 

 

 

重厚な外観に比べて、白と水色の明るい内装で、木彫りの花の飾りが清楚な感じです。

祭壇向かって左側のヨゼフが、やさしく語り掛けてきてくれました。

 

教会の内部で無人販売されていた絵はがきセットです。上五島全教会のスタンプラリー大師がついています。全教会の写真がないのが残念ですが、資料としても役立つ、よい企画だと思います。

 

 

 

頭ケ島天主堂から海に向かっていくと、キリシタン墓地があります。

 

 

どのお墓にも花が添えられていましたが、お彼岸が近いから?キリスト教にお彼岸は関係ない?

 

 

そして、キリシタン墓地のそばには白浜遺跡があります。

 

 

縄文時代の人骨が発見されたところで、中央とか地方の概念がなかった縄文時代には住みやすい場所だったということでしょう。

 

 

島に守られた入江は、穏やかで美しいです。

 

 

 

 

頭ケ島から有川に戻り、「五島うどんの里」にやってきました。

 

 

 

ここの観光物産センターで買い物をします。

 

まずは五島うどん。細麺でしっかりした腰が特徴です。

乾麺と、あごだしスープ付半生麺の二種類を購入しました。

 

 

 

あおさのりとうどん用。あごだしスープ。

 

 

そして、五島名物かんころ餅。おみやげにするには結構重いです。

 

 

 

今日は、島の南端にある奈良尾港を13時35分に出港するフェリーで長崎に戻ることになっています。

 

有川でおみやげを買った後、奈良尾に向かい移動します。

 

 

 

途中、中の浦教会に立ち寄りました。

 

 

 

静かな入り江に建つ、二層の屋根が美しい教会です。

 

 

横には花畑があります。内部は、白壁に大きな赤い椿の装飾がきれいで、まるでメルヘンの世界のようです。が、ここも明治初期に激しい迫害が加えられた場所とのことです。

 

 

教会の入り口のステンドグラス越しに花畑と入り江を。外の風景が見えるようになっているのは珍しいのではないでしょうか。

 

 

 

 

とても穏やかな中の浦教会を後に、奈良尾港に向かいます。

 

 

                      <その3に続く> 

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2014年9月14日 長崎・五島旅行 3日目(その1)

2014年09月26日 23時22分42秒 | 旅行

旅行三日目。早くも最終日です。

 

まずは早起きして朝日を見に行きます。

 

二階の、客室と大浴場の間にあるオープンデッキで待機していると、他にも朝日を見に来る宿泊客が何人かいました。

 

 

 

時折風が音を立てて吹き抜け、上着がないと寒いくらいです。

 

 

 

 

 

もう少し季節が進まないと、海から昇る朝日は見ることができないようです。

 

 

 

朝風呂でさっぱりするうちにすっかり明るくなり、朝食に向かいます。

 

 

昨日逆光だった東シナ海側も、きれいです。

 

 

 

 

ホテルマルゲリータの朝食は、洋食と和食から選ぶことができます。今回は洋食にしました。そして、一番の特徴はサイドメニューの豊富さ。

 

 

 

このメニューのサイドメニューとドリンクは無料で、好きなだけ頼むことができます。

 

 

 

まずは正規の朝食メニューから。

 

 

 

スープ。夏野菜のミネストローネ。

やはりやさしい味で、朝にぴったりです。

 

 

 

パンは、食パンと、夕食と同じローズマリーのフォカッチャと全粒粉のパンです。

 

パンにつけるものはバター、はちみつ、自家製ジャムが用意されています。

ジャムはデラウェアのジャムで、身が適度に残っていて味付けもちょうどよく、売っていたら買って帰りたいくらいです。

 

 

スクランブルエッグ。

おいしいのですが、かなりバターが効いているようで、朝には少し重い感じです。

他の玉子料理も選べるとよいのですが。

付け合わせの野菜もピクルスもおいしいです。特に、ソーセージはハンバーグのような食感で、ハーブが効いた、今までに食べたことのない味でした。

 

 

 

 

ここからはサイドメニューです。

トマトジュース。

さらりとしていて、トマト臭さはなく、しかししっかりトマトの味のする、一味違うトマトジュースです。

 

 

 

パンケーキ。シロップがおいしいです。

 

 

 

フレンチトースト。

 

 

アップルパイ。

このホテル、フルーツ系が非常においしいです。

 

 

 

カフェオレボウルで出てくるカフェオレ。

 

 

 結構時間をかけて、ゆっくりと朝食を楽しみました。

 

 

レストランの外を悠然と歩く黒猫。

 

 

朝食の後、レストラン前のショップで買い物をします。

 

 

 

 

ビスコッティです。

オレンジ風味で、非常においしいです。通販してくれないでしょうか。

 

 

 

白い缶は塩フィナンシェ。缶がかわいいので購入しました。

中身もおいしいですが、かなりバターが入っており(しみている感じ)、結構重いです。

 

 

絵ハガキセット。

ホテルマルゲリータのマーク、マーガレット畑、上五島の教会全部のイラストが二枚、謎の像が一枚のセットです。

 

 

 

 

 

 

 

ホテルマルゲリータ、評判通り、評判以上の良い宿でした。

この宿、あわただしく過ごす宿ではありません。ゆっくり過ごしてこそ、その良さが味わえると思います。

 

次回来るときには、二泊くらいして、ゆっくり上五島を巡って見たいと思います。

 

最後に、改善を希望する点をひとつ。

あの不思議な部屋着、何とかならないでしょうか。

女性の肌着のような色と材質の部屋着は、ズボンは相撲取りのズボンのように大きく、ゴムも入っていないためずり落ちてくるし、トイレでも扱いにくいです。

上着はかぶるタイプですが、長さが膝くらいまであり、これもトイレで扱いに困ります。さらに、風呂上がりの濡れた体に着ると途中でくっついてしまい、無理におろそうとすると破けてしまいそうです。

これはぜひ改善してほしいと思います。

 

 

                          <その2に続く>

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2014年9月13日 長崎・五島旅行 2日目(その7)

2014年09月25日 20時42分16秒 | 旅行

さて、すっかり日も暮れました。

 

 

 

 

夕食をとりにレストランに向かいます。

今回のJTBツアーは基本は朝食のみ付ですが、ホテルマルゲリータではオプションの夕食付にしておきました。

 

レストランは部屋着、サンダルでの利用はできません。

 

 

 

 

このレストランのメインはイタリアン、基本はコース料理ですが、一品料理メニューも豊富なので、予約だけして一品料理を頼むのも楽しいかもしれません。ちなみに、和食のコースも選べるようです。

 

今回は、JTBを通しての予約ということで、ホームページに乗っているコースメニューとは異なるメニューでした。

 

 

 

イタリアンということで、飲み物はワインにしました。赤、白ともに2種類がグラスで注文することができます。

 

 

 

この日は、パンは4種類から選ぶことができました。ローズマリーのフォカッチャと全粒粉のパンです。

 

 

 

 

 

コース料理の前菜です。

中央が、ミナ貝のアラビアータ。

上が、美豚のロースハム。

右が、鮮魚のカルパッチョ。 この日はハガツオでした。

  昨日、やぐら寿しで食べたハガツオの刺身と同じ魚とは思えません。

下のガラスに入ったのが、地蛸のシチリア風サラダ。


左が、五島産岩牡蠣のフリット。ころもが硬く、ちょっと揚げすぎのような気がします。

 

 

 

 

続いて、パスタ。

青方産障泥烏賊(アオリイカ)とフェンネルのタリオーニ。

以下は細かく切られており、ほのかにいかの香りがします。

 

 

 

魚料理。

若松瀬戸の黒鮪のグリル。

若松瀬戸は、先ほどチャーター船で通ったところで、そこでクロマグロが獲れるとは思いませんでした。

これで肉料理にしてもよいくらいです。

時として、この手の料理の場合、生で食べたほうがおいしいのに、と思うことがありますが、全くそのようなことはありません。

 

 

 

 

 

ここまでの料理で感じたのは、ここのイタリアンは、都会で食べるようなニンニクと唐辛子が効いた、はっきりした味とは一味違うということです。これは、逆にごまかしがきかないということでもあります。

 

ハーブは効いていますが、それ以外の味付けは最低限で、素材の良さを生かしています。スローイタリアンとでもいうのでしょうか、とても体に優しい感じのする料理です。

 

 

次は、コース料理ではありません。一品料理を追加で注文しました。

量が足りなかったわけではありません。どうしても食べてみたかったのです。

アクアパッツァ。この日の魚は鰆でした。さかなへんに春の鰆は秋にもおいしいとのことです。

 

これも魚介の出汁がよく出ているやさしい味で、非常においしい料理でした。

注文してよかったです。

 

 

 

口直し。

見ての通り、赤ワインとぶどうのグラニテです。

 

 

 

肉料理。

五島牛のタリアータ ルッコラのサラダを添えて。

五島牛はイタリアンでも違和感はありません。ここまで結構食べてきましたが、赤身系で重い感じはしません。

 

 

 

 

ドルチェ。

説明がなかったので推測ですが、チョコレートブラウニーとラズベリーのシャーベット、マチェドニアです。

特にマチェドニア、シロップの味付けが甘すぎず、非常においしかったです。

 

 

 

 

 

 ホテルマルゲリータの夕食、文句なしです。食材が豊富な五島だからこそできるイタリアンだと思います。

今まで宿泊した宿の中では間違いなくトップレベルです。

 

 

 

 ところで、レストランへの通路にあるこの置物、何なのでしょうか。集団でおいてあると結構かわいいのです。

 

 

 

 

ロビーから庭に出てみます。

風は少し肌寒いです。

 

 

 

雲はなく、きれいな星空を見ることができました。

 

 

 五島まで来て、本当によかったです。

 

 

 

                               <3日目に続く>

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