滑川からさらに足を伸ばし、魚津に向かいます。
魚津へ向かう途中、田植えが終わったばかりの田んぼと立山連峰。美しい光景だったので、車を停めて撮影しました。
海の駅 蜃気楼にやってきました。魚津のキャラクター、ミラたんです。
魚津に来た理由は一つだけ、蜃気楼を見ることができるかもしれないからです。
蜃気楼とは、温かい空気と冷たい空気が層をなすことにより、その境目で光が屈折し、像が歪んで見える現象です。
炎天下の道路で見られる逃げ水も蜃気楼の一種で、高温になったアスファルトで道路に近い空気が暖められることによって発生します。砂漠の絶対に近づけないオアシスも同じ原理です。
しかし、富山湾の蜃気楼はこれとは逆で、下が冷たい空気で上が暖かい空気になります。
すなわち、立山連峰の雪解け水が富山湾に流れ込み、上空の気温が高くなるゴールデンウィークあたりに発生確率が高くなります。
他にも条件があり、空気が層状にならなくてはならない、つまり風が弱いことが条件になります。
今日は天気は良いものの、風が強く、気温も比較的低いため、蜃気楼が出るには適していないようです。
ゴールデンウィークにここに来るのは3回目ですが、まだ蜃気楼を見たことはありません。
蜃気楼を見ることができなかった場合、このような証明書をいただけます。
さて、これで富山駅に戻ります。
富山駅の下には富山地方鉄道市内線が乗り入れています。富山駅が高架化されたのちに北側のポートラムと乗り入れを開始する予定です。そうなれば北側のアクセスも向上するのでしょう。
富山地鉄の富山駅。
17480形。見ての鶏、元東急の8090系です。
地鉄オリジナル車両、10020形。
あとはとやマルシェで軽く食事をとり、おみやげを購入します。
SECO MOCOはフルーツ寒天を砂糖で固めたもので、これはとてもおいしかったです。
定番の蒲鉾の昆布巻き。
フェルベールのお菓子。以前に福岡(現高岡市)の店に行ったことがありますが、遠いのでなかなか行きにくいところにあります。
富山駅に店ができたのは非常にありがたいです。
フェルベールのソフトクリーム。濃厚でおいしいです。
帰ったから食べる用のお弁当。ますのすしは以前に何個か食べ比べ、結果として違いが良くわからないという結論に達したので、普通のお弁当です。
富山湾蛍いか釜飯。
富山湾。
帰りはグリーン車で帰ってきました。平日ということもあり、それほど混雑はしていませんでした。
久々のゴールデンウィークの富山、能登でしたが、食べ物はおいしいし、見どころもたくさんあり、やはり良いところでした。
また、いつかこの時期に来てみたいと思います。
<終わり>