ツルヤ軽井沢店で買い物を堪能した後、碓井鉄道文化むらに行くことにします。
碓井バイパス入口の交差点に来ると、角にある焼肉屋が激しく燃え落ちていました。規制線があり警察車両もいたので調べてみると、前夜に火災があったようです。
人的被害はなかったようですが。
碓井バイパスを下り、群馬県に入り、碓井鉄道文化むらに到着。
まず、前回来た時にのれなかったトロッコ列車に乗ることにします。到着したのが1355頃で、丁度1410のトロッコ列車に間に合いました。
トロッコ列車は二両編成、先頭は窓のない客車、2両目は窓のある客車で、最後尾にディーゼル機関車の3両編成です。登りも下りも機関車が麓側に連結されているのは往時の横軽越えの補機と同じです。
先頭の客車にのって発車を待っていると、隣のEF63が何やら作動いています。
体験運転のトレーニングでしょうか。
パンタグラフが上がり、ブロワーが作動し始めました。
このブロワーの音を聞くと、往時の横川駅を思い出します。
ほどなく発車。客車の車輪からゴリゴリした感触が伝わってきます。
かつて、横軽を越える優等列車は空気ばねの空気を抜いており、その時の乗り心地を思い出します。
旧丸山変電所。ここで4分ほど停車します。いったん降りて撮影することも可能です。
トロッコ列車が使用するのは昔の下り線、上り線は遊歩道になっていますが、線路や施設は残されており、当時の複線の面影が十分残っています。
旧丸山変電所を過ぎる上下線が離れ、勾配が急になります。
残念ながら勾配標は残されていません。キロポストは残されていましたが。
終点、峠の湯駅。トロッコ列車はここで折り返します。
片道の利用も可能なので、ここまで来て帰りは遊歩道を歩くことも可能、温泉施設があり、ゆっくりすることも可能です。
帰りは丸山変電所には停車しません。
碓井鉄道文化むらに戻ってきました。
往復約40分、単なる観光施設ではなく、昔を知る者にとっては往時の面影を十分すぎるくらい感じることのできる、良い施設だと思います。
この後施設内を軽く見学。屋外なので、残念ながら保存状態は必ずしも良くありません。
前回乗車したミニSL あぷとくん。
ちなみに3両の客車はそれぞれ赤城、榛名、妙義となっています。群馬県なので。
見学を終え、外に出ると、EF63が動いていました。
遠くに見える山並みは昔と変わりません。
帰路は特に渋滞はなく、順調に帰宅できました。
<終わり>