宿をチェックアウトし、鎌原観音堂へ向かいます。
嬬恋郷土資料館の駐車場に車を停め、散策開始。ここはかなり蒸し暑いです。
思ったよりも観光地です。
まずh郷土資料館を見学。
鎌原村は1738年の浅間山噴火で発生した土石流で壊滅的な被害を受け、村民570人のうち生き残ったのは93人、この資料館は主に埋もれた鎌原村を発掘した資料等を展示しています。
そのほか、キャベツの歴史や、かつて日本を代表する選手を何人も輩出したスピードスケートに関する展示もあります。
続いて鎌原観音堂へ。資料館から階段を降りるとすぐです。
鎌原村を襲った土石流の被害を唯一受けなかったのが、高台にあったこの観音堂で、生存者のほぼ全てがここに避難しています。
こうしてみるとそれほど高くありませんが、当時50段あったといわれる石段は15段のみが地表に出ており、残り35段、約6.5m分が土石流に埋もれています。
思っていたよりも大きなお堂で、今でも地元の人により大切にされているのがわかります。
続いて同じ敷地内にる、あさまのいぶきという産直へ。建物は新しく、産直の看板もないので、知らないと気付かないかもしれません。
この産直の品揃えが最高でした。
まずはキャベツ。
キャベツには多くの品種があり、品種ごとの特徴の一覧表が掲示されています。
今回購入したのは419という品種、傷みやすいので市場には出回らない品種とのことです。
生でもゆでても透明な感じで、歯ごたえもシャキシャキというよりサクサクという感じです。味はあっさりした感じです。
とうもろこしも同様に何種類かあって、ドルチェという品種を購入しました。
白と黄色の実で、実はジューシーですごく甘いです。
キュウリは鎌原きゅうりという在来種で、柔らかい実の味わい深い胡瓜です。
トマトとモロッコインゲン。
こういうトマトはプランターではなかなかうまく育ちません。モロッコインゲンもあまりスーパーでは売っていません。
ブルーベリーとおかひじき。
ブルーベリーはもっと買っても良かった。
嬬恋のひとめぼれ。
群馬は小麦粉文化圏ですが、米の味はどうでしょうか。
ひとめぼれですが、結構粘りがあり、山形とは異なります。
同じ品種でも、産地によって特徴が変わるんですね。
ジャムと梅果汁。
かなりハイレベルの産直でした。ここに来るために嬬恋村まで来る価値があると思います。
そのあと、ツルヤ軽井沢店で買い物。
以前から地元以外の人が多い店舗でしたが、その割合は来るたびに増えているようで、今回は9割以上が地元の日で意外の感じでした。
このあと所用で前橋により、夕食用に登利平の弁当を買って帰りました。
<終わり>