to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2022年5月13日 神楽坂 HASABON

2022年05月15日 19時39分58秒 | お散歩

所用で都内に出たので、神楽坂でランチをしてきました。

 

今回ランチしたのは「HASABON]、東京メトロ東西線の神楽坂駅からすぐです。しかしながら、細い路地を入ったところにあり、看板等も出ていないので、ちょっとわかりにくい場所にあります。

 

神楽坂は年に何度か行くので、かねてから一度来てみたいと思っていて、以前に予約なして行ったときには満席で入れなかったので、今回は予約をしてきました。

 

 

外見は古民家ですが、店内は茶室風のシンプルな造りです。

一階に一枚板のカウンターがあり、ここに6席、二階に6人程度までは利用可能と思われるテーブルが1個だけの小さな店です。

 

 

 

 

 

今回はランチコースを予約してあります。ランチコースは3品+デザート+抹茶です。

 

飲物はワイン、日本酒がメインですが、メニューに銘柄が書いてあるわけではなく、カウンターのスタッフに相談して選ぶスタイルです。

日本酒のペアリングができる、とのことなので、それを頼むことにしました。

普段から日本酒を飲む身としては、プロがどのような銘柄を合わせてくるのか、非常に興味があります。

 

 

 

一品目。 カマスのあぶり。

 

皮目に麹醤油を塗ってあぶっているとのことです。皮の香ばしさと、わずかに火の通った身の具合が絶妙です。野菜も非常に美味しく、ソースもちょうどよい塩梅です。

 

 

 

 

これに合わせられた日本酒は、「みむろ杉 純米大吟醸」

みむろ杉は、奈良 酒の神でもある大神神社のある三輪にある今西酒造の銘柄です。

陣米大吟醸ですが、酸と甘みがはっきりしていて、それがうまくまとまっていて、飲むと一瞬フルーツジュースのような感じがあります。

香りがそれほどきつくないのも好感が持てます。

我々の好みはかなり辛口よりに偏っているので甘口に感じますが、世間一般の基準だと平均的ですかね。

 

 

 

これは単品でオーダーしたグラスワイン。グラスワインも何種類かあるようで、おまかせでお願いしました。

酸が効いていて、個性的なタイプに感じました。

 

 

 

二品目。新たまねぎのスープ。

 

新たまねぎのおいしいところだけを抽出したような感じです。

 

 

 

二品目に合わされたのは、「太平洋 純米酒」。和歌山県新宮の尾崎酒造の銘柄です。これは知りませんでした。

ぬる燗で提供されましたが、ぬる燗で提供されるのは結構珍しいのではないかと思います。

 

 

ぬる燗だと結構酸が強く出て、力強い感じです。

 

 

 

三品目。 大山鶏のレモンソース。

きれいな切り口が感動的です。火の入れ方も感動的です。

レモンソースは酸味は感じられるもののフルーツっぽさはなく、これもおいしいです。

 

 

 

三品目に合わせるのは「正雪 純米大吟醸 備前雄町」。 静岡県清水の神沢川酒造場の銘柄です。

これは今までの二銘柄に比べたら落ち着いたバランスの取れた感じですかね。

 

 

 

 

最後はデザート。キウイのレモンソース 山椒 ライチのシート。

緑色の粉末は抹茶のパウンドケーキを細かくしたもの。

 

これも酸味のバランスが非常によいですね。

 

 

 

ここでデザートに合わせる珍しい酒がある、とのことなので、追加することにしました。

 

 

稲とアガベという会社の稲とホップ。名前の通りホップが使用された日本酒です。なので、厳密にいうと分類上、清酒ではありません。

ホップ、というとほろ苦さを予想しますが、実際には少しとろみのあるライチカクテル、といった感じです。

日本酒というより、今までとは概念が異なる分類の酒、という感じですかね。

 

 

 

最後に抹茶が提供されてコース終了です。

 

日本酒は、自分で選ぶとどうしても好みの銘柄とか、価格が選択のファクターになるので、プロの選択は新鮮で参考になりました。

次は何が出てくるか、予測できない楽しさがあります。

 

 

HASABONのランチコース、ランチとして考えると値段は高いかもしれません。しかし、内容を考えると、決して割高ではないと思います。

何かの記念日にまた来てみたい、と思いました。

 

 

                                                  <おわり>

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2022年5月6日 東京散歩 その2(すみだ水族館)

2022年05月07日 20時11分49秒 | 旅行

さて、折角ここまで来たので、同じ敷地内にあるすみだ水族館にも行ってみることにします。

 

こちらは当日券も時間指定のようですが、この日は全く混雑していませんでした。チケット購入に10分程度かかりましたが。

 

すみだ水族館はすべて屋内展示で、屋外はありません。なので、アシカショーやイルカショー的なものはありません。展示も2フロアのみ、比較的小規模な水族館です。

 

目玉となるような生物もいませんが、その分、展示は工夫されています。

 

巨大なアクアリウム。プロが本気でやるとこうなる、というところを見せています。

 

 

クラゲ。

山形の加茂水族館から人気が拡大してきたクラゲ展示ですが、最近では展示する水族館が増えてきました。飼育方法が確立されてきたのではないかと思われます。

 

トロピカルな展示。

 

チンアナゴ。

 

フグ。

 

 

この水族館の最大の売りは、ペンギンです。これだけの規模のペンギンの屋内展示は珍しいのではないでしょうか。

 

 

ペンギンが泳ぐ姿を上からも下からも見ることができます。屋内展示なので太陽光の反射がなく、かえって見やすいのかも。

 

 

 

ここのペンギンはすべて名前がついていて、それぞれのキャラが設定されています。羽のリングの色で識別できるようになっています。

こんな相関図があり、これがなかなか面白いです。

 

 

この子は白と黄色なので、バジル君でしょうか。相関図の中央にいる、ここのメインキャラのようです。

 

 

 

この水族館、金魚の展示が充実しています。

 

鉄魚。鉄魚には思い入れがあります。

 

 

 

 

すみだ水族館、結構面白かったです。小規模でまったりしているところが気に入りました。イルカショーやアシカショー的なものを期待している人には向かないと思います。

 

 

 

このあと、回転寿司 トリトン 東京ソラマチ店で早めの夕食をとります。

 

回転寿司トリトンは、北海道で根室花まると並ぶ有名店で、何時間待ちは当たり前だと思うのですが、この日は16時半ごろ、待ち時間なしで入れました。

 

回転寿司としては安くはないですが、味はさすがです。

 

食べ終わって店を出るときには、すでに1時間待ちになっていました。

 

 

このあと、少し買い物をして帰りました。

 

東京スカイツリー、面白かったです。家から時間がかからずに行けるので、また遊びに行きたいと思います。

 

 

                                               <終わり>

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2022年5月6日 東京散歩 その1(東京スカイツリー)

2022年05月06日 23時57分09秒 | お散歩

東京スカイツリーに行ってきました。

 

早いもので、この5月で10年になるそうです。東京スカイツリーに行くのは10年目にして初めてです。できたばかりの頃、何度かソラマチには来たことがありますが、当時は東京スカイツリーに上るには数時間待ちが当たり前だったので、結局登ることはなく、いつの間にか10年たっていました。

 

 

連休谷間の平日ですが、思ったよりもかなり空いています。

チケット購入もエレベーターも全く待ち時間なしでした。

 

今日は思いのほか視界が良くなく、遠くの山などは見えません。

 

東京タワー。

最近、近くに高層ビルの建設が進んでいるようで、東京を代表する景観と言ってよい、増上寺と東京タワーの背後にビルが入りこむようになりましたが、あれってどうなんですかね。

 

浅草方面。羽田から飛行機で離陸したとき位の景色を眺めることができます。

 

鉄道、の面でもなかなか楽しい場所です。

 

東武浅草駅をを発車した100系スペーシア。2023年に新型が導入されるということで、今後が気がかりです。

以前に一度だけ乗車したことがありますが、豪華な内装、分厚くて座り心地の良いシートは特急普通車としては日本で最高と言ってよいでしょう。

 

1990頃の鉄道車両は、バブル末期であることと、各社が力を入れて看板列車を導入していた時期でもあるため、素晴らしい車両が多かったのですが、そういった車両もほとんどが引退し、残るのはこの東武100系とJR東日本の651系くらいでしょうか。

 

 

水上バスも頻繁に通ります。

 

 

北側では、曳舟駅で3方向に分岐する東武と、京成押上線交差するところを見ることができます。

ここで何種類の車両を見ることができるんでしょうかね。

八広駅と京成押上線荒川橋梁。

 

 

東武亀戸線は模型の世界です。

 

 

 

鉄道ばかり見ているわけではありません。

東京ディズニーリゾート方面。

 

 

 

展望デッキより100m高い展望回廊。ここまで来ると、それほど高さの差は感じません。

 

 

飛んでいるヘリコプターが目線の下です。機種はユーロコプターのAS350Bでしょうか。

 

飛行船も飛んでいました。

 

東京スカイツリー、やはり高さが一味違いますね。次はもっと視界の良い時に来てみたいと思います。

 

 

下界に降りて、しばし休憩。祇園辻利の抹茶オレフロートと抹茶レモンスカッシュ。

抹茶とレモンは意外に相性が良いです。このままカクテルにしてもよいのでは、と思いました。

 

この場所からは東武の電留線が見えます。

500系とリバイバル塗装の200系。

 

いつの間にか200系が動き出していました。この車両も廃車が始まっており、近い将来に見ることができなくなると思われます。

 

 

 

 

                                      <その2に続く>

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