to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
尚、当ブログにある文章、画像の無断転載はご遠慮いただいております。

2023年8月17日 福島旅行 三日目 その1(中ノ沢温泉 御宿万葉亭 朝食)

2023年08月31日 23時28分43秒 | 旅行

翌朝、旅行最終日。

今日は今までで一番良い天気になりました。

緑と陽光のコントラストがきれいです。そして、今日も尋常でない暑さになりそうです。

 

 

御宿万葉亭の朝食です。

 

 

会津のこづゆ。

 

 

朝食もしっかり郷土色が出ていて、これぞ和風旅館という内容でした。

 

 

御宿万葉亭、温泉は最高、食事はおいしく、建物、部屋、大浴場どれも非常にきれいに保たれています。スタッフもベテランが多くそつがなく、何一つ不満はありませんでした。

唯一要望があるとすれば、チェックアウトを11時にしてほしい、位です。

 

この宿は最近はやりのオールインクルーシブではありません。ラウンジやフリースペースもありません。しかし、温泉旅館の基本、良い温泉に入り、おいしい食事を食べゆっくりするという、温泉旅館の基本を改めて思い起こさせてくれる、そんな宿でした。

 

オールインクルーシブは確かにお得に感じますが、それに踊らされていませんか…

 

 

 

 

 

 

 

チェックアウト時に、フロント前で売っていた紫黒餅を購入しました。

宝来堂という地元の和菓子屋さんの商品で、紫黒米という古代米の餅の中にずんだあんが入っています。逆おはぎのような感じです。

なかなかおいしいお菓子でした。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年8月16日 福島旅行 二日目 その5(中ノ沢温泉 御宿万葉亭 夕食)

2023年08月29日 22時07分26秒 | 旅行

御宿万葉亭の夕食です。時間に食事処に向かいます。

 

 

前菜 会津茶豆猪苗代産プチぷよ 芽葱 出汁ジュレ

食前酒はリンゴ酒です。

 

出汁ジュレを食べた時点で、この宿の食事のレベルの高さを感じます。

 

 

 

日本酒は会津の地酒3種利き酒セットです。

稲川、大和川、国権

 

 

前菜

おくらと冬瓜の昆布和え

鰊山椒漬

茗荷寿司

蓮芋黄身酢掛け

穴子煮凝り

万願寺唐辛子焼き浸し

いちじくの赤ワイン煮

苦瓜白和え

 

 

御造

阿武隈川メープルサーモンと青森直送二種 ひとつはノドグロです。

この器に添えられているのは煎り酒です。

 

 

台物

福島牛しゃぶ

サーロイン ランプ 巻き織野菜

酢醤油たれ 薬味

 

 

焼物

夏鮎塩焼き 蓼酢 はじかみ

 

実は蓼酢が大好きなのですが、鮎の塩焼きが出ても蓼酢が出てくることはめったにありません。

なので、久しぶりの蓼酢に感動しました。

 

 

日本酒の追加。花春のやわから辛口純米酒。

 

 

 

口変り 御宿万葉亭名物 濃厚焼き胡麻豆腐

煮物 会津丸茄子と冬瓜すり流し 伊達鶏 焼き玉蜀黍 絹さや

 

 

 

揚げ物 

夏の素揚げ野菜

シンプルですがおいしいです。

 

 

凌ぎ

会津産蕎麦粉の手打ち蕎麦

これもおいしい蕎麦です。出汁の味付けが絶妙です。

 

御飯 梅干し炊き込み

止椀 順才の赤出汁

香物 地場野菜の三五八漬け

 

 

 

甘味

マスカットルージュシャーベット

錦玉羹

季節の果物

 

 

料理も正統派和風旅館という感じで、季節感のある涼しげな料理でした。

味付けもよく、個人的には嫌いではありません。

 

この宿は宿泊は16歳以上のみであることと、建物の構造がしっかりしていると思われ、非常に静かな大人の宿です。

 

 

                     <三日目に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年8月16日 福島旅行 二日目 その4(中ノ沢温泉 御宿万葉亭)

2023年08月28日 22時17分12秒 | 旅行

土湯温泉から国道115号を通り、本日の宿泊地、中ノ沢温泉に向かいます。

 

途中にある道の駅 つちゆ。ここはあまり規模は大きくない道の駅ですが、なかなか景色よよい場所にあります。

雲は多いですが、天気は良く、暑さも復活しています。

 

 

 

長い土湯トンネルを抜け、5月に訪れた沼尻軽便鉄道の沼尻駅跡から少し進むと中ノ沢の温泉街が現れます。

ここは地域でいうと会津地方になります。

 

中ノ沢温泉は、7kmほど山の上にある沼尻元湯のお湯を引いてきています。沼尻元湯を使用する沼尻温泉がもともと不便な場所にあったため、比較的便利なここまでお湯を引いてきて開湯した温泉地です。かつて沼尻に硫黄鉱山があり、近くまで鉄道が通っていたころにはだいぶ賑わったのでしょうが、今では静かなこじんまりした温泉地です。

 

少し温泉街を散策します。

 

 

温泉街にある日乃出屋さん。

 

名物の天ぷらまんじゅう。表面がかりかりで、それほど重くなく、おいしいです。

 

店内に沼尻軽便鉄道の模型がありました。

 

 

温泉街の猫。

 

 

 

温泉街の入り口に、「高原列車は行く」の歌碑があります。看板の表と裏で使われている写真が異なります。

 

 

 

沼尻軽便鉄道は、各駅跡ごとに看板が立っており、廃線としては比較的履歴が残されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、本日の宿は、御宿万葉亭。中ノ沢の温泉街から100mほど離れた、原生林の中にあります。

 

なかなか立派な建物です。一昔前の高級純和風旅館といった感じです。

 

 

今回の部屋は、この宿唯一の二間続きで温泉付きの「すみれ」という部屋です。

 

二間続き、といってももともと別の部屋だったものを窓側の奥に扉をつけてつなげた間取りになっています。

なのでトイレ2か所、洗面に至っては4か所ある構造となっています。

一番大きい洗面はこんな感じ。シンプルで使いやすい洗面です。

 

 

一見無駄なようにも思えますが、それは2名利用だからであって、例えば、2家族で利用するような場合には非常に良い間取りと思われ、良く考えられていると思いました。

 

そして、部屋の冷蔵庫が時限ロック式です。久しぶりに見ました。冷蔵庫に入れた私物はロック前に取り出さないといけません。

 

窓の外には濃い緑が広がります。

敷地外は手つかずの原生林と思われます。

 

部屋には笹団子が用意されています。

 

この部屋に宿泊した人にのみ、フルーツと炭酸水が用意されます。

国産の貴重な、奥会津金山の天然炭酸水です。

 

 

もう一つの部屋は洋室です。なかなか寝心地の良いベッドです。

 

部屋の窓からは

 

部屋付きの温泉への入り口。

 

お湯は沼尻元湯、当然源泉かけ流し、なんとも贅沢です。

 

 

部屋の温泉も良いですが、この宿の大浴場が非常に素晴らしいです。

脱衣場は畳敷き、木を贅沢に使った浴場は天井が高く重厚で、床も木造です。

内湯、露天風呂ともに広く、洗い場も7か所と、宿のキャパに対しては充分な広さです。

最近、貸切とか部屋付きの風呂が増えてきていて、大浴場がなかったり、あっても3人くらいしか入れない小さな大浴場しかない宿も増えてきましたが、この宿の大浴場は本物です。

とにかく気持ちいい、今までに入った大浴場では一番かもしれません。この宿は立ち寄り湯はやっていないですが、この大浴場に入るためだけに宿泊する価値があると思います。

 

宿の予約状況では満室でしたが、実際にはすべての部屋が埋まっているようには思えず、おそらく多客期以外は部屋数を絞って営業しているものと思いますが、そのため大浴場はいつ行ってもほぼ独占状態でした。

 

このぐらいの混雑度であれば、温泉付きの部屋でなくても充分かもしれません。

 

しかし、部屋の温泉と大浴場では、泉質が異なります。

両方とも源泉は沼尻元湯ですが、部屋は酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉ですが、大浴場は酸性含硫黄硫酸塩化物泉になっています。

 

実際、大浴場は爽やかな酸味ですが、部屋の温泉は渋味、苦味のある酸味で、明らかに違います。同じ源泉でなぜこのように違うのかはわかりませんが、両方ともよい温泉であることは間違いありません。

 

 

                         <その5に続く>

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年8月16日 福島旅行 二日目 その3(土湯温泉)

2023年08月27日 18時37分15秒 | 旅行

続いて土湯温泉に向かいます。

アンナガーデンからは意外に近く、3kmほど、車で10分かからない距離でした。

 

 

土湯温泉に来るのは初めてです。温泉街のはずれの高台にある、湯愛舞台という施設に車を停めます。

 

 

 

ここからは温泉街が一望できます。いかにも温泉街といった街並みが眼下に広がります。

今まですごく暑かったのに、ここは雲がかかり、いつ雨が降ってもおかしくないような天気です。

 

 

土湯の温泉街にはあまり大きな駐車場はないということで、ここに車を停めて徒歩で温泉街に向かいます。

エレベーターで下に降り、5分ほど歩けば温泉街です。

 

 

 

土湯のこけしは三大こけしの一つと言われています。温泉街のいたるところで見ることができます。

 

温泉街の中心付近にある東鵡川第一堰堤。登録有形文化財とのことです。かなり涼しさを感じることができます。

 

温泉街の中心付近の荒川大橋。ここもこけしが飾られています。

 

川沿いに遊歩道も設けられています。

 

橋の手前にある公衆浴場「中之湯」。2018年に建て替えられた新しい施設です。

折角来たので、立ち寄りしていくことにします。

 

入浴料500円、+1500円で貸切もりようすることができます。シャンプー、石鹸はありません。

貴重品ロッカーも完備されています。

 

 

施設は新しく大きいですが、浴場はそれほど大きくありません。

内湯は浴槽が二つあり、一つは単純泉、熱湯が炭酸水素塩泉ということです。

土湯は宿、施設によって泉質が異なるようです。

 

単純泉の浴槽も結構熱めですが、炭酸水素塩泉の方は火傷レベルの熱さ、そのままではとても入ることはできません。 

しかし、湯もみ棒で湯もみをすると、センサーが作動して水が投入されるシステムになっています。

しばらく水を投入して、ようやく入れる温度になりました。

湯温は高いですが、湯上りはさっぱりする良いお湯です。

 

 

中之湯の向かいにある、土湯温泉まちおこしセンター「湯楽座」に立ち寄り、こけしを購入しました。

土湯のこけしは細い胴が特徴です。

 

 

帰りに、「向瀧別館 瀧の音」という宿のラウンジで休憩します。

ここもふくしまピーチホリデイの参加店舗です。

 

福島の桃を使った台湾風かき氷

 

THEふくしま(ピーチモンブラン)INつちゆ

 

 

土湯温泉、なかなか魅力的な温泉街でした。良い宿があれば、一度泊まってみたいと思います。

 

 

                               <その4に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年8月16日 福島旅行 二日目 その2(アンナガーデン)

2023年08月26日 20時51分28秒 | 旅行

昨日の高湯は涼しかったのですが、今日は10時半位の時点で、車の温度計で34℃あります。

 

宿をチェックアウトして、今日は一度福島市街地方向に向かいます。

途中、JAの産直、ここら吾妻店に立ち寄ります。

 

大きな産直で、広い駐車場には次々と車がやってきます。ここは地元の人が多いようです。

JAの産直なので、売っている野菜や果物はどれも安くておいしそうですが、もう一泊するため、ここでは桃を購入して発送するだけにしました。

 

 

 

 

続いて、アンナガーデンに向かいます。

アンナガーデンは、福島郊外にある複合施設です。

 

思ったよりも自然の湯単価な場所にあり、思ったよりもおしゃれな施設です。

かなり気温が高く、35℃は確実に超えていると思われます。

 

 

 

ヨーロッパの庭園風です。

 

 

施設のシンボルとなる教会。

 

吾妻小富士が見えます。

 

 

安達屋にも置いてあるドライフルーツの店がここにあるのですが、本日はお休みでした。

 

あまりにも暑いので、モンジューというジェラート店で休憩します。

 

桃のシャーベットと塩ミルク。

あっさりしていて非常に美味しいジェラートです。

 

 

                   <その3に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする