to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2020年11月15日 下総ドライブ その3(道の駅 発酵の里こうざき)

2020年11月23日 17時18分15秒 | お散歩

佐原からの帰り、道の駅 発酵の里こうざきに立ち寄ります。

 

というより、ここが今回の目的地で、香取神宮と佐原はここに来るついでに立ち寄った、というのが正しいかもしれません。佐原から、利根川沿いの国道356号を通り、15分くらいで到着します。

 

神崎も利根川の水運で栄えた町で、町の中心は利根川沿い、神崎神社の杜の下にあります。JR成田線の下総神崎駅はもっと内陸にあり、駅周辺には何もありません。

水運で栄えた神崎では醸造業が発展し、酒蔵が二軒あります。そこから発酵をテーマとした道の駅を開設するとは、なかなかのアイデアだと思います。

 

 

実は親の実家がこの周辺にあるため、神崎はなじみがあります。昔は親の実家に来た時、買い物は神崎に来ていましたが、その後、周辺にスーパーや大型ショッピングセンターに行くようになり、神崎には来なくなりました。

 

神崎はその後、一度だけ来ましたが、このような施設ができてまた来ることがあるとは思ってもいませんでした。

 

利根川沿いのこの辺は一面の田んぼで、利根川の向こうが稲敷市であることからも分かるように、関東でも有数の米どころです。その田んぼの中を貫く圏央道の神崎ICを降りてすぐのところに道の駅はあります。

 

 

 

 

 

今日はまだ昼食を食べていないので、まずはレストラン オリゼに行くことにします。

 

 

ここは基本セルフサービスで、発行色をテーマにしています。

 

味噌デミソースハンバーグ定食。

このデミソース、甘酸っぱくて、雑味がなく、非常においしいです。

 

これは名前忘れました。チキンのチーズ焼きです。

 

 

 

味はなかなかおいしいです。ただ、御飯の炊き方は結構雑だと思います。米どころなのに、ではなく、米どころで米がたくさんあるからこそ、あまりこだわりがないのだと思います。

 

あとは買い物をして帰るのみ。

 

 

 

仁勇は、親の実家に行くとよく置いてありました。当時はこの辺の地酒だということは知る由もありませんでした。

 

 

帰りも渋滞はなく、順調でした。

 

                                  <終わり>

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2020年11月15日 下総ドライブ その2(佐原)

2020年11月21日 17時56分00秒 | お散歩

香取神宮に参拝した後、佐原に向かいます。佐原も今回が初めてです。近くにあるのでいつでも来ることができる、というのと、旅行だとどうしても遠くに目が行くので、今まで来ることがありませんでした。

 

香取神宮からは車で15分程度、町の中心部に行くと、結構観光客が多いです。

 

 

 

 

町並み観光駐車場に車を停めます。結構大きい駐車場ですが、空きは数台しかありませんでした。

 

駐車場から街中に向かう途中の石像は、もちろん伊能忠敬、佐原は伊能忠敬抜きでは語れません。背後の建物は伊能忠敬記念館、ここに収蔵されている資料類は国宝に指定されており、今回は見学しませんでしたが、次に来た時にはぜひ見てみたいと思います。

 

 

ここから小野川沿いに出ると、一気に世界が変わります。

 

佐原は江戸時代に、利根川の水運で栄えた町で、その繁栄ぶりは江戸まさりといわれていたほどだったということです。

当時の小野川は利根川と直結しており、小野川を中心に佐原は発展しました。利根川の水運がなくなった後も当時の建物が多く残り、今では観光資源として再び町の発展に役立っています。

 

テレビ等でもよく見る光景ですが、実際に来てみると、その素晴らしさを実感できます。

 

 

この風景は、北はJR成田線の線路付近から、小野川沿いに、南に600mほど続きます。そして、古い建物も相当数残っています。

 

比較的新しい建物もありますが、それも風情があり、町並みに溶け込んで違和感がありません。

 

背後の鉄塔がなければ、昭和初期にも見えるかもしれません。ロケでよく使われるのもうなずけます。

 

しかし、よくこれだけ多くの伝統的建物が残ったと思います。伝統的建物が保存されている地域は日本各地にありますが、これだけの規模で残っているところはそうそうないと思います。

維持管理は大変だったものと思いますが、その分、観光地としての魅力は非常に高いと思います。今はこのような状況なので外国人はいませんが、成田に近いこともあり、外国人にも人気なのではないでしょうか。

 

 

伊能忠敬旧宅。無料で見ることができます。

小野川に面した一等地にあることからわかるように、伊能家は佐原でも有力な家で、忠敬は17歳で婿養子に入ってから50歳まで、ここに住んでいました。

日本全土を測量し、地図を作製したのは、50歳以降の話になります。

 

 

 

 

小野川沿いに北に向かって歩いてみることにします。

先ほど香取神宮から来た道が、小野川を渡る橋は忠敬橋で、この辺が町の中心です。

 

佃煮の正上。ここで買い物をしていくことにしました。

 

名物のいかだ焼、醤油。ごま油も佐原の油茂製油製です。

 

小野川沿いは風景もよく、魅力的な店も多いので、歩いていて楽しいです。

 

 

古民家を改装した魅力的なレストランもあり、次はぜひ食事をしてみたい、と思いました。

 

あとは古民家を利用した宿もあります。周辺には香取、鹿島神宮や潮来などの観光地もあり、一泊しても充分に楽しめると思います。

 

佐原はもっと寂れた町かと思っていましたが、かなりレベルの高い観光地でした。若い人も多く、まだまだ観光地としての発展が期待できるのではないかと思います。

 

 

                                  <その3に続く>

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2020年11月15日 下総ドライブ その1(香取神宮)

2020年11月18日 21時20分22秒 | お散歩

日帰りで、千葉北部に行ってきました。この辺りは過去に行ったことがないエリアになります。

 

まずは、香取神宮に向かいます。鹿島神宮は行ったことがありますが、香取神宮は今回が初めてです。

このエリアは行くのにかなり時間がかかる、と思っていたので今までなかなか足が向かなかったのですが、今は高速を使えば、渋滞がなければ1時間ちょっとで到着することを今回知りました。

 

佐原香取インターで高速を降り、まずは第一駐車場に向かいます。が、駐車場はかなり混雑していて、駐車待ちの車が何台もぐるぐる回っている状況でした。

なので、ここはあきらめ、第三駐車場に向かいます。第三駐車場はガラガラでした。

第一駐車場は店の立ち並ぶ表参道側にありますが、第三駐車場は反対側にあります。しかし、こちらの方が香取神宮には近いです。

 

 

立派な民家の中の急な登り坂を進むと、総門が見えてきます。

 

今日は11月15日、七五三でした。道理で混雑しているわけです。

 

丁度紅葉が見頃、雲一つない青空によく映えます。

 

 

総門から少し右に行くと楼門があり、楼門をくぐると拝殿があります。

 

 

境内は以外にコンパクトです。

 

奥に見えるのが本殿です。

 

 

明治以前には神宮を名乗ったのは、伊勢、香取、鹿島だけで、そのうち二つがなぜ、当時の日本の中心から遠く離れた東国の地にあるのか、非常に興味深いところです。

 

奈良の春日大社は藤原氏が鹿島、香取両神宮を勧請して造営したことからも、その時代にはすでに並々ならぬ力を持っていたということで、地方の豪族の氏神程度ではそこまでの力はもてないと思います。

 

ということから、鹿島香取の両神宮には、もともと中臣氏が関与していた、と考えるのが自然なのではないか、と思います。

香取神宮の祭神が経津主大神であることからも物部氏が関与していたことが推測され、であれば、同じ排仏派の中臣氏が関与していても不思議ではないと思います。

 

そして、藤原氏が権力を持つに至り、春日大社に勧請したのではないか、と考えるのですが、いかがでしょう。

 

 

 

 

 

 

                               <その2に続く>

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