翌朝。
天気は良いですが、春霞みたいな感じで遠くの視界があまりなく、富士山は見えません。
今日は気温が高く、風が強い予想、春一番になるかもしれないとのこと。
朝風呂に入ってから朝食に向かいます。
まずは、いきなりうれしいメニューが。
わかめのしゃぶしゃぶ。わかめの新芽が獲れるこの時期だけのメニューです。
わかめの新芽を湯通しすると鮮やかな緑色になり、非常においしいのです。
まずは濃厚な、野菜ジュースとヨーグルト。
野菜サラダ その場で取り分け、チーズを削ってかけてくれます。
これだけで結構お腹にたまりますが、さざねの朝食はこれからが本番です。
アジの干物。旅館の朝食では定番ですが、ここのアジの干物は大きく、肉厚で柔らかく、非常においしいです。
増し料金で高級な魚の干物を出すよりもよほど気が効いていると思います。
御飯は土鍋で炊きたてが出てきます。
大きなアサリの味噌汁、豆腐も味が濃くておいしいです。
コーヒーとデザート。
さざね、二回目の宿泊でしたが、改めて良い宿だと思いました。
部屋に露天風呂付き、部屋の冷蔵庫の飲み物無料、ラウンジの飲食物も無料であれば、決して高くないと思います。部屋は、二人であればモデレートで十分と思いました。予約が取れれば、さっと来ることができる手軽な距離も魅力です。
料金精算は部屋まで宿の人が来てくれるので、チェックアウトがスマートなのも気がきいていると思います。
宿をチェックアウトし、道の駅 鄙の里三芳と保田小学校をハシゴし、買い物をします。
この時期の房総は、なんといっても花が安く買えます。野菜も新鮮でおいしいものが安く手に入ります。
最近よく行く湯河原と比べると、温泉地としての成熟度、サービスレベル、泉質は湯河原が上だと思います。しかし、買い物、という面では房総が上です。神奈川にはほとんど道の駅とか直売所はありません。
旅先で買い物をするのを楽しみとする身としては、房総は非常に魅力的です。
今日は土曜日、春は房総は観光シーズン、ということで、道の駅 保田小学校は混雑していて、初めて第二駐車場に車を停めました。
第二駐車場から少し歩くと保田川沿いに出ることができ、ここでも頼朝桜が見頃でした。
<終わり>