東京国立博物館で開催されている、空也上人と六波羅蜜寺展に行ってきました。
この特別展は時間指定の事前予約制、2週間ほど前に見ると度の都でもほとんどの時間帯が空いていて、余裕と思っていたら、数日後に見たらほとんどの時間帯が埋まっていて、あわてて29日の15時30分を予約しました。
少し早めに出発し、まずは根津神社に向かいます。5月1日まで、つつじ祭りが開催されています。
根津神社に来るのは初めてです。 いつでも行ける、と思っていて結局行かない典型的な例です。
まずは神橋を渡り、楼門を抜けて社殿に参拝します。
かなり雨が降っています。
雨の神社、嫌いではありません。都心にあるとは思えない、濃い緑の中です。
続いてつつじ苑に向かいます。
つつじ苑は、この時期は300円の入苑寄進料が必要になります。
つつじ祭りは5月1日まで、ということで、だいぶ見頃は過ぎているようです。しかし、まだ十分楽しめました。
雨のつつじもよいですね。
あやめとつつじ。
遠くにビルが見えるのが、都心にある証拠です。
つつじはどちらかというと原色系が多いと思いますが、この渋いピンクのつつじがきれいでした。
珍しいきいろのつつじ。
千本鳥居もつつじの海に浮かんでいるようです。
周辺は結構住宅やビルが立て込んでいますが、境内は別世界です。
雨でも来てよかったです。
根津から三浦坂を登り、すっかりスリムになった谷中のヒマラヤ杉の横を通り、上野に向かいます。
この辺を歩くのも久しぶりです。
上野も藝大のあたりは日本ではないような雰囲気です。
少し早いので、藝大ミュージアムのカフェで一休みし、東京国立博物館に向かいます。
途中、旧博物館動物園駅、見学できるツアーが開催されていたようで、扉が開いていました。
この駅、今復活しても結構利用者はいると思うのですが。
国立博物館に来るのも久しぶりです。少なくともコロナになってからは来ていないので、三年以上は来ていないことになります。
空也上人と六波羅蜜寺展は展示室1か所の比較的小さな展示ですが、事前予約のせいか、それほど混雑しておらず、ゆっくり見ることができました。
本当に見たい人しか来ないからだと思いますが、もう今後ずっとこのシステムでいいのでは、と思います。
それにしても、展示品は空也上人像を含め重要文化財ばかり、何で国宝ではないのですかね。
夕方になると雨が激しくなり、歩くだけで足元がびしょ濡れになるくらいです。そのせいか、上野公園も人は少なめです。
せかっく上野まで来たので、焼肉を食べて帰りました。
都内もやはり楽しいですね。
<終わり>