to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
尚、当ブログにある文章、画像の無断転載はご遠慮いただいております。

2012年9月22日 宮城旅行 2日目(その1)

2012年09月30日 19時11分40秒 | 旅行

「やまふところの宿みやま」の朝食は、いたって普通のメニューです。個人的には朝食はあまり凝っているよりシンプルなほうが良いです。

 

 

米はササニシキだそうです。かつてコシヒカリと人気を二分していたササニシキですが、生育が難しいため最近では大分減ってしまっているようですが、やはり美味しいと思います。

 

 

 

宿を出て、再び鳴子温泉に向かいます。

列車の時間まで少し時間があるため、街中を散策します。

まずは、大沼こけし店へ。駅前通りの一本山側の静かな路地にあります。

 

 

 

ここは、宿においてあったこけしのストラップがかわいかったので、宿のご主人に教えてもらいました。

 

小ぶりなものを一個買ってみました。

 

いままでこけしには興味はありませんでしたが、色々見ると作家によって差があり、結構面白いかもしれません。

 

 

 

 

続いて、「餅処 深瀬」へ。名物の栗団子です。衣の付いた栗が、みたらし系の餡の中に浮かんでいます。結構大きく、朝食を食べたばかりというのもありますが、結構大きいので二人で一皿で充分です。

 

 

 

 

 

そろそろ列車の出発時間なので、駅に戻ります。

この駅は、鉄道模型のレイアウトにしてみたい役です。

 

 

 

 

列車が到着。これで新庄に向かいます。

 

 

 

紅葉で有名な鳴子峡をトンネルで抜け、中山平温泉駅に到着。朽ち果てたC58が保存されています。

 

 

 

中山平温泉駅を過ぎると、山形県に入ります。この辺は標高が高いためか、稲の生育は少し遅いようです。

 

 

 

 

 

 

 

                                   <その2に続く>

 

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2012年9月22日 宮城旅行 1日目(その4)

2012年09月28日 22時03分48秒 | 旅行

「山ふところの宿みやま」の食事は、空いている客室、つまり5室ある客室の3室が埋まると満室のため、空いている客室を利用しています。

 

 

 

この日のメニューを紹介します。

蕗の煮つけと香のもの。

 

 

 

岩魚の田楽。塩焼きにしたものを田楽にしています。

 

 

 

海鮮サラダ。

 

 

 

日本酒は、鳴子には酒蔵がないので、大崎市にある酒蔵で鳴子の米を使って醸造したものだそうです。製造元は、「伯楽星」で最近有名な新澤醸造店です。

「伯楽星」の、「食事にあう、飲み飽きない酒」というコンセプトを引き継いでいるのか、まさにその通りの日本酒です。

 

 

空也蒸。茶碗蒸しのように見えますが、中身は豆腐です。

 

 

 

鶏まんじゅう。中には鶏ひき肉の団子が入っています。

 

 

 

 

飛龍頭。要は揚げたがんもどきです。

 

 

 

海苔しか見えていませんが、大根餅。ねっとりした、なかなか不思議な食感です。

 

 

 

汁ものまんじゅう麩。

 

 

 

おむすび。

 

 

 

デザートはグレープフルーツゼリー。

 

 

 

味付けはやや濃い目ですが、甘ったるさはありません。

内陸の宿の場合、揚げ物+濃い味付け+にんにくでごまかそうとするところも多いのですが、ここはそのような手抜きはありません。

 

 

 

 

 

「山ふところの宿みやま」の感想ですが、特に食事が凝っているわけでも、高級食材があるわけではありません。肉も刺身もありません。また、露天風呂があるわけでもなく、部屋のアメニティも充実しているわけでもありません。家族経営なので、細かいところまで気が利くというわけでもありません。

 

しかし、なぜかとても居心地が良いのです。

それはなぜか、と考えると、宿のスタンスが自然体だから、ではないかと思います。宿の魅力は食事であったり、温泉であったりで、客もそれを期待していくのですが、ある意味期待するほうもされるほうもそれなりに気を使っていることになります。ここは、そのような気遣いをしなくて良いところが最大の特徴だと思います。

 

宿に過度の期待を持ってくる人には合わないかもしれません。

 

多くの温泉旅館を訪れている人たちにファンが多いというのもわかるような気がします。ぜひ、またぜひ来て見たいと思いました。3室しかないので予約を取るのは難しそうですが。

 

 

                                     <2日目に続く>

 

 

 

 

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2012年9月22日 宮城旅行 1日目(その3)

2012年09月27日 22時07分24秒 | 旅行

本日の宿は、「山ふところの宿みやま」さん。鳴子温泉駅からは車で10分くらい、川渡温泉の温泉街から少し離れた里山にある、小さな宿です。

 

 

 

 

宿の周囲はこんな風景です。それほど山深い場所にあるわけではありません。

 

 

 

この宿は普通の農家にしか見えず、看板がなければ宿だとは思わないでしょう。

左の萱葺き屋根は登録有形文化財とのこと。母屋で居住空間であり、宿泊施設ではありません。

右は本館で、玄関、帳場、湯治の部屋があります。

 

 

 

本館のさらに右にあるのが新館。本日は新館に宿泊します。

 

 

 

この新館、基本骨格は金山杉だそうで、ほっとする雰囲気があります。

 

 

 

客室はこんな感じです。いたってシンプル。築16年とのことですが、古さを感じないのは本格木造建築だからでしょうか。清掃も行き届いています。

 

新館の室数は5室ですが、3室埋まるとそれ以上客はとらないそうで、予約は取りにくい宿ですが、その分ゆっくりできます。

 

温泉は単純泉です。浴槽が黒い石のため色がよくわかりませんが、結構濃い茶色のようです。

単純泉の場合、場所によってはまったく温泉の効果が感じられないこともありますが、ここはかなりいいお湯です。

温度はやや低め、木の香りも心地よく、その分ゆっくり入ることができます。

 

 

新館の顔がこのラウンジ。湯治で長逗留するときに、このようなスペースがあるのは非常に良いと思います。

 

 

次は、食事を紹介します。

 

 

                                 <その4に続く>

 

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2012年9月22日 宮城旅行 1日目(その2)

2012年09月25日 22時44分58秒 | 旅行

仙台駅に戻り、東北本線の各駅停車で小牛田へ。

 

 

 

 

ここで陸羽東線に乗り換えます。

 

JR東日本の非電化ローカル線の顔、キハ110系です。シンプルで豪華さとかはありませんが、カラーリングも良く、なかなか良い車両だと思います。動力性能もなかなかのもので、加速も良く軽快に走ります。

 

 

 

今、この辺は実りの秋を迎えています。 一面の黄金色の中、列車は進んでいきます。

 

 

 

 

古川駅に到着。ここは仙北平野の中心都市で、この列車は20分停車します。

 

 

時刻表で日本地理を覚えた人にとって、実際の都市の規模を勘違いしている、という話を以前に書いたような気がしますが、東北本線で優等列車も停車した小牛田と、ローカル線の中間駅に過ぎない陸前古川はその典型で、古川のほうが大きい町だと知ったのは、新幹線の駅ができてからです。

 

仙台から小牛田廻りで一時間ちょっとかかりましたが、新幹線だと古川までわずか13分です。

 

 

 

 

古川を出て、また黄金色の中を西に進みます。

 

 

 

 

一時、伊達政宗の居城であった、岩出山に到着。すれ違いの車両は陸羽西線用でした。

 

 

 

 

 

岩出山を過ぎると、徐々に平野は狭くなり、標高が高くなります。

 

 

 

このあたりでは、時折刈り取った稲を天日干ししている光景も見られます。

 

 

 

 

さらに進み、山が迫ってくると、本日の目的地、鳴子温泉駅に到着。

 

 鳴子温泉は、何回か立ち寄ったことがあり、今年の夏にも来ましたが、宿泊するのは初めてです。

 

 

宿に迎えに来てもらうことになっていますが、少し時間があるので、街中を少し散歩します。

 

 

まずは、温泉神社。街中で一番高いところにあります。急な階段を登らないといけないため、あまり訪れる人はいないようですが、町のシンボルです。

 

 

 

その階段を下りたところにある共同浴場「滝の湯」。

 

 

ここのお湯はイオウ臭のある白濁の湯で、酸性のためかなり酸っぱいです。温度は高めですがさらっとした感じで、いいお湯です。

湯船は小さく、いつも混んでいますが、立ち寄る価値はあります。

 

 

 

滝の湯を出たところで、猫を発見。

 

 

 

鳴子温泉は、猫遭遇率も高いのです。

 

 

                            <その3に続く>

 

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2012年9月22日 宮城旅行 1日目(その1)

2012年09月24日 23時12分28秒 | 旅行

まだまだ暑い日々が続く中、北に行けば秋の気配を感じられるのではないか、ということで宮城方面に行ってきました。

 

 

今回の旅は鉄道で、ということで東京駅からスタートです。

 

行きの新幹線は、E4系「Maxやまびこ」。

 

 

 2012年9月29日のダイヤ改正で、E4系は東北新幹線での運用を終了します。ということで、この選択となりました。

 

 

E4系とE3系つばさとの併結もあと一週間で見納めです。

 

 

そして、E4系は上越新幹線に移籍しますが、そのあおりを受けて初代Max E1系が引退します。

 

 

 

二階建て新幹線Max、といえばいまだに小泉今日子のCMを思い出します。

 

 

E1系運転の最後の週末ですが、写真撮影している人はほとんどいませんでした。最終日にはまた大勢の人でにぎわうのでしょうか。

いずれにしても、また、志の高かった時代の車両が消えていきます。

 

 

 

東京を出発すると、雨が降り出しました。

 

こちらもお約束。このグラウンド状態では試合は無理だろう、と思いましたがやはり中止でした。

 

 

 

埼玉県あたりではかなり雨が強く降っていましたが、北に行くにつれ天気は回復し、仙台に到着したときにはすっかり回復していました。

 

 

 

・・・というか、かなり暑いです、仙台。

 

 

 仙台駅に降りるのは、今回が初めてです。失礼ながら思ったよりも都会で、駅の人の多さには驚きました。

今日の目的地に向かうまでに少し時間があるので、市内を少し観光してみます。

 

 

定禅寺通りに来ました。欅並木が涼しげです。

 

 

 

こんなステキなビルがありました。

 

 

 

 

このあと、三越の横で行われていた交通安全イベントに、むすび丸とおもてなし武将隊が出ていたので見ていると、丁度目の前にある和菓子店「玉澤総本店」に、”バターどら焼新発売”の文字があるのを発見。

バタードラ焼好きとしては見逃すことはできず、買ってみました。

 

 

小ぶりで実が詰まった感じですが、味は悪くないです。新しい仙台の名物になると良いですね。

 

 

 

さて、ここまで来たからにはどうしても牛タンが食べたい、ということで、超有名店「味 太助」に行きました。三越からは徒歩5分程度の、一本裏道にあります。

 

開店15分前くらいに行きましたが、すでに20人ほどの行列ができています。

 

 

 昼のメニューは定食A(3枚)とB(4枚)だけです。写真は定食Bの二人前です。形状が不ぞろいなためか、8枚以上あります。

なんといっても、この厚さが本場です。味付けはやや濃い目ですが、しつこさはなく、いくらでも食べられる感じです。

 

店を出ると、やはり開店前と同じくらいの人が待っていました。このあと、他の有名店の前も何度か通りましたが、どこも行列していました。仙台の牛タン恐るべし。

 

 

                               <その2へ続く>

 

 

 

 

 

 

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