最近の話だがよある不動産会社からダイレクトメールがあった。
さて、心当たりはないが、と思いつつ開封したら何と「所有不動産を当社に売っていただけませんか」とある。
今までいわゆるポスティング広告(宛名なしのポスト投げ込み)でこのようなDMは経験あるが宛名記名のDMで直接こんな内容のメールを受領するのは初めてである。
ご丁寧に宛名に使われた個人情報は「不動産登記の公開情報から取得した」とある。
かって筆者は不動産売却を一度も考えたこともなくそれらしき業者に接触した覚えもない。
それなのにいきなり記名DMでの「売却していただけませんか」は本当に突然の出来事であり衝撃でもあった。
個人情報保護法でどんな取り決めがあるのか詳細は知らないが、たしか利用するに当たって事前に本人同意が要るようなことになってなかったか?
不動産会社からすれば千に3つの反応さえあれば十分かもしれないがその裏で千人のうち997人の住人が不愉快な感情を抱くのは如何なものか。
企業は役所から入手できる情報についてもっと厳正な取り扱いに腐心すべきだと思う。