東京23区で分譲されるマンションの価格高騰が止まらない。
その昔「億ション」などと言う聞き慣れない言葉を耳にしたときは所詮庶民には無縁のものだと考えていたが最近東京23区内で売り出された分譲マンションの平均価格が1億円超と聞いて唖然としてしまった。
物件によっては全戸1億円以上というのもあるそうな。
昔聞いていた話では(手持ちのキャッシュにもよるが)一般に年収の3~4倍が購入限度額と言われていた。
これに照らして言えばもう並のサラリーマンには東京の分譲マンションなんてとても手の届かないところに行ってしまったねぇ。
話は変わるが先日損保ジャパンの不祥事記者会見で持ち株会社である損保ホールディング会長の5億円という高額年収が話題に上っていた。
大会社で1億円超の報酬を得ている役員は昨今急増していて驚かないが5億円というのはあまり聞いたことがない。
記者会見の席でも結構いじられていたが昨今の賃上げ事情とあまりにもギャップがあり過ぎる。
賃金格差、貧富格差について政治でももう少し取り組んだらどうだろう。
今のままでは健全な経済社会が崩壊していってしまうような気がする。
何も全て米国のマネをすればいいってもんじゃない。