ロシアからの一方的な平和条約交渉打ち切り通告に思う

先日ロシアとの平和条約交渉についてロシア側から打ち切り通告があったとのことだ。
我が国を非友好国と断じ一方的に通告してきたものだがロシアからすれば想定通りの行動であってさらにその責任は日本側にあるという含みを持たせたものだ。
もともとロシアは先の憲法改正で領土を割譲を禁じていたので北方4島を返還する意思は毛頭なかった。
日本側が期待した北方４島返還とセットの平和条約締結は幻想に終わった。
いや最初からそんな夢のような話はなかったのだ。
単に経済協力だけ付き合わされてきたのではないか。
自民党幹部は「日本側の持ち出しはない。民間の純然たる経済判断だ」と抗弁するのだがそれにつけても現地投資分は政府が没収するような手筈を示唆している。
これからは民間部門も本気で且つ前広にカントリーリスクを考えなければいけないねぇ・・・。