回転すし大手のかっぱ寿司社長が不正競争防止法違反の容疑で逮捕されたとのことだ。
被害者であるはま寿司から被害届けがあったのが1年ほど前ということだから随分慎重に時間をかけて内偵してきたんだねぇ。
それにしても同業他社からのスカウト人事は「もろ刃の剣」だ。
経営ノウハウを合法的に移転させるか、犯罪行為になるのか、はまさに紙一重だ。
今回のケースももし仮に容疑者が頭脳の中だけにあった過去の勤務経験を転籍会社の経営に生かしただけにとどまっていれば立件は難しいと思う。
しかしながら以前在籍していた会社のデータファイルを外部サーバーにアップロード、などと横文字が頻出してくるようになるともうアウトである。(笑)
これもまた仮定の、仮定の話だが今回の容疑者が古巣の同僚を呼び出し口頭で仕入れ価格を聞き出していた場合はどうなんだろう、とか思ってしまう。
不正競争防止法もなかなか微妙な法律ではある。
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