すっごく期待したのにがっかり・・・
というときは
自然、点も辛くなるってもんです。
「なくもんか」41点。★☆
脚本・宮藤官九郎×主演・阿部サダヲによる
下町人情あふれる爆笑コメディ映画
――のはずなんだけど
2時間半近くで
“2クスり”(笑いの単位ね)しかできずに
ガックリ。
試写室を出るときのみなさんの無言の空気
怖かったなぁ(笑)
ともあれ
映画の舞台は東京・下町の商店街。
8歳で親に捨てられ
総菜屋の夫婦に息子同様に育てられた裕太(阿部サダヲ)は
店主亡き跡、秘伝ソースのハムカツを看板商品に
店をもり立てている働き者。
また彼は頼まれれば何でも断れない
究極のお人好しで
商店街になくてはならない存在になっている。
そんな彼のもとに
家を出ていた総菜屋の実の娘(竹内結子)が
突然現れて一騒動。
さらに
漫才で大ブレーク中の祐介(瑛太)が
裕太の実の弟だとわかり・・・という話。
笑えないだけならセンスの問題とあきらめるけど
ストーリーの狙いがよくわからないのが
つらいところ。
しかも
生き別れの兄弟だの商店街だの人情だの
なんとなく“いい話”っぽい仕掛けばかりが印象に残り
なんとも癇にさわる。
後半の沖縄ロケも必然性が感じられず
内輪の旅行ですか?って感じ。
(あれ、日航アリビラだよなあ)
気が強く、蹴りもかます
出戻り娘役の竹内結子が
唯一、生き生きと楽しそうだけど
あとは空振り。
劇中にしょっちゅう出てくる
「薄ら寒い!」ってセリフがそのまんま
当てはまってしまうよ、これじゃ。
でもね、この尻の穴がむずがゆくなるような
カスッとはずした笑いのリズムは
最近流れている
阿部サダヲの
ポテトチップスのCMにすごく似ている。
あれを普通に見られる人には
この映画、普通におもしろいのかも。
番長は、単に彼の笑いの
センスに合わないのかも。
クドカンの「少年メリケンサック」は
大爆笑だったんだけどなあ。
★11/14から全国で公開
というときは
自然、点も辛くなるってもんです。
「なくもんか」41点。★☆
脚本・宮藤官九郎×主演・阿部サダヲによる
下町人情あふれる爆笑コメディ映画
――のはずなんだけど
2時間半近くで
“2クスり”(笑いの単位ね)しかできずに
ガックリ。
試写室を出るときのみなさんの無言の空気
怖かったなぁ(笑)
ともあれ
映画の舞台は東京・下町の商店街。
8歳で親に捨てられ
総菜屋の夫婦に息子同様に育てられた裕太(阿部サダヲ)は
店主亡き跡、秘伝ソースのハムカツを看板商品に
店をもり立てている働き者。
また彼は頼まれれば何でも断れない
究極のお人好しで
商店街になくてはならない存在になっている。
そんな彼のもとに
家を出ていた総菜屋の実の娘(竹内結子)が
突然現れて一騒動。
さらに
漫才で大ブレーク中の祐介(瑛太)が
裕太の実の弟だとわかり・・・という話。
笑えないだけならセンスの問題とあきらめるけど
ストーリーの狙いがよくわからないのが
つらいところ。
しかも
生き別れの兄弟だの商店街だの人情だの
なんとなく“いい話”っぽい仕掛けばかりが印象に残り
なんとも癇にさわる。
後半の沖縄ロケも必然性が感じられず
内輪の旅行ですか?って感じ。
(あれ、日航アリビラだよなあ)
気が強く、蹴りもかます
出戻り娘役の竹内結子が
唯一、生き生きと楽しそうだけど
あとは空振り。
劇中にしょっちゅう出てくる
「薄ら寒い!」ってセリフがそのまんま
当てはまってしまうよ、これじゃ。
でもね、この尻の穴がむずがゆくなるような
カスッとはずした笑いのリズムは
最近流れている
阿部サダヲの
ポテトチップスのCMにすごく似ている。
あれを普通に見られる人には
この映画、普通におもしろいのかも。
番長は、単に彼の笑いの
センスに合わないのかも。
クドカンの「少年メリケンサック」は
大爆笑だったんだけどなあ。
★11/14から全国で公開