とことんイジられる
コリン・ファースが可笑しいっす。

「モネ・ゲーム」67点★★★☆



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ロンドンの美術鑑定士ハリー(コリン・ファース)は
雇い主の大富豪シャバンダー(アラン・リックマン)に散々いじめられ、
復讐を決意する。


その計画とは
旧友の少佐(トム・コーネイ)に描かせたモネの贋作を
シャバンダーに売りつけるというもの。

ハリーは
テキサス娘のPJ(キャメロン・ディアス)を仲間に入れ

計画を実行しようとするが――?!

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コーエン兄弟が脚本、
「終着駅 トルストイ最後の旅」の
マイケル・ホフマンが監督したコメディです。

1966年の「泥棒貴族」(主演マイケル・ケイン×シャーリー・マクレーン)の
リメイクだそうで、
元ネタは未見なのですが、あらすじを見ると
ほうほう、盗むモノは違えども、
登場人物の役割と雰囲気は、そのままなぞってるような感じですね。


どこか懐かしい雰囲気のコメディで
「ピンク・パンサー」のような
「ミスター・ビーン」のようなベタさあり。

その世界で
とことんイジ(め)られるコリン・ファースが
想像よりもハマってておかしい。

会話に加わろうとイスを寄せようとしても
どうしてもイスが動かなかったり


ズボンがビリリと破けたり(笑)

部屋から閉め出されちゃったり



はたまた
教科書に出てくるような日本人が登場して
笑われたり(失笑)

いずれも古い手なんだけど
まあコリン・ファースが生き生きと楽しそうだし


相棒役のキャメロン・ディアスも
求められる役割をしっかりこなすはじけっぷり。

どぎつい下ネタがないのも安心で、
イギリスのテレビコメディを見ているような
ほがらか~な気分になりました。

オチはけっこう決まってたし。


ん?シリーズ化されたり‥しないよね(笑)

★5/17(金)から全国で公開。
「モネ・ゲーム」公式サイト