「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ」(05年)から
実に10年ぶりのアードマンスタジオの劇場映画!
「ひつじのショーン」74点★★★★
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イギリスの田舎の牧場。
ひつじのショーンは、ほかの羊たちのリーダー格として
楽しく暮らしていた――が。
最近は毎日がマンネリ。
ある日、ショーンは牧場主の目を盗んで
休暇を過ごそうと思い立つ。
が、それが思わぬ事態に発展していき――?!
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いやあ10年ぶりとは驚いた。
テレビシリーズを見ていなかったので
すごく久しぶりのアードマンのクレイアニメーション。
ニック・パーク氏はエグゼクティブ・プロデューサーで
本作の監督はテレビシリーズの「ひつじのショーン」にも関わった
リチャード・スターザックと、マーク・バートン。
で、どうだったかというと
いやあかわいい!そして笑える!
観る前は
ウォレスとグルミットが出てこないのは寂しいかなと思ったけど、
いやいや、ひつじのショーンも十分主役!
てか
テレビシリーズですっかり主役だったんですねえ!知らなかった。
都会に行って大騒ぎになったり
ピンチをひらめきで切り抜けたり。
全編に動物愛とハンドメイドの温もりが
たっぷり詰まっていて
起承転結、スリルもたっぷりあって、
話も書き込まれている。
iPhoneとか出てくるから現代とわかるけど
基本は昔っぽいというか
テイストは変わらないなー。
牧場主を眠らせる羊ならではの必殺技とか(笑)
ベタなんだけど、笑っちゃうんですよ。
劇場を出るときには
ニヤニヤ、ニコニコ間違いなしです。
★7/4(土)から全国で公開。
「ひつじのショーン」公式サイト