まさかこういう話だとは・・・!(笑)
「グレートウォール」64点★★★
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むかしむかし。宋の時代の中国。
備兵ウィリアム(マット・デイモン)は
幻の「火薬」を追い求めて
仲間たちとシルクロードを旅していた。
ある夜、彼らは砂漠で
何者かの襲撃を受ける。
何とか生き残った彼と仲間は
二人で砂漠をさまよい、
巨大な城壁にたどり着く。
それは名高い「万里の長城」だった。
城に囚われた彼らは
その城壁が何のために作られたかを知ることになる――!
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チャン・イーモウ監督による
万里の長城を舞台にした壮大な歴史戦闘記。・・・はそうなんだけど、
いやあ、まさかこういう話だとは・・・!
万里の長城は何のために築かれたのか?
何から守るために?
――その敵はなんなのか
事前情報の解禁に慎重なのも納得。
楽しみにしている方は、見てから読んでくださいね~
で
万里の長城は何のために築かれたのか?のアンサーとして
「パシフィック・リム」や「300<スリーハンドレッド>」など
数々のヒットを生んできた製作者トーマス・タル氏がブレーンたちと考えたのが
「敵がモンスターだった!」って話なんですね。
てっきり
マジな歴史ものかと勝手に思い込んでいたので
かなり衝撃だった(笑)
あの広大な壁はこのために築かれたのか・・・と
驚きながら観ていると
壁を境にした
人間VSモンスターの構図も
ワイヤーで釣られながら、敵に立ち向かう戦士たちのビジュアルも
「え?進撃の巨人?」な感じで(笑)
モンスターと砂漠で対峙する様子とかは
やったことないけどモンハンっぽい?とか。
ゾンビが壁を駆け上る感じは「ワールド・ウォーZ」じゃね?とか
いろんな要素が入っているなあと思います。
別に発想の奇抜さは
おもしろいし、どんどんやれ~!な感じなんですが
あまりにも、ちょっと「どこかで見た?」よな既視感が多すぎたかな。
IMAX版で観せていただきましたが
万里の長城の上をサーッと滑ってゆくようなカメラワークは
予想通りの気持ちよさでしたし
スケール感とマット・デイモン、そして
いぶし銀な魅力の軍師、アンディ・ラウがカッコイイ!ので
許します(笑)
★4/14(土)から全国で公開。
「グレートウォール」公式サイト