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炭焼き母ちゃんの奮闘記
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読書の秋(その2)

2020-11-06 11:00:35 | 本と雑誌

読書週間中に1冊、読めた
読むスピードが人並外れて遅い私にとっては、まさに快挙


『ケーキの切れない非行少年たち』。テレビドラマ『さくらの親子丼』で紹介されていた。
長女は仕事柄、夏に図書館に予約を入れていたのが、先日ようやく順番が回ってきた。
便乗して、娘が仕事に出ている昼間と寝ている間をぬって…おかげで必死だったから、早く読めたような気がする

非行少年を生み出さないために、『「困っている子ども」の早期発見と支援を…効率的にできるのは、学校…新たな視点をもった学校教育…』とある。
それでなくとも先生たちはお忙しいでしょうが、教育関係者の方には、是非とも一読をおススメしたい。

そして、『一人の受刑者を納税者に変えれば、およそ400万円の経済効果になる』そうな
この発想は、スゴイ
私自身は教育に携わってはいないけれど、もっと早くこのことを知っていれば、手を差し伸べられたかもしれない…と思い当たる一件がある。
まだ我が子が小学校の低学年だったころに、たまたま知り合った子供を思い出した。
登校拒否にもならず仕事にも就いたらしいが、精神的に疲れて休職しているそうだ。
受刑者とまではいかなくとも、引きこもっている人たちの中にも少なからず存在しているのではないか?と思われる。
休職しているだけでも、経済の損失。
そのまま貧困から生活支援を受けても、窃盗などに走ったらそれこそ400万に繋がってしまう

速攻で読んだけど、いろいろ考えさせられた1冊だ。