約15年前、地域の柔道教室の指導者を先代から主人が、そして数年前、息子が引き継いだ。
先々代は、地元では柔道だけでなく、達筆でもよく知られた人だった。
達筆なだけに、道着に縫い付けるゼッケンは、布用のペイントで直接、布にサラサラッと筆書きされていた。
先代も字は上手で、賞状の名前書きは、見事なものだった。
ただ、ゼッケンに書くとなると大きさが難しいようで、PCで下書きを作り、上に布を置いて書かれていた。
主人が指導者になって、必然的にゼッケン作成と賞状書きは、私の役目となった
小学校2年生から4年間、習字を習っていたので、筆づかいはまぁ、そんなに悪くはないと思うけど…
先代や先々代の字とは比べものにならないことは百も承知のうえで、今まで書いてきた。
PC、エクセルで入力して、プリントアウトしたもの。
ゼッケンは、試合中に見えるように、字の大きさなどある程度の規定がある。
そして、先々代から受け継いできた字にできるだけ似せるために、先代がエクセルでデータ化してくれていた。
氏名だけ書き換えて、プリントアウトした紙の上に布を置いて、筆書きしていた。
この春、ゼッケンは業者に頼むことになった。
ようやくお役御免 解放された
先日、途中入部の子のを「1枚だけ書いて」と言われ、焦った
PCの字体、ヤバいかも
やっぱり… ゴシック体だった
ギリ、セーフ
古いPCで出して、最後の1枚心込めて書いた。
どうか、これで最後となりますように…
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