25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

可能性

2019年01月05日 | 社会・経済・政治
 理科の知識がほとんどないので、スマホで検索ばっかりしている。公定水分率。ポリアクリル酸ナトリウム系。混和剤、凝集剤などなどを調べていると、砂漠緑化の現状や使われている技術ももっと詳細にわかってくる。現在、高吸水性ポリマー(紙オムツの材料)と綿くずのいくつかの面からの比較を行っている。
 環境を壊すことはないか。吸水率はどうか。蒸発率はどうか、塩水にたいしてどうか。
 現在ところ綿くずと混和剤とセメントで、植物にたいしては生きる環境はできていると思える。保水層を作り、その上に人工土を重ねている。もしかしたら、砂漠地帯では人工土は不必要なのかもしれない。砂漠に強い植物も相当研究されている。雑草ももちろん研究されている。
 植物の根は水分、栄養分を目指して伸ばしていくのだろう。緩慢な水分の蒸発は根を誘うはずだ。
 要は、ここでは植物が生えないという諦められた場所で、植物が育てばいいわけである。雑草でも十分だ。
 11月に植えたクレストは枯れないで生きている。フリージャの球根から芽が出てきた。幾つかの植物を植えてみたが、いまのところ死んではいない。雨のときは避難させる。なるべく太陽の日に当てる。湿度を砂漠並みにしたいが、そうなるとビニールハウスとかエアコンとかが必要になる。それなら実際に砂漠で実験をしてもらった方がよい。
 飛行機で種を撒いても砂漠化の歯止めにはならない。ボランティアの人たちが苗を持ってきて植樹活動をするにも砂漠の規模が大きすぎる。砂漠の砂の移動を食い止めることも必要である。それには計画された植樹が必要である。この技術はすでに確立しているが、それをするには人手がいる。

 あれこれと思い巡らせ、砂漠問題の論文にいくつも目を通す。オーストラリアも、中東も、アメリカ、中国も、アフリカも広大な砂漠をもつ。これを計画的に緑化する方法はありえるはずだ、と思う。とにかく実験の道筋をつけたい。

 テレビでは「平成の30年とはどんな時代だったか」という話題が多くなっている。4月30日までは続くのだろう。ぼくは無理な借金でがんじがらめになった30年だと思っている。政治家がそうしたし、国民も選挙で支持をした。高橋洋一が言うように日本は資産があるのだから、だいじょうぶだと言い切る。何度も言うが、資産があるのだったら、それを処分して予算に充てたらどうだと言いたい。政府が借金を減らすには、資産を売るか、増税をして借金返済にあてるか、インフレを起こして実質の借金の価値を下げるしかない。(当然個人貯金の価値も減る。年金も実質下がる)
 明日娘家族を見送って、正月は終わりとなる。長い年末年始であった。当然のごとく、息子も、娘も、この国の行方を心配はしていない。バブル期を知らないから、つつましく、自分の背丈に合った生活をしているだけだ。しかし、日本がある日大儲けでもしない限り、破綻する日をいつか経験するはずだ。 


 





国民的歌

2019年01月05日 | 音楽 ポップス
 久しぶりに国民的ヒットソングが出たと思った。ダ パンプ の「U.S.A」である。ぼくらにも何度も聞こえてきたし、ダンスもよく見た。3歳、6歳の子も喜んでダンスをしている。当然親たちも知っているわけで三世代が知っていて楽しめたらこれはもう大ヒット曲だろう。
 昨年の紅白歌合戦はとても工夫されていて、NHKの凄さを示した。E-テレビ番組の凄さがあって、それを紅白歌合戦につかう。
 彼らが70歳になって懐メロででてきたら、あのダンスはできるものだろうか、などと想像する。自分もやってみて大変な運動量ですぐにこれは足腰にくる、と思った。
 「勝手にシンドバッド」から40年かあ。衝撃的におもしろく、メロディーもよかった。このじさん、おばさんバンドはいけるところまでいくのだろう。新曲にこだわり続けている。やはりヒット曲が勝負だろう。それは桑田佳祐も言っていた。その自覚から遠ざかると、もういけない。懐メロ歌手になってしまう。
 また国民が皆知る歌をつくってほしい。頑張れ、応援しとるよ、サザンオールスターズと松任谷由実。