25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

NHKさまさまである

2019年01月22日 | テレビ
 曽根の民泊の家の鍵の取り替え、襖、障子の歪みによるつまりの修理をシルバーセンターに頼んだ。
それは朝のことだったので、昼からはビデオにとっておいた大阪なおみの試合と途中大相撲、その後録画で錦織の試合合計8時間以上が画面を見ていた。ポキッと折れそうな大坂なおみの精神はやや落ち着いているようだった。錦織はまさに死闘だった。5ゲームをフルに闘い、さらに10ポイントのファイナル。それも最後の最後で勝った。もう次の試合ができないのではないかと思わせるほどだった。次はジョコビッチである。大坂なおみは次の次がセリーヌ・ウィリアムズだろう。

 NHKさまさまである。よくぞ全豪オープンをやってくれた。しかも錦織、大坂のセットである。どちらの選手もこの先が読めない。それでそのことはさておき、相撲のことはこの先、まだ読める点がある。
 貴景勝は白鵬を破ることはあり得る。玉鷲のつっぱり、のど輪も今場所の白鵬ならいけるかもしれない。豪栄道も負け数が多いがあり得る。高安とてありえる。ただ白鵬は横の動きにも十分対応する。この身体能力に対抗するには、一気にどんなチャンスも封じてぶちかますしかないように思う。
 今日はテニスが休みで、卓球は終わったから、相撲に集中できる。世代交代が起こりつつあるが、が、白鵬だけは厚い、高い壁である。

 朝ドラは「失敗してやりなおせる姿」を描いている。いよいよ「インスタントラーメン」に取り組むのだろう。銀行のいやらしさを世間の人は知る。ああゆうもんだよ、と言いたい。そして、日本の金融制度は失敗した人を二度と認めないが、失敗が成功の元になっていることもまた事実であり、萬平がそれを示すのである。これも痛快である。失敗者がまた這い上がれるシステムを政府が考えるべき時期にきている。日本の停滞はこういう硬直した金融制度にもある。