「サピエンス異変」(ヴァイバー-クリガン=リード 飛島新社)を読み始めた。来年にあると地質学の会議で、「人新世」という地質年代が、命名されるらしい。有史時代(現在を含む)は新生代/第四紀/完新世/メーガーラヤン期に含まれるらしく、この名称が来年に変わるということは地球と人間の関係がこれまでと著しく変化してしまったということなのだろう。まだほんの少ししか読んでないため、どう展開し、人類はどうなり、どうしていけばいいのかという彼の意見を知るのはまだ数日かかる。
人類の身体がこの「人新世」についていけるのか。世界のほとんどの道はアスファルトやコンクリートに覆われ、石油、石炭、鉱物が掘削されて穴があく。海にはプラスチックゴミが漂い、大気には核実験や原子炉事故の放射能も漂っている。地球を移動するのは飛行機、船、車となり、ぼくなどは一日に一万歩も歩かなくなっている。
惨めな死に方はしたくない、こどもに迷惑をかけたくない、美しくありたい、と脅迫されるように運動をする。
イオンに行けば、食べよ、飲めよの陳列で、ワインだけでも相当な種類、ビール、発泡酒、焼酎、日本酒、それぞれの種類もふんだんにある。そんな目でみると、これでもか、というほどにある。
今日は豆腐を食べて、漬物とサンマくらいにしておこうかと思ったが、魚売り場に行けば、「サヨリ」「アカイカの赤ちゃん」が並んでいた。サヨリの皮はとても旨い。皮を剥いで身は刺身にして、皮だけを串に巻いて焼くのである。これは東京の寿司屋さんで知った。アカイカも柔らかく旨いのである。だからつい買ってしまい、つい食べてしまう。
その食べた分のカロリーを消費しないから、太ってくる。酒も飲むから肝臓がなにやら重たい。
遺伝子レベルでこの飽食過剰な時代についていけないのではないか、と思えば、いやいや医学の進歩は目に見張るものがある。もう4年で多くの病気が克服される。人生100年と言われてきている。120歳克服も可能である、となってきた。だったらサピエンスはこれまで歴史上のどのサピエンスより平均的に長く生きてきたのではないか。地球環境との闘いに勝ち抜いてきたのではないか、と思う。だがしかし、と用心しなければならない要素もある。
若い人の腰痛って何か? 大企業で起こるうつ病って何か。ストレートネックは何か。
「サピエンス異変」はぼくらのような質問にどう答えるのか楽しみである。
さてぼくはいつまで生きるのか。環境からのストレスとのミスマッチがあるのか。煙草を止めたら3キロ増えた。油断だった。
人類の身体がこの「人新世」についていけるのか。世界のほとんどの道はアスファルトやコンクリートに覆われ、石油、石炭、鉱物が掘削されて穴があく。海にはプラスチックゴミが漂い、大気には核実験や原子炉事故の放射能も漂っている。地球を移動するのは飛行機、船、車となり、ぼくなどは一日に一万歩も歩かなくなっている。
惨めな死に方はしたくない、こどもに迷惑をかけたくない、美しくありたい、と脅迫されるように運動をする。
イオンに行けば、食べよ、飲めよの陳列で、ワインだけでも相当な種類、ビール、発泡酒、焼酎、日本酒、それぞれの種類もふんだんにある。そんな目でみると、これでもか、というほどにある。
今日は豆腐を食べて、漬物とサンマくらいにしておこうかと思ったが、魚売り場に行けば、「サヨリ」「アカイカの赤ちゃん」が並んでいた。サヨリの皮はとても旨い。皮を剥いで身は刺身にして、皮だけを串に巻いて焼くのである。これは東京の寿司屋さんで知った。アカイカも柔らかく旨いのである。だからつい買ってしまい、つい食べてしまう。
その食べた分のカロリーを消費しないから、太ってくる。酒も飲むから肝臓がなにやら重たい。
遺伝子レベルでこの飽食過剰な時代についていけないのではないか、と思えば、いやいや医学の進歩は目に見張るものがある。もう4年で多くの病気が克服される。人生100年と言われてきている。120歳克服も可能である、となってきた。だったらサピエンスはこれまで歴史上のどのサピエンスより平均的に長く生きてきたのではないか。地球環境との闘いに勝ち抜いてきたのではないか、と思う。だがしかし、と用心しなければならない要素もある。
若い人の腰痛って何か? 大企業で起こるうつ病って何か。ストレートネックは何か。
「サピエンス異変」はぼくらのような質問にどう答えるのか楽しみである。
さてぼくはいつまで生きるのか。環境からのストレスとのミスマッチがあるのか。煙草を止めたら3キロ増えた。油断だった。