先日何気なく地元のテレビニュースを観ていると
私の田舎に近い美咲町(旧旭町・久米南町)
辺りに伝わる奇祭ごうさまなる行事が放送されていた
旧久米南町二上山の両山寺で
神が憑依した人が走り回るものだ
斎戒沐浴した行者(護法実=ごほうざね)が神がかりとなって
本堂前の境内を縦横無尽に走り回る奇祭である
8月14日の深夜にかけて行われる
ニュースではごうさまとしか呼んでいなかったが
正式には護法祭→護法実と呼ぶ
調べてみる気になったのは
私の田舎のすぐ近くにごおさまと呼ばれている所が有るの
を覚えていたからだ
爺にごおさまについて尋ねてみた
当地ではごうさまは牛王様と書く由
所謂 祈祷所である由
私も好奇心にかられて子供の頃行ったことがある
今も立派な建物は残っているものの無住になって久しい
調べてみると
熊野真言密教に由来することが分ってきた
牛王宝印・牛玉宝印の事をごおうと読むらしい
沢山の鳥の絵が描かれているがこれは八咫烏
熊野牛王宝印
詳しくはこのサイトへ
ふとしたきっかけで遠い日の疑問が解消した
でももう少し踏み込んで調べてみたい