エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

みとりし(看取り士)

2019-09-18 21:14:49 | Weblog

不思議な縁があるもので
最近音楽サロンでよく顔を合わす人と
何気なく世間話をしていた時
娘の話になりました 以前岡山市の○○病院で
ケアマネージャーの仕事を次女がやっていた
事を話すと
「チョツト待って もしかしたら○○さんのお父さんでは?」
はいそうですけれどと少々ドギマギしながら答えると
実は先年亡くなった父の手帳に○○さんの名前を見つけ
たのですが もしや?と思っていたとのこと
その人も几帳面な人ですがお父上も同様で
病院で世話になった人の名を忘れぬようにかきとめていた
との事 世間とは広いようで狭いものだ
今日観た映画は「みとりし」岡山の高梁市でロケした作品だ
さほど興味があったわけではない 以前ヒットした
納棺師を描いた「おくりびと」の焼き直しの様なものかな
と思っていたのだが・・・
じぶんも2年前にホスピスで母を見送ったばかりで
当時を思い出し 切ない気分で 我が事として 映画に見入って涙した
我が家の場合は 次女がケアマネージャー 介護福祉士の
仕事をしているせいで 介護に関しては我が娘にかなり助けられたが
病の老親を一人残し遠く離れた地で心配しなければならない状況になった時
この様なみとりしの仕事をする方々にすがるしかないのだろう
ヤッパリ人は一人では生きて行けないのだね


コメント
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