アメリカンコミック「バットマン」に登場するバイオレンスヒーロー
ジョーカー は何度もバットマンの敵役として映画に登場してきた
今回はジョーカーが主役を張ることになった
ゴッサムシティに正義の味方は登場しない し
高性能の派手なバットマンカーも出てこない
何故彼は精神を病み残酷なピエロに変貌したのか
悪のカリスマに成ったのかが今までになくシリアスに描かれて行く
登場するブルース・ウェインはバットマンになる前の少年だ
見知らぬピエロに両親を殺され強烈なトラウマが
彼の心に残るだろう事は想像される
全体的に
大変良くできた バイオレンスストーリーだ
狂気では有るが狂?感がもてる
本作にも登場するロバートデニーロ彼の出世作「タクシードライバー」の
狂気を思い出させる
オイラの勝手な思い込みたが
ロバートデニーロ演じるテレビキャスターは本作では簡単にジョーカーに殺される
タクシードライバーはアカデミー4部門にノミネートされ
カンヌではパルム・ドールも受賞したがジョーカーは
それよりも上の出来だと思った
以前バットマンでジョーカーを演じたジャックニコルソンは
とても魅力的?な明るい?狂気を演じたが
本作のジョーカーは控えめで哀しげな狂気を醸している
ホアキン・フェニックスのそれがシリアスで良いね
ウエブマガジンでサイゾーなる週刊誌を読んでだ
グラビア写真やそのモデルさんは好みではないけど
毒のあるエッセーが読み応えがある(上から目線でごめーん)
読んでるうちにオイラが大昔(70年代)
スクラップした毒ある???週刊誌を思い出した
書棚に無いので押入れのスクラップの紙袋を漁って見つけた
意外にオイラ物持ちが良いのだ
週刊誌を数ページ破いて表紙をつけたやつだ
(週刊文春では無い)
週刊サンケイ臨時増刊 「未公開秘録」全文掲載
「陸軍中野学校破戒殺傷教程 」
随分とぶっそうな特集だが
70年代 赤軍派のテロが話題になっていた時期だ
時代にあわせての企画なのだろう
オイラも気になってスクラップしてるくらいだからね
同時にファイルしていた朝日ジャーナルは
1975年12月25日号でこれまた物騒なCIAの外国指導者暗殺計画
米上院調査特別委員会レポートの全訳だった
米ソ冷戦真っ只中 そんな時代だったんだねー
今は日韓冷戦中だがこんな計画が進行してるんじゃ無いだろうね
ちょっと不気味な気持ちになった