相撲から来た言葉に「痛み分け」がある
双方これ以上争うことが出来ないと判断された時
痛み分けといって引き分けとする判断をいう
昨今のコロナ禍でも
労使双方が譲り合いこの危機を乗り越えようとしている様が
これに当たるだろう
どちらに非があるわけでも無いのだ
どちらにも厳しい状況で後は共に手を携え乗り切る他は無いのだ
それで昨日の新聞報道
倉敷真備の浸水被害提訴の報
小田川の付け替え工事停滞に伴う洪水被害が
この工事停滞のせいだとして訴訟になった
これってどうなの
50年前から決まっていた付け替え工事が
地元住民の反対で停滞していた事実
行政としては強硬に工事を推進すべきだったと
災害後の現時点では思うが
行政の側は必要と判断した事を
躊躇なくすべき時はしなければならないのだが
(行政の長を選んだのも市民なのだ)
将来に備えての工事はなかなか地元の理解が得られないのもだ
それを今度は損害賠償を求めて訴訟とは???
被害に遭われた方には同情するが
これこそ痛み分けでは無いかな?