ぼた餅買いに

2020-04-29 03:26:28 | Weblog

 

 

今はれっきとした左党のはずだが

子供の頃

祖父が酒に弱く甘いものが好きだったせいで

小豆を使った甘いものをよく食べた

祖父は自ら育てた小豆を

収穫後善い豆を選(よっ)て

砂糖が高額?(単に貧乏)だったので

代用に安価な人工甘味料(アマミゲン)使って

小豆を煮て餡を作っていた

すりこぎで半殺しにした餅米ご飯を

大人の拳大に丸めて

小豆餡をまぶすと牡丹餅が出来上がる

先日同年代の知人に

倉敷玉島の商店街に有る店を紹介された

「甘党の店やまと」というおはぎ専門店

ほんの小さな人気店なので

午前中に買いに行かないと売り切れてしまうと釘を刺された

知人が仕事帰りに買って来た件のおはぎは

祖父の作った牡丹餅とは

似て非なるプロの味であった

ふと思い出して

今 不要不急の外出を控えろといわれているのに

暇に任せて玉島まで買いに走った

 今は全く知らない店でもナビが案内してくれて便利だ

昔風に言えば文明のリキだな・・・

ロートル( 老頭児)になって

かなり懐古趣味になってしまった

お萩と牡丹餅併せて10個入り七百円也

安い!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする