ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとずうっとオートバイがいちばん好きだった

さぶい日にさぶい場所へ

2009年12月21日 | R1150RT (2001) あお号

あちこち欠品や劣化のある銀じぃ(R100RS)の部品が

入った、と連絡があったんでさっそく取りに行こうと

日曜の朝、ガレージからオートバイを引っ張り出し

コックを開け、チョークをハーフポジションにして

スロットルに少しテンションを掛けて

セルを回すが一向に始動しない・・・・・・

バッテリーはずっと充電機につないでたから満タンの筈。

タンクを撫でながら「機嫌直せ」と云ってみてもウンともスンともだ。

        〇

仕方ないので銀じぃをまた充電機につないで

日向に放置しておくことにする。

今度はあお号(R1150RT)を引っ張り出す。

あお号も先週充電機につないで補充電しといたので

バッテリーはバリバリ元気で

こいつは力強いセルモーターの一瞬の作動で始動した。

冬場のインジェクションはありがたい。

このまますぐに走りだしても全くグズらないんだもんね。

きのうの朝は初雪で一面銀世界だったけど、

雪はすっかり無くなって

今朝は冷たい真っ青な空が広がっていた。

凍りつきそうな北風を背に負いながら

ショップに向かった。

        〇

元ディーラーで元ディーラーメカのKさんと

銀じぃ(R100RS)のセルモーターについて相談。

やっぱり交換しとこうか、なんてことになって

   「でもね、始動しないから持ってこられないし、自分で交換するよ。」

   「気温が上がってきた今頃ならエンジン掛かるんじゃない?」

なんてやり取りの後、伊良湖方面に向けて走り出した。

今度は向かい風!

パニアの中の電熱ベストを着ようかどうしようか迷いながら

なんとなく田原の街まで来てしまった。

真っ青な空のむこうにぽっこりと蔵王山が。

頂上には1基の風車と立派な展望台。

そう云えば蔵王山て行ったことなかったなー

でも、こんな寒い日にあえて行く場所ではないかも。

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果たして頂上はさぶさぶのビュービュー

でも眺めは最高で三河湾だけでなく志摩半島から遠州灘が一望できる

太平洋側は意外に雲が広がっている。

東側の眺望は運が良ければ富士山が見える。

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展望台は無料で中には売店やレストランも営業している。

売店のコーヒーは紙コップながら1杯100円でリーズナブルに温まれたよ。

夜も10時まで開いていて夜景もきれいらしいが

この展望台自体もイルミネーションが点いていてきれいなんだそうな。

        〇

蔵王山は小さな山なので

登りつめるのに山の南斜面と北斜面をグルグルと回ってしまう。

太平洋が見えたと思うと今度は三河湾が見られる。

昼を過ぎていたけど、北側の道路はまだ路面温度が低くて湿っていた。

あお号のニュータイヤ「メッツラーロードテックZ6インタラクト」は

こんなシチュエーションでも抜群の信頼感で走りを楽しませてくれた。

すんごいタイヤだね、コレ

        〇

うちに戻って、日向ぼっこの銀じぃを試しに始動してみる。

したらば、1発で「ブウィーン!!!」だって

歳だねー、あんた。

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