ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

調子にのって、さらに奥へと踏み込む

2011年02月28日 | R100RS 2本サス (1981) 銀じぃ

先週も比較的暖かな日が続いたから、

実はもう信州へ抜けるのも、それほど無理なことではないのかも、と

サル知恵か?はたまた、年の功か?

そんな予感にひとりほくそ笑み、

こっそり先週よりもさらに「北へ」「高くへ」と繰り出すことにした。

にしても、土曜の朝は放射冷却のせいで少し冷え込んだね。

日が昇るにつれて、どんどん気温が上がるらしいけど、

装備としては先週よりも重装備。

タイツ履いて、カイロも3枚貼って、いざいざー!

          

始めはいつもの散歩コースをたどる。

先週よりも確実に雪解けが進んでいるけど、

冷え込んだ分、今日の方が凍結の気配が濃い。

冬の間に荒れたアスファルトがめくれた箇所もあって、ちょっと気を使う。

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田峯辺りの山里の雪もほとんどなくなっていた。

雨女魚釣りが解禁になった寒狭川にぶつかって、

今日はさらに国道257号線を奥へと進む。

陽当りのよい国道は、すっかり安心して走れるし、

タイヤの事情が許せば、攻めることだって出来てしまう。

レーザーテックのグリップにまかせて「傾いた」時間を楽しみつつ進んだ。

けれど田口を過ぎて、町の北側のワインディングを下りていくと

ちょっと様子が変わってきた。

川向の峠へと分岐していく交差点で、正面の表示になんだか強く惹かれた。

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津具へ向かって登って行くこの県道10号線は、きっと「やばい」に違いないのだ。

なのになぜか銀ジィ(’81R100RS)は県道へと入って行った。

調べてこなくては・・・・・・

          

渓流に沿ったこのルートは森も深くて、日陰が多い。

果たして、日陰になったところは路面が真っ黒で気味が悪い。

それでも、さらに高度を上げた太陽が気温をぐいぐい上げるので、

それを頼みにどんどん先へと進んでいった。

津具の町へ出て、ほっとするのも束の間、

指先が冷たくなっているのに気付いて、ヘルメットのシールドを上げると

辺りの空気はまるで冷凍庫

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さらに町を抜け、折本峠へと登って行くと、もういけない。

路肩は雪がざっくりと残って、路面も濡れている。

水たまりには氷張ってるし・・・・・・

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峠を越えてすぐの、道の駅「つぐ高原グリーンパーク」へ滑り込む。

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そこは雪だらけ。

そしてこんな光景まで見られた。

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・・・・・・やばいっしょ?

          

あまりのやばさに、へらへらしているボク。

サブさで頭がやられたらしく、そのあと茶臼山高原道路へと銀ジィと向かった!(なぜ?)

折本ICから入ると道路は凍結と残雪。

素晴らしい天気で、気分は上々。

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でも日陰はマジで凍ってる。

終点に近づくと、雪の壁。

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遠く南アルプスがきれいに見られた。

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手前の白い平らかなところは、池ですよ。

ぜ・ん・め・ん・と・う・け・つ!!(全面凍結!)

みなさーん!走って走れないことはないですけど、気を付けましょー!

(二本サスおじさん、またパクってしまいました<(_ _)>)

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茶臼山、こんな感じです。

でも、とても楽しくてずーっと笑いっぱなしでした。

(ブラインドの下りで凍ってたとこ以外はね

もうちょっとの我慢かな?

でも幹線国道の昼間なら、ずいぶん走れるようにはなったね。

          

(おまけ)

先週、ヤフオクでこんなものを手に入れた。

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英語版なんだけど、/7シリーズのライダース・ハンドブック。

出品者の方がご好意で/6シリーズの日本語版のハンドブックのコピーも付けてくださった。

いつも、へインズの英語マニュアルで四苦八苦しているもんだから、

この日本語マニュアルはすごく助かるね。

内容もハンドブックの域を確実に超えていて、

こんなページも有る詳細さ。

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でもいちばん惹かれるのは最初のページかな。

購入者に対する挨拶が書かれているんだけど、

BMWの取説とかカタログの日本語訳って妙じゃないですか?

まず、語尾が目茶目茶。

ーである。-ます。-でしょう。

ーしなさい。-でしょう。-下さい。

敬語とそうでないのがごちゃ混ぜ。

しかも冒頭はこう・・・

「モーターサイクルは、人間に対しての絶え間ない挑戦である。

機械を支配しようとする人間の冒険を体験するための挑戦である。

ーつまり純粋なものなのである。

風・天候・道路は何回か征服されなければならなかったし、

新しい支配を受けなければならなかった。」

たぶんドイツ人が日本語に訳してるね。

云わんとするところはわからんでもないけど、意味わからんでしょ?

「すぐあなた方は、BMWという名に関連を持っているという感覚を、楽しむようになるでしょう。」

すごい自信だね、確かにそうなんだけど。

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