ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

秋の三河路

2006年10月12日 | R100RS モノサス (1992) くろ号

東名集中工事のこの時期は、東名が使えないばかりか、迂回する車で下の道も混雑する。

考えることはみんな一緒で、豊田まで行って東海環状道に乗ろうって算段だ。

国道248号線は大混雑。豊田東インターまで行く気も失せて、なんとなく県道39号線(岡崎足助線)に曲がる。

松平を抜けて、交通量も減ったころ、さてどこまで行こうかな、なんて考えるがなかなか思いつかない。気分が乗ってないのだ。

それにしてもこの県道39号線、通称足助街道、オートバイに乗るようになってからいったい何度ここを走っただろう。100回や200回ではない。20年以上前からほとんど変わってない。いや、そんなこともないか。でも、ほんのちょっとした変化でしかない。ということはむかしから良く整備されていた街道だとも云える。

足助まで来て国道420号線の分岐を前にして、行ってみようかどうしようか、迷う。ちょうど対向車が途切れた。行けってことでしょ。

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紅葉の名所、香嵐渓もまだまだ色付きはない。

適度にワインディングする国道420号線を3速ホールドで流す。エンジン回転が3,500~4,000rpm。ボクサーツインのブーンという独特の唸りを発しながらひとつひとつ丁寧にコーナーをクリアしていく。

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ふと路傍に目をやると、かわいい野菊がひなたに咲きそろっていた。夕べ遅くまで降っていた弱い雨にしっとりと濡れて、水滴がきらきらと太陽を反射した。

日当たりの良いところではすでに色付き始めた木もある。

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阿蔵(あぞう)で国道473号線へ折れる。

入ってすぐの保殿辺りの渓流は毎年紅葉が美しい。苔むした岩の渓流と真っ赤な紅葉のコントラストがとてもすばらしい。

まだ1ヶ月くらい早いがすでに色付きの始まった木々もある様子。

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三河は秋がいちばん良い。これから1ヶ月どこを走っても楽しい季節。どこに行ったわけじゃあないけど、今日はとてもこころ満たされたな。

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(写真多すぎ? 重かったでしょうか?)


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