ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

オートバイの季節

2006年10月17日 | 日記・エッセイ・コラム

オートバイで気持ち良く走れる季節は本当に短い。

夏の焦げるような日差しをなつかしみながら、秋の少しひんやりとした空気に身体をさらしていると、この先に待つ厳しい寒さを予感させる。

こんな良い時期に、こいつら(あお号、クロ号)とたくさん走っておかなくては、と改めて思う。

冬はその気温の低さからくる「寒さ」そのものより、雪や氷によって走れる場所が物理的に狭められることが問題。

積雪や凍結をものともしない北国のライダーもいるようだけど、やっぱり、あぶなくなくない?(笑)

実際の「寒さ」の方はいまの世の中なんとでもなる。

「暑い」に対処するにはいまのところ、メッシュジャケットなどウェアのメッシュしかないが、「寒い」に対してはキリなくある。金さえ出せば冬はかえって快適かも。

最新の技術による化繊で出来たウェアは着膨れ知らず。動きやすいのに防寒性能はメッポウ高い。インスタントカイロは云うに及ばず、電気を使ったグリップヒーター、電熱シート、電熱ベスト・・・。いや、ほんとうに人間の知恵には頭が下がるばかり。

こうなると生来の天邪鬼が黙ってない。

若いころを思い出してもらいたい。

何も持ってなかったけどオートバイだけがいつもそばにあったあの頃。信号待ちでかじかんだ手をシリンダーヘッドにかざして暖を取ったあの頃。寒いことが乗らないことの理由になるなんてあり得なかった。

今でも冬の冷たい空気を切り裂いて走るのは、それ程イヤじゃないとボクは思う。

ただそんなこと云ってる自分と、さっきまでWIDDERのHPを見てたこのおっさんがとても同一人物とは思えないのは、ぼくだけではないかも・・・。

それはさておき、秋はどんどん深まっている様子。

先日、御岳ロープーウェイで7合目までいってきたけど、ナナカマドが真っ赤に色付いてとてもきれいだった。

紅葉はいま2000m辺りまでおりてきているようです。

2006_1017_01


最新の画像もっと見る

コメントを投稿