ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

ベンベの解剖 その1

2007年04月12日 | R1150RT (2001) あお号

日本はオートバイ大国だ。

H、Y、SそしてKと、それぞれみな個性を持った

すばらしいオートバイをたくさんリリースしているので

大概のヒトは国産車に乗っている。

僕もズーっとそうだった。

世界中でそうなのかもしれない。

        ○

ボクは免許を取って20ウン年、約20台の国産車を乗り継いで

いま、ベンベに辿り着いた。

「辿り着いた」・・・

まさに、そんな心境だ。

        ○

けど、ベンベは「たかい」

エクスペンシヴ!。

しかもヴェリーヴェリー、エクスペンシヴだ。

ホントに「ヤケクソ」で60回ローンを組んで買った。

残価設定ローンってヤツなんで、60回払っても

まだ、60万円の支払いが残る。

タカーイ!

OH MY GOD!

        ○

ろくに試乗もせずに買ったベンベは

意外にも「個性のかたまり」だった。

しかも、今まで付き合ってきた、どのオートバイとも違っていた。

何より、「ヴェー(エ)ム、ヴェー」はジェントルだという

固定概念が、なぜかボクの中にあった訳なのだが

あろうことか、ベンベは「ワイルド」だったのだ

        ○

雑誌や噂はベンベを歪曲して(美化して)伝え

大抵の人は、ベンベを誤解している。

ベンベはドリームバイクではないし

ましてや、退屈な上がりバイクなんかではない。

オートバイへの愛情と哲学が具現化した稀有な存在だ。

やばい、ベンベのことが好き過ぎて、

書いてて自分でも何を云っているのか

わからなくなってきた。

        ○

つまり、日本のオートバイとは違うというだけで

ベンベもオートバイにすぎない。

うん、そうだ。

オートバイにすぎないんだけど、日本のやり方とは

違うやり方がかなりある。

そのひとつひとつが、ホントによく考えられている。

そんな部分に国産車とは違う思い入れが出来てしまう。

ベンベはそんなオートバイだ。

        ○

こんなふうに概念だけ書き連ねても、

なんにもちーっとも伝わらないんだな。

だから、みんなベンベを誤解している。と、感じる。

それは、良くも悪くも両方だ。

しばらく、ベンベのオートバイを解剖していってみようと思う。

        ○

まずは、どこからが良いかな?

そうだな、「グリップ」かな。

ベンベとの一番重要なインターフェイス。

すごい秘密があるよ。


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