毎日3枚プロジェクト。
何気なくラックから取り出して来たグラモフォンレーベルの3枚。
①カラヤン/ベルリンフィル「シューベルト:交響曲 第8番 D759 ”未完成”とドボルザーク:交響曲 第5(9)番 作品95 ”新世界より”」
②エミール・ギレリス(ピアノ)ユージン・ヨッフム/ベルリンフィル「ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15と第2番 変ロ長調 作品83」
③アウトィール・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)によるドビュッシー「映像第1~2集、子供の領分」
どれも名だたる名曲ぞろいで圧倒される。
カラヤンの「未完成」は、しっとり歌い上げるという演奏でなく、グイグイ押しまくる彼独特の演奏形態だから聴いていて息苦しくなる。「新世界」とあわせ1枚に収めるのは音質的に無理。
ブラームスのピアノコンチェルト全集は絶品。人類遺産的名盤だ。
ミケランジェリのドビュッシーは、「不思議の国のアリス」的雰囲気で良い。但し、何が良いのか理屈(頭)でわからないところが尚、良い。