昨日、地元の芸術文化ホールで椿三重奏団のコンサートがあり、聴きに行った。
3人のアーティストは、共に桐朋学園大学出身の先輩後輩として活躍していたが、2019年、それぞれの個性をぶつけ合いつつ切磋琢磨するユニークなトリオとして表舞台に登場した。
また、彼女らがリリースしたディスクの音質が良かったことから、オーディオ界でも話題となった。
プログラムは、演奏スタイルによる違いを押し出した小曲集と、硬派なショスタコーヴィチのピアノ三重奏との取り合わせであった。いずれも、曲や演奏に対する丁寧な説明があり好感をもった。写真は、同団の2枚目のディスクから拝借しました。
プログラム
ブラームス ハンガリー舞曲 第6番(トリオ)
ディニス ひばり(ヴァイオリンとピアノ)
サンサーンス 白鳥(チェロとピアノ)
ショパン 子犬のワルツ(ピアノソロ)
モーツアルト ドン・ジョバンニの主題による二重奏(ヴァイオリンとチェロ)
チャイコフスキー ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50 「偉大な芸術家の思い出に」からワルツ(トリオ)
シューベルト ピアノ三重奏曲 変ホ長調 作品100 第1楽章(トリオ)
ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲 ホ短調 作品67(トリオ)
演奏 椿三重奏団
高橋多佳子(ピアノ)
礒 絵里子(ヴァイオリン)
新倉 瞳(チェロ)