毎週 江ノ島でセーリングを愉しみ 人生を愉しむ♪

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多岐にわたる知識が必要ですがマダマダ

家族で一番字が綺麗なのは・・・・

2014年10月31日 | Weblog
2014年 初霜月 31日

再度 母話を・・・・

母は 習字が凄かった

何が どう凄いのか・・・・・

どんな文字でも 見本どおりに書ける
書写
というのが凄かった

教科書に載っているような 小さな見本でも
半紙一杯に拡大コピーのように書いていた


それが 楷書だろうと
行書だろうと
草書だろうと


才能なのかな~

だから 随分こだわりを持って
書初めを書かされた

何枚も何枚も・・・・・・

おかげで 小学生の時に
特選

という賞を戴いた
どこかのホールに招かれ
意気揚々と出かけたのだが

特選

なんて 呼ばれた児童の下のほう

上には 上の賞が沢山あって
僕なんか まだまだ

そこで奮起して 書道に目覚めれば巧くなったのでしょうが
それで 挫折・・・・



姉 二人は 中学から女子高で 書道の授業があったので
随分母も活躍した

でも 関東学院には書道の授業が無かったので・・・・

僕も筆など持たなくなった


いくら 見本どおりに書く
といっても そこは 女性の文字

父も 上手かった
父の場合は 見本どおり
というのではなく
自分の持っている天性のもののような感じで

徳川家康が好んで 広く推奨した?
という 楷書 に長けていた

古い本をぱらぱらすると
たまに 父の書いた毛筆の文字が出てくる

カチっ とした 男の字

という感じです

上手いな~



とまた その本に挟んでおく


だから 僕は本当は母の見本より
父の見本を真似して書きたかった

でも 母は
私が書いたほうが見本に忠実だから

と 薦めてきた


まあ その結果 特選だったのだが・・・・

それを知った 筆屋の Hさんが
おめでとう
と 僕に筆をプレゼントしてくれた




小学校の授業で習字を書いていると
後ろのドアから
大河原校長先生が入ってきて

僕の手をとって一緒に書いてくださった アト

先生一人で書かせて

と一枚書き

う~ん さすが





  良い筆だ





といって 教室を去った

卒業の時は 校長先生変わっていたのだから・・・
 何年生の時だったのかな?

習字も習っていたのだが・・・・・

5級で止めてしまった


同じ事をしてはいけない

と我が家の子供たちは
3歳から 習字教室に行かせた

習字で 字を覚えると
下記順を間違えない

という 話を聞いたし・・・・近所でやっていた
一人で歩いていっても 1分とかからなかった

だから 我が家の子供たちは皆
有段者

長じて 他の先生に習いに行って
車で のりこちゃんが送り迎え

それなら 一緒にやりなさいよ

と 先生にいわれ のりこちゃんも習字を習い

やはり 有段者

ぼくだけ 五級・・・・・



でも小学生の頃 近所のおばさんに

お父さん お母さんが 手がいいんだから ようちゃんもそのうち上手くなるよ
習字は遺伝するって言うから

と 言われたが

父の年に追いついたのに 
いまだに 「そのうち」 になりませんけど・・・・・・・
コメント
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