好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

就寝前の読書(2)

2020-04-05 15:09:40 | 日記
 どちらかというと三日坊主で、なかなか習慣づけが出来ない方なのですが、就寝前の読書は始めてからそろそろ1か月になります。
 
 昨夜読んだのは、『藤井聡太全局集 平成28・29年度版』。 購入したのは去年の6月ですが、聡太君に関する記述だけを読み、対局の解説には目を通していませんでした。
 当然のことながら、観る将には難しすぎてスルーするしかなかったわけで・・・ 

 ところが、昨夜再び読み始めてみると、意外にも指し手の解説部分に興味深いこともたくさん書かれていることに気づきました。
 そのうちの一つですが、聡太君のプロデビュー戦となった加藤一二三戦の際、加藤九段(ひふみん)が序盤で指した▲6五歩の勝負手ですが、聡太君との対局のときに、対局室に入ってきた時のパフォーマンスが大きな話題となった堀口一史座(かずしざ)七段(通称シーザー)が、2016年9月に初めて指した手だということです。

 記述によれば、ひふみんはこのシーザーさんの新手を研究していたらしいとのこと。
 シーザーさんは残念なことに最近は戦績が振るわず、19年度のC級1組の順位戦では1勝もできずに降級点が付いてしまいました。
 超ベテラン棋士のひふみんが研究するほどの新手を指したシーザーさんです。今期は昇級目指して頑張って欲しいものです。

 この本以外に、今枕元に積んであるのは以下の本です。
 『直木孝次郎 古代を語る1 古代日本』吉川弘文館刊
 『龍の話 図像から解く謎』林巳奈夫著
 『アジアと漢字文化』(放送大学テキスト)
 『文字逍遥』白川静著
 『漢字』白川静著
 『日本語の世界3 中国の漢字』貝塚茂樹・小川環樹編著(中央公論社)

 白川静著の『文字逍遥』は、数年前に友人と出かけた有明のブックフェアで購入したもので、白川氏の著ということで買ったのですが、パラパラとめくっただけで長らく本棚に鎮座していました。
 買った当初は難しすぎて、その後手に取ることもなかったのですが、ようやく内容を理解できるようになりました。買っておいて良かった!
 
 そういえば、この本を買った時一緒に行った友人に、読み終わったら見せてね、と言われていたんだった。
 あと少しで読み終わるからもう少し待っててね! 

 『日本語の世界3 中国の漢字』は、『文字逍遥』を読み進めているうちに白川ワールドの麻酔が効きすぎて中毒になりそうなので、考え方が1つの学説に偏ることを避けるために本棚の奥から引っ張り出したもの。
 白川文字学は文字学と言いつつも一種独特の世界が繰り広げられ、白川哲学ではないかと・・・ 

 積んであるこれらの本をその日の気分によって選択して読み進めていますが、導眠剤としてはかなり効果があるようです。
 特に嫌なことがあって気持ちが落ち込んでいるときはそのまま床にはいると寝付けないことが多いので、気分転換にはもってこいです! 

 残る課題はただ一つ、夜更かしのしすぎ! 

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聡太君、竜王戦3組決勝へ

2020-04-05 00:30:34 | 将棋
 昨日東京将棋会館で行われた3組ランキング戦準決勝で、千田翔太七段に75手で勝ち、同組決勝進出を決めました。
 朝日杯のリベンジなるか? もしかしたらまた悪い結果になるかもと思っていたのですが、聡太君の圧勝となりました。

  [Kristallweizen改0.4 TO] 
先手:藤井聡太 七段
後手:千田翔太 七段





 6時から夕食休憩に入るのですが、休憩に入る前から手番の千田七段はもう考えている様子はありませんでした。しばらくして記録係に声を掛けたようで、対局者がともに離席し記録係も退室したので、早めに休憩に入ったのかなと思ってみていました。
 すると、一端席を外した千田さんが戻ってきて、すぐに聡太君も戻ってきました。早めに休憩に入ったので、夕食の出前が届いていないのかと思ったのですが、どうも千田さんの様子が?

 これは投了するつもりなのかな? と見ていると、6時直前になって千田さんが投了しました。同じ部屋で複数の対局が行われていたので、他の棋士たちが休憩に入るまで待っていたようです。
 聡太君の対局の時は、投了と同時にいつも報道陣がたくさん入ってくるので、千田さんの気遣いだったのでしょう。
 それにしてもあっけない幕切れで・・・ 

 本局の勝利をもって聡太君は2組への昇級が決まり、次戦は決勝トーナメント進出をかけて師匠の杉本昌隆八段と対戦することになりました 

 コロナのみならず、いろいろと気が滅入ることが多い昨今、将棋を見ることで気を紛らわせることができるのはありがたいです。
 
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