藤井聡太七段、竜王戦４年連続組優勝！！

　昨日関西将棋会館で行われた第33期竜王戦3組ランキング戦決勝で、９５手を以って師匠の杉本昌隆八段に勝利しました。
　聡太君のプロデビューは2016年で、初年度は第30期竜王戦6組からスタートし毎年組優勝・昇級を果たし、昨日の３組優勝を以て４年連続の組優勝となりました。

　　[水匠2による解析結果]
先手：藤井聡太七段
後手：杉本昌隆八段



　師匠は２年前の順位戦の時と同様に和服を以て対局に臨みました。師匠の聡太君への愛情と、弟子であるけれども一人の棋士として気持ちを新たにし、敬意を表してしっかりと向かい合おうという気持ちの表れかなと感慨深い思いで見ていました。

　２１時を超えても評価値は聡太君のほうに少し傾いてはいるものの、ほぼ互角の状態で解説者も「これはまだ中盤の入り口ですね」と言っていたのですが、その数手後に一気に形勢が聡太君に傾き終盤となりました。

　終局後に行われた会見での聡太君の表情は、今までで最も精悍な顔立ちで、青年への成長を感じさせるものでした。１ファンとしては嬉しくもあり淋しくもあり複雑な心境です。　

　今後も過密スケジュールが続きます。
　若いから大丈夫とは思うけれど、くれぐれも健康に留意して欲しいものです。