川内川流域の鹿児島県湧水町から宮崎県えびの市にかけて加久藤盆地が広がっています。隣り合う熊本県人吉盆地ほどではありませんが、秋から春先に(真冬を除き)雲海が多く発生します。
12月2日(水)朝6時の天気図 tenki.jpから引用
高気圧は東に移動し、鹿児島には西側から気圧の谷が接近しています。天気は下り坂、風がなければ雲海が期待できたのですが、やっぱり風が強く吹いて雲海は出現しませんでした。
吉松駅の時刻表
鹿児島中央行きの一番列車
鹿児島市を4時20分に出発、高速道路を40分程度走り栗野インターでおりました。僅かに川内川沿いに霧が見えるだけ。川添トンネルは点検中で片側交互通行、木が揺れていて霧の気配はありません。やっぱりダメかと諦めながらトンネルを抜けると急に霧が出てきました。
5時10分過ぎに吉松駅でトイレ休憩。一番列車がホームでエンジン音を響かせていました。肥薩線の運行本数はごく僅かです。吉松町は蒸気機関車時代は鉄道の街として賑わい、2005年に栗野町と合併し湧水町となっています。
5時42分 南側 吉松駅方向
雲海撮影場所は吉松駅北側の踏切を渡り、山道を10分程度走った魚野パラグライダーエリアです。テイクオフ標高520mで東側に霧島連山、盆地に川内川が流れ、田園風景が広がる景勝地です。
山道では木の葉が舞い落ち風を感じました。魚野エリアでは冷たい東風が吹き、寒さに震えました。先着者の話では2時頃は無風で盆地は霧が深かったそうです。
5時54分 北東側 えびの市方向
風が強くて帽子を深くかぶり直しました。眼下の様子はよくわかりませんが雲海はなく霧が風に流されています。下弦の月が淡い光を放ち、全体にぼんやりした風景でした。
6時16分 人吉行きの一番列車が通過
鹿児島市の日の出は6時59分、僅かに朝焼けしましたが雲は少なく冴えない朝でした。これまでに何度か撮影に訪れた場所ですが、今朝が一番風が強く寒かったです。寒さに慣れないせいもありますが、盆地から吹き上げる冷気にさらされ、カメラブレにも悩まされました。
6時24分 露光時間が短くなり印象が変わる
7時1分 霧が多い時間帯
7時1分 川内川の川霧
強風の割に盆地には霧が発生し続けていました。雲海といえるほどの厚みには達せず、日の出とともに平地でも風が強くなったのか霧は急速に消えました。
7時22分 霧島連山にかかる雲と朝日
7時25分 撮影者は6名ほど
7時42分 強風を示す吹流し
雲海が発生すると東側の低山が海に浮かぶ島のようになり見事な風景です。今回もダメでしたが暖冬傾向との予報もあり、条件が良ければ再度チャレンジしたいところです。帰りは一般道を利用し、1時間半ほどで帰宅できました。
加久藤の気象観測値 気象庁ホームページから引用
午前7時、標高228mの加久藤観測地ては静穏(無風)ですが、520mの魚野エリアでは少し強い風が吹き続けていました。8時には気温が急に上がっており、風が吹き始めて盆地の冷気が押し出されたものと思われます。
鹿児島市では午後から雨が降り出しました。雨の後は冬型になって荒れそうです。真冬に雨後の無風状態は難しいですが、次の機会に期待しています。
12月2日(水)朝6時の天気図 tenki.jpから引用
高気圧は東に移動し、鹿児島には西側から気圧の谷が接近しています。天気は下り坂、風がなければ雲海が期待できたのですが、やっぱり風が強く吹いて雲海は出現しませんでした。
吉松駅の時刻表
鹿児島中央行きの一番列車
鹿児島市を4時20分に出発、高速道路を40分程度走り栗野インターでおりました。僅かに川内川沿いに霧が見えるだけ。川添トンネルは点検中で片側交互通行、木が揺れていて霧の気配はありません。やっぱりダメかと諦めながらトンネルを抜けると急に霧が出てきました。
5時10分過ぎに吉松駅でトイレ休憩。一番列車がホームでエンジン音を響かせていました。肥薩線の運行本数はごく僅かです。吉松町は蒸気機関車時代は鉄道の街として賑わい、2005年に栗野町と合併し湧水町となっています。
5時42分 南側 吉松駅方向
雲海撮影場所は吉松駅北側の踏切を渡り、山道を10分程度走った魚野パラグライダーエリアです。テイクオフ標高520mで東側に霧島連山、盆地に川内川が流れ、田園風景が広がる景勝地です。
山道では木の葉が舞い落ち風を感じました。魚野エリアでは冷たい東風が吹き、寒さに震えました。先着者の話では2時頃は無風で盆地は霧が深かったそうです。
5時54分 北東側 えびの市方向
風が強くて帽子を深くかぶり直しました。眼下の様子はよくわかりませんが雲海はなく霧が風に流されています。下弦の月が淡い光を放ち、全体にぼんやりした風景でした。
6時16分 人吉行きの一番列車が通過
鹿児島市の日の出は6時59分、僅かに朝焼けしましたが雲は少なく冴えない朝でした。これまでに何度か撮影に訪れた場所ですが、今朝が一番風が強く寒かったです。寒さに慣れないせいもありますが、盆地から吹き上げる冷気にさらされ、カメラブレにも悩まされました。
6時24分 露光時間が短くなり印象が変わる
7時1分 霧が多い時間帯
7時1分 川内川の川霧
強風の割に盆地には霧が発生し続けていました。雲海といえるほどの厚みには達せず、日の出とともに平地でも風が強くなったのか霧は急速に消えました。
7時22分 霧島連山にかかる雲と朝日
7時25分 撮影者は6名ほど
7時42分 強風を示す吹流し
雲海が発生すると東側の低山が海に浮かぶ島のようになり見事な風景です。今回もダメでしたが暖冬傾向との予報もあり、条件が良ければ再度チャレンジしたいところです。帰りは一般道を利用し、1時間半ほどで帰宅できました。
加久藤の気象観測値 気象庁ホームページから引用
午前7時、標高228mの加久藤観測地ては静穏(無風)ですが、520mの魚野エリアでは少し強い風が吹き続けていました。8時には気温が急に上がっており、風が吹き始めて盆地の冷気が押し出されたものと思われます。
鹿児島市では午後から雨が降り出しました。雨の後は冬型になって荒れそうです。真冬に雨後の無風状態は難しいですが、次の機会に期待しています。