大型連休終盤の鹿児島は天気がぐずつき、早くも走り梅雨状態となりました。
5月8日12時の天気図 気象庁ホームページから引用
南海上に前線が停滞し、鹿児島では9日から10日にかけても雨予報。
雨や曇りが続くとサツマイモが活着しやすく、植え付けには最適なタイミングです。
以下の画像は全て5月8日に撮影したものです。
苗床で伸びたサツマイモ(唐芋)の蔓
鹿児島でカライモ(唐芋)と呼んでいるサツマイモの蔓が伸びてきました。3月14日に種芋を伏せ込んだものです。4月下旬に雨が多く例年よりも成長が早く、ネットを持ち上げるほどに蔓が茂っています。
蔓を先端から25センチ程度で切り取り、畝に挿して発根させます。種芋から伸びた蔓を切らずに放置すると脇芽が出ず、日当たりが悪く蔓がもやし状になり元気な苗が得られません。
雨の中で畝にマルチシートを張り苗を植付け
5月4日に鶏糞と化成肥料を入れて長さ5m程度の畝を9列作りました。
野菜つくりの教材でサツマイモは酸性土壌に強いと知り、今年は試験的に苦土石灰を散布していません。西側の2列にマルチシートを張り終え、夕暮れのため作業を切り上げました。
記録を調べてみたら、昨年は5月8日に苗を採取しています。
その苗を日陰に置き、土をかぶせて十分発根した5月14日に植え付けています。
今年は植付が早い気がしましたが、苗の採取時期は昨年と同じでした。これからの成長が楽しみです。
25センチ間隔で植付け
雨が降り続く中、畝の形を整えてマルチシートを張りました。農家の広い畑では大半がマルチシートを利用しており、私も自家消費程度ですが利用しています。
マルチシート利用のメリット
地温の確保、土が乾燥せず畝が雨で崩れない、追肥が不要、土が固くならない。畝の谷間以外は雑草が殆ど生えず、除草作業が大幅に軽減されます。
デメリットとしては
マルチシート表面の温度が上昇するため植付直後に晴天が続くと苗が根付く前に枯れやすく、栽培初期は強風でシートが畝から浮いて外れやすい、収穫後に産業廃棄物となることです。
今年は新しいマルチシートを一巻購入しました。
シート代は厚さ0.03mm、幅95cm、長さ100mのものが1400円程度でした。
長さ5mの畝では前後を土に埋め込むため6m程度が必要です。破かないように丁寧に保管すれば3シーズン使えて、真夏に除草しなくて済むのは大助かりです。
最初に植え穴を決めて作業に着手
植え付け作業で注意したこと
シートの再利用を考慮し、畝の長さをそろえて植え穴間隔も一定の25cmとする。
目盛りをつけた竹の棒を利用して最初に等間隔で軽くシートに穴を開ける。
竹を差し込んで植え穴を深くし、苗を差し込み、周囲の土をシート上から軽く押さえる。
風向きを考慮して苗の先端は東または北向きとする。
雑草が生えないよう、植え穴を広げ過ぎない。
雨が降り続き畝の間がぬかるみましたが、3時間ほどで作業を終わらせました。
ゴーヤー(苦瓜)が伸びる
すでに仮支柱を越えて伸び出しています。2本植えてあり、真夏には生い茂って緑のカーテンになることでしょう。昨年は棚天井に張った漁網に幾重にも蔓が絡み、天井上の果実収穫ができませんでした。今年は天井に漁網を張らず、隙間の広い竹格子にする予定です。
花が終わりそうなグラジオラス
雨粒をはじいて美しいマサキの若葉
雨の中でもかすかに香るスイカズラ(忍冬)
引潮の砂浜
16時過ぎ、まだ雨が降り続く浜に出てみました。
10時過ぎには釣り人の姿がありました。まだサイズは小さいものの、キスが30匹ほど釣れたそうです。海流の影響でしょうか、砂浜が遠浅になっているのが気がかりです。
引潮時の沖合に現れる砂州が全く見られません。
この先梅雨から夏場の台風時期を経て砂浜の様子は変わりそうですが、全体的に砂の量が減ったのでしょうか。
江口浜と同様に砂州が出ないのは気になります。幼い頃から見慣れた浜の風景が変わってしまうのは残念です。
5月8日12時の天気図 気象庁ホームページから引用
南海上に前線が停滞し、鹿児島では9日から10日にかけても雨予報。
雨や曇りが続くとサツマイモが活着しやすく、植え付けには最適なタイミングです。
以下の画像は全て5月8日に撮影したものです。
苗床で伸びたサツマイモ(唐芋)の蔓
鹿児島でカライモ(唐芋)と呼んでいるサツマイモの蔓が伸びてきました。3月14日に種芋を伏せ込んだものです。4月下旬に雨が多く例年よりも成長が早く、ネットを持ち上げるほどに蔓が茂っています。
蔓を先端から25センチ程度で切り取り、畝に挿して発根させます。種芋から伸びた蔓を切らずに放置すると脇芽が出ず、日当たりが悪く蔓がもやし状になり元気な苗が得られません。
雨の中で畝にマルチシートを張り苗を植付け
5月4日に鶏糞と化成肥料を入れて長さ5m程度の畝を9列作りました。
野菜つくりの教材でサツマイモは酸性土壌に強いと知り、今年は試験的に苦土石灰を散布していません。西側の2列にマルチシートを張り終え、夕暮れのため作業を切り上げました。
記録を調べてみたら、昨年は5月8日に苗を採取しています。
その苗を日陰に置き、土をかぶせて十分発根した5月14日に植え付けています。
今年は植付が早い気がしましたが、苗の採取時期は昨年と同じでした。これからの成長が楽しみです。
25センチ間隔で植付け
雨が降り続く中、畝の形を整えてマルチシートを張りました。農家の広い畑では大半がマルチシートを利用しており、私も自家消費程度ですが利用しています。
マルチシート利用のメリット
地温の確保、土が乾燥せず畝が雨で崩れない、追肥が不要、土が固くならない。畝の谷間以外は雑草が殆ど生えず、除草作業が大幅に軽減されます。
デメリットとしては
マルチシート表面の温度が上昇するため植付直後に晴天が続くと苗が根付く前に枯れやすく、栽培初期は強風でシートが畝から浮いて外れやすい、収穫後に産業廃棄物となることです。
今年は新しいマルチシートを一巻購入しました。
シート代は厚さ0.03mm、幅95cm、長さ100mのものが1400円程度でした。
長さ5mの畝では前後を土に埋め込むため6m程度が必要です。破かないように丁寧に保管すれば3シーズン使えて、真夏に除草しなくて済むのは大助かりです。
最初に植え穴を決めて作業に着手
植え付け作業で注意したこと
シートの再利用を考慮し、畝の長さをそろえて植え穴間隔も一定の25cmとする。
目盛りをつけた竹の棒を利用して最初に等間隔で軽くシートに穴を開ける。
竹を差し込んで植え穴を深くし、苗を差し込み、周囲の土をシート上から軽く押さえる。
風向きを考慮して苗の先端は東または北向きとする。
雑草が生えないよう、植え穴を広げ過ぎない。
雨が降り続き畝の間がぬかるみましたが、3時間ほどで作業を終わらせました。
ゴーヤー(苦瓜)が伸びる
すでに仮支柱を越えて伸び出しています。2本植えてあり、真夏には生い茂って緑のカーテンになることでしょう。昨年は棚天井に張った漁網に幾重にも蔓が絡み、天井上の果実収穫ができませんでした。今年は天井に漁網を張らず、隙間の広い竹格子にする予定です。
花が終わりそうなグラジオラス
雨粒をはじいて美しいマサキの若葉
雨の中でもかすかに香るスイカズラ(忍冬)
引潮の砂浜
16時過ぎ、まだ雨が降り続く浜に出てみました。
10時過ぎには釣り人の姿がありました。まだサイズは小さいものの、キスが30匹ほど釣れたそうです。海流の影響でしょうか、砂浜が遠浅になっているのが気がかりです。
引潮時の沖合に現れる砂州が全く見られません。
この先梅雨から夏場の台風時期を経て砂浜の様子は変わりそうですが、全体的に砂の量が減ったのでしょうか。
江口浜と同様に砂州が出ないのは気になります。幼い頃から見慣れた浜の風景が変わってしまうのは残念です。