11月3日(土)尾下太鼓踊りの撮影後に吹上浜に立ち寄りました。
南さつま市金峰町の京田(きょうでん)海岸に向かう広い畑ではサツマイモ収穫作業中でした。
機械作業で効率的な収穫 左は金峰山
昔は鎌でサツマイモの蔓を切り、蔓を取り除いて鍬で芋を掘り起こしていました。大規模栽培では作業が機械化され、蔓切、芋の掘り起こしは乗用作業車で行い、掘り起こした芋は蔓から引きちぎり次々に大きなネットに収納されていました。サツマイモ栽培用のマルチシートは土に戻る製品が使われるようになり、マルチ剥がしの面倒がなくなっています。
焼酎原料やデンプン原料として出荷するそうです。とにかく芋が大きくて表面はごつごつと膨らんでいました。極端に大きい芋は包丁での小割に手間がかかりすぎ焼酎原料には出荷できないようです。
集荷作業
連絡を受けた農家分を集荷して焼酎工場に運ぶとのこと。一袋で650kgほど入るとか。2人一組で重さを量りトラックに積み込みます。データは手元のプリンターで印刷して袋のポケットに入れていました。工場でも再度計量するそうです。クレーンは車体基部の操作棒に触れずともリモコン操作で自在に動いていました。
京田の田の神様
1731年に建てられたようです。少し変わった形の田の神様です。
京田海岸 北側の風景
日置市吹上町以南の吹上浜は海岸部の防風林帯が広く、海岸近くまで行ける道路は限られています。この日は祝日ながらシルバー人材センターの方が10人ほども出て草刈りをされていました。
道の真ん中に幅広い草の帯が見え始めた手前で車を止め、海岸まで歩きました。車の底を固い草がこする音は何か嫌なものです。
浜に出ると漂着物のオブジェがありました。私と似たようなことをする人がいました。周辺には軍配昼顔がありました。温暖化の影響なのか、天候の違いなのか同じ吹上浜でも日置海岸では殆ど見かけません。
砂山の浸食が見られる
想像していたよりも砂浜が狭く感じました。一年を通じると吹上浜では北西の風向きが多く、南側ほど砂が堆積するはずですが、この付近でも砂浜の浸食が進んでいるのでしょうか。
遠くには貝を採る人も
そろそろ海の水は冷たい時期でしょうが、沖ではバッチ網が操業していました。北西方向に久多島があり、日置海岸から見るよりも少し大きめに感じました。
古い砂留め?
右側に古い竹の柵のようなものが残っていました。砂との長い戦いが続いていることをうかがわせます。この付近は砂丘の規模が大きくて砂山だけでなく大きな谷もあり、どのような作用でこんな地形ができるのか興味深いところです。
浜から引き上げる釣人(左側) 金峰山の山頂が少し見える
真夏は大変ですが今の季節はきれいな空模様と組み合わせた撮影が楽しめそうです。
釣果は今ひとつ
何人か聞いてみるとフグしか釣れないとのこと。キス釣りもシーズン最後なので幸運に恵まれるか、遠投しないと難しいのでしょう。
遠くに投げ込んで釣り竿を奥さんに託す様子が見えました。野間岳の姿が美しく、きれいな夕焼風景が撮影できそうです。
道沿いのグミ
小さな蕾がぶら下がっていました。自生のグミは殆どが渋く、たまに甘いグミを見つけると毎年楽しみなものでした。店でお菓子など買えなかった半世紀以上も前のことを懐かしく思い出しながら帰途につきました。
好天に恵まれた秋の一日、お世話になった金峰町の方々に感謝、感謝です。
南さつま市金峰町の京田(きょうでん)海岸に向かう広い畑ではサツマイモ収穫作業中でした。
機械作業で効率的な収穫 左は金峰山
昔は鎌でサツマイモの蔓を切り、蔓を取り除いて鍬で芋を掘り起こしていました。大規模栽培では作業が機械化され、蔓切、芋の掘り起こしは乗用作業車で行い、掘り起こした芋は蔓から引きちぎり次々に大きなネットに収納されていました。サツマイモ栽培用のマルチシートは土に戻る製品が使われるようになり、マルチ剥がしの面倒がなくなっています。
焼酎原料やデンプン原料として出荷するそうです。とにかく芋が大きくて表面はごつごつと膨らんでいました。極端に大きい芋は包丁での小割に手間がかかりすぎ焼酎原料には出荷できないようです。
集荷作業
連絡を受けた農家分を集荷して焼酎工場に運ぶとのこと。一袋で650kgほど入るとか。2人一組で重さを量りトラックに積み込みます。データは手元のプリンターで印刷して袋のポケットに入れていました。工場でも再度計量するそうです。クレーンは車体基部の操作棒に触れずともリモコン操作で自在に動いていました。
京田の田の神様
1731年に建てられたようです。少し変わった形の田の神様です。
京田海岸 北側の風景
日置市吹上町以南の吹上浜は海岸部の防風林帯が広く、海岸近くまで行ける道路は限られています。この日は祝日ながらシルバー人材センターの方が10人ほども出て草刈りをされていました。
道の真ん中に幅広い草の帯が見え始めた手前で車を止め、海岸まで歩きました。車の底を固い草がこする音は何か嫌なものです。
浜に出ると漂着物のオブジェがありました。私と似たようなことをする人がいました。周辺には軍配昼顔がありました。温暖化の影響なのか、天候の違いなのか同じ吹上浜でも日置海岸では殆ど見かけません。
砂山の浸食が見られる
想像していたよりも砂浜が狭く感じました。一年を通じると吹上浜では北西の風向きが多く、南側ほど砂が堆積するはずですが、この付近でも砂浜の浸食が進んでいるのでしょうか。
遠くには貝を採る人も
そろそろ海の水は冷たい時期でしょうが、沖ではバッチ網が操業していました。北西方向に久多島があり、日置海岸から見るよりも少し大きめに感じました。
古い砂留め?
右側に古い竹の柵のようなものが残っていました。砂との長い戦いが続いていることをうかがわせます。この付近は砂丘の規模が大きくて砂山だけでなく大きな谷もあり、どのような作用でこんな地形ができるのか興味深いところです。
浜から引き上げる釣人(左側) 金峰山の山頂が少し見える
真夏は大変ですが今の季節はきれいな空模様と組み合わせた撮影が楽しめそうです。
釣果は今ひとつ
何人か聞いてみるとフグしか釣れないとのこと。キス釣りもシーズン最後なので幸運に恵まれるか、遠投しないと難しいのでしょう。
遠くに投げ込んで釣り竿を奥さんに託す様子が見えました。野間岳の姿が美しく、きれいな夕焼風景が撮影できそうです。
道沿いのグミ
小さな蕾がぶら下がっていました。自生のグミは殆どが渋く、たまに甘いグミを見つけると毎年楽しみなものでした。店でお菓子など買えなかった半世紀以上も前のことを懐かしく思い出しながら帰途につきました。
好天に恵まれた秋の一日、お世話になった金峰町の方々に感謝、感謝です。