花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

雨上がり ダイヤモンド桜島 2024/11/17(鹿児島)

2024-11-17 15:08:09 | 自然観察
11月17日(日)雨上がりの早朝、かごしま健康の森公園へ出かけました。

6時30分 かごしま健康の森公園 以下の画像は11月17日に撮影


予想よりも早く天気が回復しました。空に雲は見当たらず、桜島は薄煙を上げ続けています。

6時33分 西空の丸い月 月齢15.6 月の入りは8時10分


アメリカの農事暦でビーバームーン(Beaver Moon)とも言われる満月が西空にあり、まだ光が目立っていました。

6時36分 落葉が進む並木


立冬のころに一時気温が下がり、南国鹿児島も秋らしくなったと思いましたが、まだ昼間は気温が高めです。

6時41分 桜島の薄煙


今朝は雲が見当たらず、桜島から薄煙が立ち上るだけで全体として単調な空模様でした。

薄い噴煙を上げている桜島南岳(1040m)までは直線距離で16kmほど、一番高い桜島北岳は標高1117mです。

6時58分 今朝の日の出は6時47分(方位は111.9度 東南東)


すでに朝日は桜島の後ろ側に出ており、山全体が照らし出されて明るく見えてきました。

空模様次第できれいな朝焼けが出る日もあれば、雲が厚すぎて朝日も見えず単調な朝もあり、今朝は撮影条件が良い方です。

6時59分 かすかな飛行機雲


殆ど雲が見当たらない空に一筋の飛行機雲が見えてすぐに消えました。天気が下り坂の時などは、飛行機雲が太くなりいつまでも空に残る傾向にあります。

7時6分 朝日が顔を出した ダイヤモンド桜島


日の出からおよそ20分、桜島の中岳(1060m)付近に朝日が顔を出しました。

この時期は大隅半島側から見ると桜島越しに沈む夕日が美しく、ダイヤモンド桜島と言われています。

昼過ぎからの空模様で夕陽の見当がつきやすいですが、朝日の場合は薄暗い段階でどんな日の出になるかわかりにくいものです。

朝日の輝きがダイヤモンド〇〇と言われるようになって久しいですが、いつの間にか夕陽もそのように呼ばれるようになっていました。

富士山頂とは違って、桜島の山頂部は南北に範囲が広いので、かごしま健康の森公園からは来月上旬にかけて山頂部からの朝日が見られます。

冬至を過ぎて日の出位置が少しずつ北側に戻り始めると再びダイヤモンド桜島が楽しめますが、その頃は寒さが厳しくて早朝撮影は大変です。

7時15分 噴煙に隠れた朝日


今朝はやや噴煙が目立ちますが、今年の爆発回数は34回です。年間に1000回近くも爆発したころに比べると、とても穏やかな桜島です。

桜島は活動が活発なため、噴煙高度が1000m未満では統計上の噴火としてカウントされません。

ただし噴煙高度が1000m未満でも、噴石や空気振動を伴う場合は爆発としてカウントされます。

野菊


11月も後半、公園のコスモスも花が終わろうとしています。南西側の斜面上に小さな白いキクが咲いていました。

8時3分 桜並木の向こうには桜島


今朝は甲突川沿いだけでなく鹿児島市の団地にも薄い霧が出ていました。

この場所は桜と桜島の組み合わせが美しい撮影ポイントです。近くにはツバキ園もあり開花が楽しみです。

今日は幼児のサッカー大会があり、幼児連れの家族が次々と公園に集まり始めていました。

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