12月20日(月)年末の穏やかな冬の一日、吉野公園へ向かいました。
慌ただしい中での惨事 20日フジテレビ めざまし8

12月17日に大阪で放火事件が発生、多くの方が犠牲になりました。翌18日には歌手の神田沙也加さんが35歳で急死、突然の出来事に深い悲しみを覚えます。
海外ではオミクロン株が流行 20日朝のNHKニュース

オミクロン株は日本入国者の一部にも感染が確認されていますが、海外では急速に感染が拡大しています。日本だけがこの先何事もなく過ぎるとは思えません。
家にじっとしていても気分が晴れませんので、寒くもないことから吉野公園へ出かけました。
吉野公園 変わらぬ姿の桜島 以下の画像は12月20日に撮影

入口の両脇にはすでに門松が立っていました。惜しいことに今も花時計は故障したままです。修理が難しければ撤去して花壇のリフォームが望まれます。
山茶花が目につく

花の少ない時期で、広い花壇に植えられたハボタンはまだ生育途上でした。
園内あちこちで管理作業 右は鹿児島県のPRキャラ「ぐりぶー」

風がなく日差しが柔らかい日で、厚着では歩き回るうちには少し汗ばみそうなほどでした。
なごみの庭 左は河津桜 下は梅 来月下旬には咲き始める

婚礼写真の前撮りらしき人たちがやって来ました。写真屋さん、付き添いの美容師さんなど8名ほど。邪魔しないよう、桜島の見える展望台に移動しました。
北東側に霧島連山が見える 左奥から韓国岳、新燃岳、中岳、高千穂峰

画像奥の左下は姶良市。右側は霧島市です。最高峰の韓国岳(1700m)の斜面が一部白くなっているようですが、視界は今ひとつでした。
2011年の新燃岳大噴火以降は一帯の火山活動が活発になり、えびの高原硫黄山の噴火もあり、一部で道路の通行止め、登山道の閉鎖が続いています。
標高234mの吉野公園展望台から 桜島の西斜面 かなり裾野が長い

桜島の標高は北岳が1,117m、南岳は1,040m。湯之平展望所(373m)は桜島で一般の人が行ける最高地点で、南岳火口の縁から直線で2.8kmほど。爆発があるとかなり怖い近さです。
そこよりも少し高く、南岳火口に近い小山が、引ノ平(ひきのひら565m)です。引ノ平から西側の海岸線までは、かなりの距離があることが判ります。
大正噴火では桜島の東西山腹火口から溶岩が流出、東側では集落を飲み込み海峡を埋めて大隅半島に達し、桜島は半島の一部となりました。
西側では引ノ平付近の複数火口から溶岩が流出、集落を埋めて海岸に達しました。グーグルマップで見ると、引ノ平から海岸まで直線で5kmほどあります。
桜島と鹿児島港の距離は2km程度

桜島港と鹿児島港の間は、狭いところでは2km程度です。鹿児島港からはだいぶ離れて見えますが、吉野台地から見るとかなり近いことが判ります。
大正噴火と同規模の大きな噴火活動が起きると、かなり大きな影響が鹿児島市街地に及びそうに思えます。
桜島の大正噴火などについては、「NHKそなえる防災ページ」に判りやすい詳細な解説があります。興味のある方はこちらからご覧ください。
グランドゴルフを楽しむ人たち 吉野公園 運動芝生広場

今年は噴火活動が穏やかで、鹿児島市街地側に火山灰が降って来た日はわずかでした。鹿児島県の一大シンボルであり、鹿児島市民にとっては愛憎半ばする存在でもある桜島。時には防災意識を呼び起こすことも必要です。
慌ただしい中での惨事 20日フジテレビ めざまし8

12月17日に大阪で放火事件が発生、多くの方が犠牲になりました。翌18日には歌手の神田沙也加さんが35歳で急死、突然の出来事に深い悲しみを覚えます。
海外ではオミクロン株が流行 20日朝のNHKニュース

オミクロン株は日本入国者の一部にも感染が確認されていますが、海外では急速に感染が拡大しています。日本だけがこの先何事もなく過ぎるとは思えません。
家にじっとしていても気分が晴れませんので、寒くもないことから吉野公園へ出かけました。
吉野公園 変わらぬ姿の桜島 以下の画像は12月20日に撮影

入口の両脇にはすでに門松が立っていました。惜しいことに今も花時計は故障したままです。修理が難しければ撤去して花壇のリフォームが望まれます。
山茶花が目につく

花の少ない時期で、広い花壇に植えられたハボタンはまだ生育途上でした。
園内あちこちで管理作業 右は鹿児島県のPRキャラ「ぐりぶー」

風がなく日差しが柔らかい日で、厚着では歩き回るうちには少し汗ばみそうなほどでした。
なごみの庭 左は河津桜 下は梅 来月下旬には咲き始める

婚礼写真の前撮りらしき人たちがやって来ました。写真屋さん、付き添いの美容師さんなど8名ほど。邪魔しないよう、桜島の見える展望台に移動しました。
北東側に霧島連山が見える 左奥から韓国岳、新燃岳、中岳、高千穂峰

画像奥の左下は姶良市。右側は霧島市です。最高峰の韓国岳(1700m)の斜面が一部白くなっているようですが、視界は今ひとつでした。
2011年の新燃岳大噴火以降は一帯の火山活動が活発になり、えびの高原硫黄山の噴火もあり、一部で道路の通行止め、登山道の閉鎖が続いています。
標高234mの吉野公園展望台から 桜島の西斜面 かなり裾野が長い

桜島の標高は北岳が1,117m、南岳は1,040m。湯之平展望所(373m)は桜島で一般の人が行ける最高地点で、南岳火口の縁から直線で2.8kmほど。爆発があるとかなり怖い近さです。
そこよりも少し高く、南岳火口に近い小山が、引ノ平(ひきのひら565m)です。引ノ平から西側の海岸線までは、かなりの距離があることが判ります。
大正噴火では桜島の東西山腹火口から溶岩が流出、東側では集落を飲み込み海峡を埋めて大隅半島に達し、桜島は半島の一部となりました。
西側では引ノ平付近の複数火口から溶岩が流出、集落を埋めて海岸に達しました。グーグルマップで見ると、引ノ平から海岸まで直線で5kmほどあります。
桜島と鹿児島港の距離は2km程度

桜島港と鹿児島港の間は、狭いところでは2km程度です。鹿児島港からはだいぶ離れて見えますが、吉野台地から見るとかなり近いことが判ります。
大正噴火と同規模の大きな噴火活動が起きると、かなり大きな影響が鹿児島市街地に及びそうに思えます。
桜島の大正噴火などについては、「NHKそなえる防災ページ」に判りやすい詳細な解説があります。興味のある方はこちらからご覧ください。
グランドゴルフを楽しむ人たち 吉野公園 運動芝生広場

今年は噴火活動が穏やかで、鹿児島市街地側に火山灰が降って来た日はわずかでした。鹿児島県の一大シンボルであり、鹿児島市民にとっては愛憎半ばする存在でもある桜島。時には防災意識を呼び起こすことも必要です。