ロシアのウクライナ侵攻が止まらず、テレビから伝わる情報に胸が痛みます。
2月下旬からのテレビ報道を一部以下に引用し、事態の展開を振り返り、穏やかな日々が一日も早く訪れることを願うものです。
2月22日(火) NHK 朝のニュース
北京での冬のオリンピック(2/4~2/20)閉会を待っていたように、ロシアがウクライナの一部を独立国家として一方的に承認しました。
中国との事前調整を経て、NATOを中心とする欧米勢力の軍事介入はないと確信した上での行動でしょう。
ロシア側はウクライナへの軍事作戦は短期間で目的を達成し、パラリンピック開催日までには目途がつくと見込んでいたのかも知れません。
2月25日(金) テレビ朝日 グッドモーニング
ロシア軍はウクライナへの軍事侵攻を多方面から開始し、首都キエフを目指す動きも報道されました。驚くべきことに重大な事故を引き起こしたチェルノブイリ原発も占拠しました。
原発を人質に取るようなやり方に国外から驚きと非難の声が上がり、アメリカはプーチン大統領は侵略者だと強く非難しました。
2月26日(土) 日本テレビ スッキリ
ウクライナの大統領は欧米諸国に助けを求め、緊急のEEC加盟を申請する動きもありましたが認められませんでした。
アジアに置き換えると中国の台湾進攻や尖閣諸島占拠、ロシアの北海道侵攻を連想させるような事態です。
燃料気化爆弾やクラスター爆弾の使用が疑われる攻撃が見られ、テレビ塔、集合住宅などの軍事施設以外も攻撃しています。軍事作戦が長引けば攻撃は無差別広範囲に及ぶことでしょう。
2月27日(日) NHK 朝のニュース
ベルリンの壁崩壊からソビエト連邦の崩壊も経験しているプーチン大統領には、NATO勢力の拡大が恐怖なのでしょう。
いつかは取り戻すという気持ちが常にあり、実質的なロシアのトップに長年君臨してきました。その思いを果たすにはこの機会を逃さないとする偏執的な思いがあふれ出したように思えます。
3月5日(金) NHK 朝のニュース
3月5日(金) NHK 朝のニュース
今回も思い知らされ、がっかりしたのは国連の無力さです。第二次世界大戦の戦勝国が都合良く作った組織で、安保理事会では常任理事国のロシアに拒否権があり、今回のような事態では全く機能を果たしません。
衰退傾向のアメリカに代わり台頭している中国にとって、ロシアが世界から孤立するのは好都合。適当にロシアをなだめながら、自分たちが悪者と同一視されないよう注意して、虎視眈々と世界覇権を目指すことでしょう。
日本は非核3原則で自分を縛っているような今の状況を考え直す好機です。中国が侵攻してきたとき、アメリカが自国民の血を流して太平洋のかなたにある旧敵国の日本を助けてくれるとは思えません。
アメリカの軍事力の傘に入りうまく経済成長を成し遂げた日本ですが、バブル崩壊後には失われた10年、あるいは20年とも言われました。真剣に自らの国を守ることを考えるときです。
以下は3月7日(月) NHK 朝のニュース
1991年にソ連から独立したウクライナは、旧ソ連構成国の中でロシアに次ぐ2番目に大きな人口、4159万人(※2021年の統計)を抱え、国土面積が日本の約1.6倍の60万3700平方キロメートルです。
国旗の2色の意味は、青色が空、黄色が小麦畑とされます。すでに150万人以上が国外避難と報道され、今後も避難者が増えて難民対策は近隣諸国に大きな負担となります。
日本テレビ スッキリ
ロシア国内では情報統制が厳しくなり、外国の報道機関ではロシア国内での活動を一時停止するところも出ています。
今やネット社会で、ロシア側に都合の悪い情報はとことん消し去りたいのでしょう。都合の悪いテレビ番組を遮断する中国と同様なやり方です。報道の自由が許されない社会は恐ろしいことになります。
第二次大戦中の日本でも同様に、敵は鬼畜米英、日本は連戦連勝との大本営発表一色でした。主要都市を空襲で焼き尽くされても戦いを続けようとしていましたが、原爆を2回も投下され、ようやく終戦となりました。
テレビ朝日 モーニングショー
今回は厳しい経済制裁と言われますが、即効性はなさそうです。資源大国であるロシアは中国を経由して経済活動を維持するのではないでしょうか。少しずつ弱っていくロシアを横目にほくそ笑むのは中国でしょう。
日本テレビ スッキリ
日本テレビ スッキリ
ロシアが想定したよりも軍事作戦には手間取っていますが、原発を押さえられているため電源供給が滞るとウクライナは停戦に応じざるを得なくなりそうです。
民間人を組織してロシア軍に対抗しようとしても、さらに犠牲者が増えるだけです。核兵器使用をためらわない冷酷非道なプーチン大統領の前には誰も手が出せない状況です。
アメリカのバイデン大統領はアフガニスタンからの撤退に失敗し、足元を見透かされていますが、第三次世界大戦を引き起こしそうな状況下ではぐっと我慢せざるを得ません。
犠牲者を少しでも減らすため、停戦に応じる方向で動いた方が良いでしょう。日本でも一億玉砕を叫んだ人たちがいましたが、狂気の沙汰です。
再びソ連に引き戻されるのは嫌でしょうが、遠からず経済制裁などによりロシアが崩壊すれば、ウクライナ再興の機会が訪れることでしょう。何十年かかっても、その時を待った方が良いと思います。
テレビ朝日 グッドモーニング 3月6日東京マラソン
鹿児島マラソンは中止になりましたが、2万人近くが走る東京マラソンは開催されていて驚きました。
欧米諸国で大勢のコロナ感染者が発生する中でも、感染ピーク時よりも減ったとして、規制を解除したのと似たようなものでしょうか。3月6日東京都の新規感染者数は9,289人でした。
最近では聞きませんが、戦後何年という表現がありました。世界中に騒乱が続く中で、戦後という表現をするのは日本だけだとも言われました。先々、令和の時代が戦前と言われることがないよう願うばかりです。
2月下旬からのテレビ報道を一部以下に引用し、事態の展開を振り返り、穏やかな日々が一日も早く訪れることを願うものです。
2月22日(火) NHK 朝のニュース
北京での冬のオリンピック(2/4~2/20)閉会を待っていたように、ロシアがウクライナの一部を独立国家として一方的に承認しました。
中国との事前調整を経て、NATOを中心とする欧米勢力の軍事介入はないと確信した上での行動でしょう。
ロシア側はウクライナへの軍事作戦は短期間で目的を達成し、パラリンピック開催日までには目途がつくと見込んでいたのかも知れません。
2月25日(金) テレビ朝日 グッドモーニング
ロシア軍はウクライナへの軍事侵攻を多方面から開始し、首都キエフを目指す動きも報道されました。驚くべきことに重大な事故を引き起こしたチェルノブイリ原発も占拠しました。
原発を人質に取るようなやり方に国外から驚きと非難の声が上がり、アメリカはプーチン大統領は侵略者だと強く非難しました。
2月26日(土) 日本テレビ スッキリ
ウクライナの大統領は欧米諸国に助けを求め、緊急のEEC加盟を申請する動きもありましたが認められませんでした。
アジアに置き換えると中国の台湾進攻や尖閣諸島占拠、ロシアの北海道侵攻を連想させるような事態です。
燃料気化爆弾やクラスター爆弾の使用が疑われる攻撃が見られ、テレビ塔、集合住宅などの軍事施設以外も攻撃しています。軍事作戦が長引けば攻撃は無差別広範囲に及ぶことでしょう。
2月27日(日) NHK 朝のニュース
ベルリンの壁崩壊からソビエト連邦の崩壊も経験しているプーチン大統領には、NATO勢力の拡大が恐怖なのでしょう。
いつかは取り戻すという気持ちが常にあり、実質的なロシアのトップに長年君臨してきました。その思いを果たすにはこの機会を逃さないとする偏執的な思いがあふれ出したように思えます。
3月5日(金) NHK 朝のニュース
3月5日(金) NHK 朝のニュース
今回も思い知らされ、がっかりしたのは国連の無力さです。第二次世界大戦の戦勝国が都合良く作った組織で、安保理事会では常任理事国のロシアに拒否権があり、今回のような事態では全く機能を果たしません。
衰退傾向のアメリカに代わり台頭している中国にとって、ロシアが世界から孤立するのは好都合。適当にロシアをなだめながら、自分たちが悪者と同一視されないよう注意して、虎視眈々と世界覇権を目指すことでしょう。
日本は非核3原則で自分を縛っているような今の状況を考え直す好機です。中国が侵攻してきたとき、アメリカが自国民の血を流して太平洋のかなたにある旧敵国の日本を助けてくれるとは思えません。
アメリカの軍事力の傘に入りうまく経済成長を成し遂げた日本ですが、バブル崩壊後には失われた10年、あるいは20年とも言われました。真剣に自らの国を守ることを考えるときです。
以下は3月7日(月) NHK 朝のニュース
1991年にソ連から独立したウクライナは、旧ソ連構成国の中でロシアに次ぐ2番目に大きな人口、4159万人(※2021年の統計)を抱え、国土面積が日本の約1.6倍の60万3700平方キロメートルです。
国旗の2色の意味は、青色が空、黄色が小麦畑とされます。すでに150万人以上が国外避難と報道され、今後も避難者が増えて難民対策は近隣諸国に大きな負担となります。
日本テレビ スッキリ
ロシア国内では情報統制が厳しくなり、外国の報道機関ではロシア国内での活動を一時停止するところも出ています。
今やネット社会で、ロシア側に都合の悪い情報はとことん消し去りたいのでしょう。都合の悪いテレビ番組を遮断する中国と同様なやり方です。報道の自由が許されない社会は恐ろしいことになります。
第二次大戦中の日本でも同様に、敵は鬼畜米英、日本は連戦連勝との大本営発表一色でした。主要都市を空襲で焼き尽くされても戦いを続けようとしていましたが、原爆を2回も投下され、ようやく終戦となりました。
テレビ朝日 モーニングショー
今回は厳しい経済制裁と言われますが、即効性はなさそうです。資源大国であるロシアは中国を経由して経済活動を維持するのではないでしょうか。少しずつ弱っていくロシアを横目にほくそ笑むのは中国でしょう。
日本テレビ スッキリ
日本テレビ スッキリ
ロシアが想定したよりも軍事作戦には手間取っていますが、原発を押さえられているため電源供給が滞るとウクライナは停戦に応じざるを得なくなりそうです。
民間人を組織してロシア軍に対抗しようとしても、さらに犠牲者が増えるだけです。核兵器使用をためらわない冷酷非道なプーチン大統領の前には誰も手が出せない状況です。
アメリカのバイデン大統領はアフガニスタンからの撤退に失敗し、足元を見透かされていますが、第三次世界大戦を引き起こしそうな状況下ではぐっと我慢せざるを得ません。
犠牲者を少しでも減らすため、停戦に応じる方向で動いた方が良いでしょう。日本でも一億玉砕を叫んだ人たちがいましたが、狂気の沙汰です。
再びソ連に引き戻されるのは嫌でしょうが、遠からず経済制裁などによりロシアが崩壊すれば、ウクライナ再興の機会が訪れることでしょう。何十年かかっても、その時を待った方が良いと思います。
テレビ朝日 グッドモーニング 3月6日東京マラソン
鹿児島マラソンは中止になりましたが、2万人近くが走る東京マラソンは開催されていて驚きました。
欧米諸国で大勢のコロナ感染者が発生する中でも、感染ピーク時よりも減ったとして、規制を解除したのと似たようなものでしょうか。3月6日東京都の新規感染者数は9,289人でした。
最近では聞きませんが、戦後何年という表現がありました。世界中に騒乱が続く中で、戦後という表現をするのは日本だけだとも言われました。先々、令和の時代が戦前と言われることがないよう願うばかりです。