5月3日(水)大型連休の初日、まずは近場を巡りました。
鹿児島市岡之原町 大久保バス停 以下の画像は5月3日に撮影
平日に1回だけ15時33分にバスがやって来ますが、ここは終点のようです。画面山手下に花野川(けのがわ)が流れています。
鹿児島市岡之原町(おかのはらちょう)は、周辺部の下田町(しもたちょう)、川上町(かわかみちょう)とともに昭和の頃は、「しもた、かわかん、おかんはい」と呼ばれる鹿児島市郊外の広い農村地帯でした。
地区の一部は緑ヶ丘町、伊敷団地、千年団地、花野団地、伊敷ニュータウンなどに宅地造成されましたが、今も広範囲に緑濃き風景が広がっています。
山ツツジが残っていた
5月に入り山ツツジは少なくなり、ウツギの白い花との対比がきれいでした。
伐採された山林
狭い坂道沿いの山林が広範囲で伐採され、風景が様変わりしていました。これから埋立造成するような話を聞きました。
大久保の田の神様 道路より3m程度高い場所
田圃の見回りに来た人によると、幼い頃からこの場所に祀られているそうです。
花野川上流部の狭い田園地帯を見守る
花野川(けのがわ)は甲突川の支流で、延長は4kmほどでしょうか。川と言うよりも広めの水路と言う感じです。
川に沿って水田が続いていますが耕地整理は殆どされておらず、昔ながらの少し曲がったような畦道と軽トラ作業道があります。
一部は畑になっている
上流部は大型農機が入れず土壌も見た目はシラスで、耕作条件はあまり良くなさそうです。狭いところは家庭菜園になっています。
耕地整理するほどの広さがないようで、休耕地が次第に拡大しそうです。
獣害防止の柵
日置でも獣害が出始めたので、今年は野菜園に柵を設置する予定です。ここでは1センチ網目ほどのネット柵が設置されていました。
ビワ 草刈機対策も十分
最近植えられたもので値札も付いたままでした。竹3本で守ってあり、これならば草刈り作業で誤って切り落とす心配もなさそうです。
ここにもシラス崖の洞門があった
シラス崖にトンネルを開けて流路を変え、少しでも農地を確保しようと先人が努力したもののようです。
シラスは水に弱く大雨で削られそうですが、案外と大丈夫なのでしょう。ここは草が茂り足元が見えず、川に転落の危険性があります。
すぐ下流部にも同じような洞門があり、さらに1kmほど下流部の洞門は安全に川沿いの道路から良く見えます。
2021年10月の収穫時に巡った、田園風景や洞門の様子はこちらからご覧ください。
川沿いで見かけた野の花 ペラペラヨメナ
初めてみるような気がします。ネットで画像検索すると、中央アメリカ原産の帰化植物でした。
ヒメジョオン、ハルジオンよりも細く、「源平小菊」(花が白から赤に変色することから)、「エリゲロン」の名で市販されているとありました。
天気が良いのでこの後、吉田から蒲生方面へ行きました。
鹿児島市岡之原町 大久保バス停 以下の画像は5月3日に撮影
平日に1回だけ15時33分にバスがやって来ますが、ここは終点のようです。画面山手下に花野川(けのがわ)が流れています。
鹿児島市岡之原町(おかのはらちょう)は、周辺部の下田町(しもたちょう)、川上町(かわかみちょう)とともに昭和の頃は、「しもた、かわかん、おかんはい」と呼ばれる鹿児島市郊外の広い農村地帯でした。
地区の一部は緑ヶ丘町、伊敷団地、千年団地、花野団地、伊敷ニュータウンなどに宅地造成されましたが、今も広範囲に緑濃き風景が広がっています。
山ツツジが残っていた
5月に入り山ツツジは少なくなり、ウツギの白い花との対比がきれいでした。
伐採された山林
狭い坂道沿いの山林が広範囲で伐採され、風景が様変わりしていました。これから埋立造成するような話を聞きました。
大久保の田の神様 道路より3m程度高い場所
田圃の見回りに来た人によると、幼い頃からこの場所に祀られているそうです。
花野川上流部の狭い田園地帯を見守る
花野川(けのがわ)は甲突川の支流で、延長は4kmほどでしょうか。川と言うよりも広めの水路と言う感じです。
川に沿って水田が続いていますが耕地整理は殆どされておらず、昔ながらの少し曲がったような畦道と軽トラ作業道があります。
一部は畑になっている
上流部は大型農機が入れず土壌も見た目はシラスで、耕作条件はあまり良くなさそうです。狭いところは家庭菜園になっています。
耕地整理するほどの広さがないようで、休耕地が次第に拡大しそうです。
獣害防止の柵
日置でも獣害が出始めたので、今年は野菜園に柵を設置する予定です。ここでは1センチ網目ほどのネット柵が設置されていました。
ビワ 草刈機対策も十分
最近植えられたもので値札も付いたままでした。竹3本で守ってあり、これならば草刈り作業で誤って切り落とす心配もなさそうです。
ここにもシラス崖の洞門があった
シラス崖にトンネルを開けて流路を変え、少しでも農地を確保しようと先人が努力したもののようです。
シラスは水に弱く大雨で削られそうですが、案外と大丈夫なのでしょう。ここは草が茂り足元が見えず、川に転落の危険性があります。
すぐ下流部にも同じような洞門があり、さらに1kmほど下流部の洞門は安全に川沿いの道路から良く見えます。
2021年10月の収穫時に巡った、田園風景や洞門の様子はこちらからご覧ください。
川沿いで見かけた野の花 ペラペラヨメナ
初めてみるような気がします。ネットで画像検索すると、中央アメリカ原産の帰化植物でした。
ヒメジョオン、ハルジオンよりも細く、「源平小菊」(花が白から赤に変色することから)、「エリゲロン」の名で市販されているとありました。
天気が良いのでこの後、吉田から蒲生方面へ行きました。
帰化植物はいつの間にか増殖して自然に溶け込んでいます。セイタカアワダチソウも一頃は悪者扱いでしたが今では秋景色になりました。吹上浜のナルトサワギクもやがて定着しそうです。