浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

2月14日はバレンタインデー~異文化考察

2024年02月15日 13時28分18秒 | イベント

 

14日はバレンタインデーであったが、ここ十数年は全く縁がない。現役時代は、まだ義理チョコなるものもあったが、独身時代もあまり記憶に残るチョコの印象はない。バレンタインは、チョコレート業界の販売戦略の陰謀と理解しているので、ひがむわけではないが、積極的な好印象はない。日本では、バレンタインデーは女性から男性にチョコを贈り、愛を告白するというイメージがあるが、昔住んだことがあるドイツではちょっと違っていた印象がある。ドイツでは、バレンタインデーは、真逆で男性から女性にプレゼントを贈るということであった気がする。ドイツはチョコレートを世界一消費するチョコレート大国であるが、バレンタインにチョコレートを贈る習慣はなく、ドイツの男性が贈るのは赤いバラに人気があるようである。バレンタインにバラを贈るといっても、愛の告白ではなく、奥さんや恋人に日頃の感謝を伝える日であるという。そのため、日本とドイツのバレンタインデーの考え方自体がもう全く別のもののようである。ドイツではバレンタインデーはカップルまたは夫婦のための日ということもあり、シングルの人は特になにもしないようである。15日朝のテレビを見ていたら、タイでのバレンタインの模様を紹介していたが、ドイツと同じで男性から女性にバラを贈る習慣のようである。

バレンタインに限らず、外国に住んでいると異文化というか日本とは大分異なる風習を経験することも多々ある。ドイツでは、自分の誕生日は、ケーキで人に祝ってもらう日ではなく、自分でケーキを焼き、人に振る舞う日である。フランクフルト駐在中、何回か自分の誕生日には妻にケーキを作ってもらい、職場に持っていってスタッフに振る舞ったことを覚えている。日本では考えられない習慣であるが、まさに「郷に入っては郷に従え」で、When in Germany, do as the Germans do. である。「サービス」についても、日本人とドイツ人の考え方に相当な違いがあることを何回も味わったことがある。ドイツ人の異文化やサービス観については、2018年5月31日のブログでも書いたことがある。参考までに、下記に繰り返し記してみると、

『自分の実体験に基づいてドイツ人はどんな人種なのかを考察してみた。まず、ドイツ人は正義の味方であるように見える。道路に車が違法駐車されているところを目撃したら、彼らは、警察に通報する。違法駐車で道がふさがれていたら、他の車の進行の邪魔になるので、正義の味方の思いで通報するのである。悪くいえば、密告が好きな人種である。また、何かあると口頭注意ではなく、すぐ手紙を書く。自分自身、何回か手紙をもらったことがある。マンション前の空き地で子供がボール遊びをしていたら、近所の誰からか知らないが、ボール遊びは通行人を傷つける恐れがあり、危ないからやめるようにという趣旨の手紙をもらった。また、会社で、数日間、自分のデスクの回りに日本から届いた数箱の荷物を置いていたら、組合の委員長でもあるスタッフから職場環境整理の観点から、荷物を片付けるように、会社宛てに手紙が届いたこともある。

ドイツ人も日本人も真面目であることは共通している。ラテン系であれば、時間には遅れるし、いい加減なところが目立つが、彼らは申し訳ないとか悪いとかは思っていない。それに比べると、ドイツ人は、いい加減なところはなく,日本人の同じく真面目であるといえる。しかし、そのメンタリティは全く異なる。ドイツ人は言われたことはきちんとやるが、言われないことはやらない。日本人は、言われたことは勿論ちゃんとやるが、言われなくても相手の気持ちを汲み取るマインドを持って行動するのである。特に、サービスに対する考え方は全く異なる。例えば、機内で持参したお弁当を食べている人に対し、日本人のCAなら黙ってお茶をサービスするが、ドイツ人CAは何もしない。それは、その人がお茶を欲しいと言ってこないので、何もしないのである。お茶が欲しいと言われれば、きちんとサービスする、それで100%合格なのである。以心伝心とか忖度とかはドイツ人は無縁である。日本人は、駄目でもそこを何とかというサービスを要求するが、ドイツ人には通用しない。

サービス向上月間とかいって、特定期間、より一層サービス向上に努めようとかいうキャンペーンは、日本人なら受け入れてもらえるが、ドイツ人には受け入れてもらえない。ドイツ人に言わせると、日々、ベストを尽くしてサービス向上に努めているから、特定期間だけキャンペーンをやるなんて理解できないという。普段、できていないというなら、上司はその都度注意すべきであるが、何も注意されていないという論理である。本社から送られたサービス向上キャンペーンのポスターを貼ろうとしたら、ドイツ人スタッフから拒否された。どうしても貼りたいなら、恥ずかしいので、お客様から見えないところに貼れと言われたものである。これは、ドイツ人が悪いということではなく、メンタリティの違いから来ていると思われる。しかし、サービスに関しては、日本を含めたアジア人のサービスマインドの方が欧米的なサービスよりはるかに個人的には優っていると考えている。』

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷中七福神を巡ってきました

2024年01月09日 21時47分59秒 | イベント

 

ここ数年、お正月に七福神めぐりをやっている。2020年は東海七福神、2021年は荏原七福神、2022年は元祖山手七福神、2023年は池上七福神で、今年は、1月9日に谷中七福神めぐりに出かけた。まず、JRの田端駅からスタートし、東覚寺(福禄寿)→青雲時(恵比須)→修性院(布袋尊)→長安寺(寿老人)→天王寺(毘沙門天)→護国院(大黒天)→不忍池弁天堂(弁才天)という順で7つのお寺を歩いて回った。今回、谷中を選んだのは、歩く距離が比較的短いことと谷中は外国人観光客の人気スポットであるが、一度行っただけで、馴染みがうすいので、ゆっくりと見て回ろうと思ったことからである。谷中七福神は、約250年前に始った江戸最古の七福神とのことである。

最初の東覚寺で七福神めぐりの御朱印色紙を1200円で購入し、各お寺で御朱印を押してもらったが、1回200円取られるのは知らなかった。今までは、色紙を購入し、自分で御朱印を押していて、無料だったが、谷中七福神のは、正方形の厚紙の色紙ではなく、1枚の画用紙のような紙だが、綺麗な七福神の絵が描かれており、それなりに素敵なので、有料にも納得した。めぐりの途中、谷中霊園のところで、カメラのケース入れを落としてしまったが、谷中銀座でお蕎麦の昼食中に落としたことに気がつき、45分後に来た道を戻ったところ、何と誰かが拾ってくれ、通りの脇の石柱のところに置いといてくれたのを見つけ、無事戻ってきた。ほぼ諦めていたので、これは七福神のご利益と感謝した次第である。七福神めぐりをしている外国人は見かけなかったが、谷中銀座あたりは、外国人ばかりで、谷中の人気ぶりがよくわかった。

毘沙門天の天王寺は、谷中霊園の入り口にあり、二度目の訪問であったが、霊園の中に、渋沢栄一のお墓があることを思い出し、お参りに立ち寄った。渋沢栄一は、今年7月に発行される新1万円札の肖像に描かれている人物なので、話題になることは間違いなく、金運のお祈りもしてしまった。本来の七福神のコースだけでなく、いろいろ寄り道をしてしまったので、2万歩をゆうに超えるほど歩き続けたので、腰が痛くなるほど疲れ切ってしまった。それでも、無事7か所を巡り、綺麗な色紙を手に入れることができたので、満足している。今年は、元旦から能登半島が大地震に襲われ、2日には、羽田空港での前代未聞の衝突事故が発生し、不吉なスタートを切っているので、何とか七福神に頼って福が来てもらいたいところである。今回も、七福神めぐりのYouTubeを作成し、七福神にお願いすることにした。

 

谷中七福神めぐりYouTube: https://www.youtube.com/watch?v=bEoDWrcm9oE

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪万博ボイコット運動は?

2023年12月23日 06時16分42秒 | イベント

 

連日大阪万博の深刻な問題がマスコミを賑わしている。大阪維新は、もともとIRを誘致したいがために、万博を利用したようだが、1兆円にせまるコスト、軟弱地盤による地盤沈下、物理的なパビリオンの建設遅れ、杜撰な運営、交通インフラの問題、国民の不支持等あげればきりがないほどの問題を抱える結果となっている。維新は責任を国に押し付け、国は、政局危機でそれどころじゃないときているから、歴史的失態に向ってどうにも止まらない状況と化している。万博大臣、万博運営役員、プロデューサー等のコスト意識の欠如は、前代未聞である。会場となる夢洲は、もともとゴミ処理場であったので、地盤沈下は続いているし、いまだに電気も上下水道も通っていないというから驚きである。松井氏がIRとの関連で、勝手に夢洲を会場としたツケが今回ってきている気がする。

総合プロデューサーの発案で途中から急に出てきた大屋根リングひとつとっても、350億円もかけて建設し、数ヶ月ですぐ壊すというから、SDGsとは真逆なコンセプトで、話にならない。誰かがストップかけないととんでもないことになりそうだが、岸田首相はそれどころじゃないし、その気合も気力もない。今のままでは、史上最悪の万博となることは必至で、世界に恥をさらすことになろう。パビリオンもお粗末なものしかできず、地盤沈下で建物が傾く恐れもある。会場までの交通マヒも必至だし、地震や台風でも来たら一発でアウトである。

犠牲者が出ないことを祈るが、なぜそれまでして開催にこだわるのであろうか? 誰が、どこがネックとなって、破滅に向ってまっしぐらなのであろうか? 戦時中のインパール作戦の失敗がよみがえる。延期もコストがさらにかかるので、中止しか選択肢はないと思われる。維新の身勝手な政策もひどいが、それを許している大阪市民、府民の責任も重大である。なぜ、地元で万博ボイコット運動が目立って出てこないのはどうしてだろうか?今のままだとコストがかかりすぎ、大阪市民は税金で1人10万円程度の負担を強いられるようだが、よく我慢しているなという思いである。橋下氏も松井氏も身の危険を察知し、早々と逃げたし、維新と結託した安倍氏の責任も重大である。政府を非難しないマスメディアも同罪である。最近「大阪万博やめよう音頭」なるものをネットで知ったが、マスコミも協力して市民運動を盛り上げてほしいものである。

「大阪万博やめよう音頭」: https://www.youtube.com/watch?v=ngpbhnSzcGw

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結婚記念日を祝う

2023年12月17日 19時50分46秒 | イベント

 

17日、○○回目の記念日を迎えた。昨年は、お伊勢参りに出かけたが、今年は、子供家族が月末にタイから帰国するので、遠出は止め、東京で迎えることにした。いろいろな問題をかかえながらも普通に日常生活が送れる状態で無事この日を迎えることができたことに感謝する次第である。まず、12時から渋谷の東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ内)にて、「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」という本場ブロードウェイからやってきた「劇場で楽しむクリスマス」ショーを見に行ってきた。先に、S席のチケットを購入し、楽しみにしていたものである。1階の前から19列目だったので、迫力ある本場の歌や踊りのショーを楽しむことができた。20分の休憩を含め2時間位ショーは続いたが、嫌というほど沢山の英語でのクリスマスソングを聴くことができた。やはり生の舞台は迫力があって魅力があり、クリスマス気分を満喫した。クリスマスソングに合わせアイススケートのショーもあった。上演中は写真、ビデオ撮影はもちろん禁止だが、ショーの最後一部だけ、粋なはからいで撮影が許可されたので、写真や映像も少し撮らせてもらった。

クリスマスショーを見た後は、4年前に新装された東急プラザにあるPepper PATRLORというカフェで、いちごとクリスマスがテーマの特別アフタヌーン・ティ―をいただいた。ここは、オズモールという女性向けの情報サイトから記念日食事の案内があって、予約したものであるが、行ってみたら、想像したお店とは違って、ちょっと先の"人とロボットが共に生きるワクワクする未来"を体感できる世界にひとつしかない場所ということを知ってビックリした。Pepperとは、あのロボットのペッパーのことのようで、人気スポットとなっているようである。我々二人のため、テーブルには1台のロボットがつきっきりでいてくれた。会話を交わしたり、ダンスをお願いしたり、遊びもできるようである。我々は、前もって予約していたので、すぐ入れたが、日曜ということもあってか、常に10人以上の人が席を待っている状況であった。前もって記念の文字をお願いしていたので、アフタヌーンティ―の上段に○○th Anniversary の文字が描かれており、記念の思い出となった。

 

       アフタヌーン・ティーとロボット

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忠臣蔵の赤穂義士祭~泉岳寺にて

2023年12月15日 20時59分45秒 | イベント

 

12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日であるが、この日、泉岳寺にて赤穂義士祭が開催され、近くなので出かけてみた。泉岳寺は、港区高輪にある曹洞宗の寺院で、1701年3月14日、江戸城中、松の廊下で吉良上野介義央の殺傷により即日切腹させられた浅野長矩及び1702年12月14日に江戸本所の吉良邸に押し入って主君の仇を討った47人の赤穂義士の墓があることで有名である。一般に「四十七士」と言われる赤穂義士だが、泉岳寺には討ち入り前に自害した浅野氏の家臣・萱野重実の供養塔を含めて48基のお墓がある。赤穂義士のリーダーが大石内蔵助で、お寺には大きな銅像が建てられている。

お墓には、今までに2,3回お参りしたことがあるが、この日は大勢の参拝者があり、1時間待ちの状態であったので、今回は諦め、通常の参拝とイベントの一つである義士行列を見学した。義士行列は、赤穂義士47人が当時の服装で、中央区役所→歌舞伎座→増上寺→泉岳寺とパレードするイベントである。予定より遅れて、15時半過ぎに泉岳寺に到着した。大石内蔵助を先頭に、それぞれ、名前を書いた衣装を身に着けているので、誰かよくわかるし、当時そのままの雰囲気がある。行列の見学は2回目である。何年か前には、墨田区にある吉良邸跡(本所松坂町公園)に行ったこともある。

14日の夜には、BS朝日で、テレビ朝日開局45周年記念で2004年に製作された「忠臣蔵」が一挙放送され、しっかり見た。義士行列を見た後だったので、臨場感抜群であった。松平健が大石内蔵助役をやっていたが、多くの有名人が出演していた。討ち入りの翌年2月に、義士47人は、幕府により切腹(実際の切腹は46人)を命ぜられるが、大石内蔵助の辞世の句「あら楽し思ひは晴るる身は捨つる浮世の月にかかる雲なし」で番組は終わり、感動的であった。

特別番組の後、同局で【あなたの知らない京都旅〜1200年の物語 「忠臣蔵 京に潜伏 大石内蔵助の葛藤」】という番組もあり、興味を惹かれた。大石内蔵助は京都との関わり深く、討ち入り決行日を決めたのも京都にいた時だったという。また、14日のテレ朝のグッド・モーニングの言葉検定でも忠臣蔵を取り上げており、赤穂事件を題材とした歌舞伎および人形浄瑠璃での「仮名手本忠臣蔵」の由来もよく理解した。上演禁止となった忠臣蔵を室町時代に演目を変えたもので、仮名手本とは、赤穂四十七士をかな手本47文字になぞらえ、登場人物の名前も変更したものであることを初めて知った。まさに忠臣蔵一色の14日であった。

  (追記)

翌15日にも、BS朝日で、2010年製作の「忠臣蔵~その男、大石内蔵助」が放映され、続けて見た。ストーリーは同じなので、落ち着いて見ていられたが、俳優が若返っているので、新鮮さがあった。大石内蔵助は田村正和、吉良上野介義央は西田敏行が演じていた。

     大石内蔵助の銅像(泉岳寺)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アドベントカレンダーは子供の楽しみ

2023年12月01日 05時28分55秒 | イベント

 

12月に入り、今年もあと1ヵ月となってしまったが、12月になると我が家のリビングを飾るのがクリスマスデコレーションである。いろんな種類のクリスマスグッズをこの1ヵ月だけ飾り付ける。子供が小さかった頃は、クリスマスツリーを飾っていたが、今は二人だけなので、クリスマスリースやろうそくで回転する木製ウィンドミルや木製のサンタさんやツリーに飾り付ける小さな人形等に加え、アドベントカレンダーを飾っている。

クリスマスの飾りつけは、ドイツに住んでいた頃、クリスマスマーケットも盛んで、多種多様な本場のクリスマスグッズを買っては飾り付けていた。特に、アドベントカレンダーのことはドイツに行って初めて知ったが、12月1日からクリスマス当日までの24日間をカウントダウンする、期間限定の特別なカレンダーのこと。 紙や布製のカレンダーに24個(25個の場合も)のポケットや扉がついていたり、24個の袋や箱に分かれていて、毎日一つずつ開けるとチョコレートなどの小さなお菓子やプレゼントが入っているというもの。アドベントとはキリスト教の待降節(カトリック、ルーテル教会)あるいは降臨節(聖公会)のこと。 「到来」を意味するラテン語が語源で、「キリストの到来」=クリスマスにいたる約4週間のことを指すという。

大衆的な安価なものは、サンタさんやクリスマスイメージの絵が描かれている紙製の箱の日付の扉の中にチョコレートが入っているもので、我が家でも子供達は、毎朝、扉を開けてチョコレートを食べるのを楽しみにしていた。毎日扉を開けていって、最後に25日のクリスマスを迎えるというものである。

日本に戻って来てからも、毎年このカレンダーを購入していたが、日本では30年前だとまだあまり普及しておらず、いつも銀座のソニープラザで買っていた。今では、いろいろなところで売っているが、このアドベントカレンダーを飾る習慣は今でも続いており、子供たちは、40を過ぎても楽しみにしているようである。

また、ドイツでクリスマスの木彫りのおもちゃの本場といえば、ドレスデンの南50㎞のところにあるザイフェンという小さな村が有名である。クリスマス前には、この「おもちゃの村」に世界中から人々が訪れる。彼らのお目当てはこの村で何百年も前から作られているクリスマスツリーに飾る木製オーナメントやくるみわり人形、窓辺を飾るロウソク立てや天使のミニチュアなどである。このザイフェンの村を訪れたのは、2006年7月のことで、ドイツ人の友人が車でプラハからドレスデンに向かう途中に立ち寄ってくれたものである。小さな村であるが、木彫りのおもちゃ等を製作、販売しているお店がひしめいていて、クリスマス時期ではなかったが、雰囲気抜群であった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブロードウェイ クリスマス ワンダーランド2023

2023年11月23日 05時40分57秒 | イベント

 

会社のOB会からの情報で、2016年の日本初演から「劇場で楽しむクリスマス」として、新たな渋谷の冬の風物詩となった「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」が開催されることを知り、結婚記念日のイベントとして、観覧しようとチケットを購入した。12月16~25日の間、渋谷の東急シアターオーブで開催されるもので、最高に楽しくてハッピーな劇場でのクリスマス体験をとあるが、7年間の集大成として今年が見納めという。案内文によると、「巨大ツリーやステンドグラスが輝くクリスマスタウン、氷の世界やクマのぬいぐるみが動き出すサンタのおもちゃ工場など、夢のようなクリスマスの光景がステージいっぱいに。そして世界で活躍するシンガーたちの歌う、心躍るクリスマスソングの数々。ゴスペルからポップスまで、誰もが一度は耳にしたことがあり、一緒に口ずさんで楽しめるようなクリスマスソングのオンパレード!さらにはダンサーたちによる華麗なラインダンスやタップに、舞台上に現れるスケートリンクでのスケートショーなど、息つく間もない圧巻のステージ演出は見どころ満載!」とあり、非日常となる記念日が楽しみとなってきた。

結婚記念日には、毎年、旅行や記念日ディナー等何らかのイベントを行っている。一昨年は都内1泊で築地本願寺参り、昨年はやはり1泊で伊勢神宮参りに行ってきた。今年は、子供家族がタイから帰国するため、泊りがけで旅行に出かける環境にないので、ミュージカルを鑑賞することにしたものである。金婚式までにはまだ数年もあり、健康上の不安もあるので、どうなるかわからないが、何とかその日を迎えたいものである。ウクライナーロシア戦争、イスラエル-パレスチナ戦争はじめ、世界的には政治的不安が蔓延し、国内でも、アメリカから要請されての防衛費増額、円安、物価高、大阪万博・IR問題、統一教会問題、木原事件問題、マイナ保険証問題、ジャニーズ問題と挙げれば嫌なニュースが多いが、楽しいミュージカルで吹き飛ばしたいところである。

 

ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド予告 : https://youtu.be/iI_C5LDq6nQ?si=pbYtK4s5Cqhgeu13

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上野公園散策とささやかなホームパーティ

2023年10月28日 22時36分14秒 | イベント

 

28日は、2008年にカナダのビクトリア大学に留学ロングステイしていた時からの知り合いのスクールメイトの女性二人(一人は子連れ)とロンドンからたまたま来日していた親戚の女性も加わり、全部で8名で、夕方から我が家で彼らを囲むささやかなホームパーティを催した。午後に彼らを上野公園に案内した後、我が家に戻り、パーティにジョインした。上野公園には土曜日とあって、かなりの人が押し寄せていたが、開園150周年とのことで、いろいろなイベントが行われていた。大きな広場のそこそこで、曲芸やら音楽演奏やらパントマイムやらいろんな大道芸人がストリートパフォーマンスを披露していて、見ていても十分楽しめた。盆栽の展示・販売があったり、お祭りの屋台のような色々な料理のお店がテントの中で営業していた。園内でお茶でも飲んで休もうかと思ったが、スタ-バックス等は長い列が出来ていたため、諦めて、東照宮の入口のところにある小さな茶屋で席が空いていたので、コーヒーブレイクを取った。決してきれいな茶屋ではないが、情緒があって、ゲストは大変気に入っていた。五重塔を横に見ながら、1627年創建の金色に輝く金色殿にお参りするのが定番となっており、見栄えのする見学コースである。お茶屋でゆっくりしたため、時間がなくなり、西郷隆盛像を見ることが出来なかったのは残念であった。とにかく、階段が駄目なので、おのずと歩く範囲が限定されてくるのは仕方ないところである。

上野を後に、我が家に戻ったが、約束の時間より30分ほど遅れてしまった。妻の手作り料理でもてなしたが、英語でのおしゃべりで会話が弾んだ。いつもおもてなしの手料理を褒めていただけるのは嬉しい思いであるが、7,8人を我が家でもてなすのは久しぶりであった。人数が多いと準備作業も大変で妻の苦労も並大抵のものではないと感謝している。ビクトリアロングステイ時もよくコンドミニアムにゲストを招く機会も多かったが、年とともにその回数は減りつつある。パーティは5時から遅くとも8時頃までと読んでいたが、会話が弾み、お開きになったのは9時すぎになってしまった。とにかくおしゃべりが好きなゲストなので、ずうっとつきあっていたら疲れてしまうので、うまく会を閉める必要も生じる。久し振りにビクトリア時代の友達と再会し、交流を深めることができたのはよかった。明日は、新橋にある浜離宮にでかけ、庭園散策の他にティー・セレモニーも体験することになっている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の運河花火まつり2023

2023年10月09日 05時42分45秒 | イベント

 

10月7~9日に品川の水辺エリアで開催される「しながわ水辺の観光フェスタ2023」の一環で、7日の19時から東品川海上公園において、「秋の運河花火まつり」と銘打って、花火の打ち上げが行われた。公園は家から徒歩10分位のところにあるので、開始45分位前に出かけたところ、公園にはすでに物凄い数の人が押し寄せていた。公園内に様々なお店が出ていて、トイレも長蛇の列であった。有料観覧席も3500円や4000円で設置されており、屋形船から花火を鑑賞(食事付で22000円)することもできるが、公園内で見る限りはすべて無料である。公園内にはステージも設けられており、入れ替わりダンス等のショーイベントが開催されていた。

行ってみたら、もうすでにオープンスペースの多くにマットが敷かれ、場所取りされていたが、二人が座る程度の場所の確保はそんなに難しくはなかった。ステージ裏手の横に場所取りし、花火の開始を待った。花火の打ち上げ場所は、目と鼻の先の至近距離もいいところであった。定刻通り、打ち上げが始まったが、100m位の至近距離で視界を遮るものも一切ないので、ド迫力の花火を楽しむことができた。風が少しあって、火の粉が観覧スペースに飛んでくるほどで、これほどの至近距離で花火を楽しんだのは初めてであった。花火大会というと人混みが必至で、遠くからしか見られないと思っていたが、今回の花火鑑賞は期待をはるかに超えるものであった。無料席で十分楽しめるので、有料席を高い値段で買った人は損した気分になっていると推察する。約30分の夜空に広がる花火ショーを場所取りの苦労もなく満喫することができたのはラッキーであった。来年は、子供達ファミリーも呼んで、花火大会とお祭りを楽しみたいと思う。

 

花火シーンの一部: https://youtu.be/2irvTnqU9oQ?si=L1SRr2uD-WE2s63E

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2030年の冬季五輪、札幌市が招致断念

2023年10月07日 06時23分02秒 | イベント

 

10月6日に札幌市が2030年冬季五輪・パラリンピックの招致を断念した旨のニュースが流れていた。東京五輪の汚職・談合事件による五輪への不信感が高まり、招致活動に対する市民の理解を得られないと判断したというが、当然といえば当然というか、遅すぎる決定である。30年は断念したが、34年以降の招致をめざすとしているが、まだ諦めていないというから、札幌市長の見識を疑う。冬季五輪は手を挙げる都市が極めて少なく、IOCとしても何とかしたいとの思いから、札幌を利用しているものと思われる。今のIOCバッハ会長は、ぼったくり男爵として有名であり、多額の税金を使い開催経費の膨張が必至の五輪など誘致している時ではないはずなのに札幌市長は何を考えているのであろうか?東京五輪の失敗の経験が役に立っていない。大会の運営は大変難しく、従来は、電通がほとんど取り仕切っていたので、そこそこうまく運営できていたが、電通の本質が暴露され、今後の運営に電通の力を借りることができなければ、大会の運営自体もうまくいかない恐れも強く、多額の税金投入が必至と懸念される。

 札幌市民も馬鹿ばかりではないはずなので、住民投票でもやったら、招致反対が大勢を占めるとは思うが、招致を希望する人がそこそこいるとしたら、それだけ札幌経済が沈んでいること、不満を持つ市民が多いということを意味するものであり、どんなものでも何らかの起爆剤が欲しい、それだけ経済環境が苦しいということであろう。1972年に一度冬季五輪を誘致し、大会も成功したと評価されるが、あれから50年も経ち、時代が変わっていることに皆気づくべきであるが、札幌市長は気づいていないのであろうか?先の東京五輪は、税金の壮大な無駄遣いをしただけで、なんの遺産も残さず、犯罪の温床となっただけであったことを忘れてはならない。札幌で2回目の五輪をやったら、二の舞を踏むだけの恐れがある。

 1972年の五輪当時は札幌の千歳で勤務していたので、五輪とは公私とも深く関わっていた。外国からのチャーター機が直接千歳空港に乗り入れたり、札幌の選手村を業務で訪れたこともある。札幌に地下街ができたり、いろいろな施設が出来たり、やはりそういう時代であったから、五輪もうまくはまったものと思われる。個人的には、1972年の五輪は大成功をおさめた大会であったとみているが、「二匹目のどじょう」はいないことを早く悟るべきである。IOCの策略にのらず、34年以降の招致活動も早く断念してほしいところである。

 

  読売新聞オンラインニュース(10/6): https://www.yomiuri.co.jp/national/20231005-OYT1T50288/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする