浪漫飛行への誘(いざな)い

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セブの最終日は、市内観光とトップス展望台からの夜景を楽しむ

2025年03月01日 08時22分48秒 | 旅行

最終日は、ホテルのチェックアウトが12時であるが、帰国のフライトは真夜中の2時すぎなので、どうやって過ごすかが大きなポイントであった。いろいろ検討したが、最終的には、午前中にマクタン島内にある世界一周で有名なマゼランの記念碑とそれを撃退した英雄ラプラプの像があるスポットを訪ねた。マゼランは、16世紀に世界一周の航海の途中、キリスト教布教でマクタン島に上陸したが、1521年にこの地で交戦したもので、マゼランは終焉を迎えた。マクタン島の首長であったラプラプは、その名が付いたものが今でも残っているほど英雄だったようである。

チェックアウト後、ホテルでランチを取り、14時からセブシティ観光とトップス展望台からの夜景とディナーというJTB主催の現地ツアーに入った。ツアーといっても、参加者は我々二人だけだったので、貸し切り状態であった。市内観光では、スペイン海軍の石造りのサン・ペドロ要塞やマゼランがセブ上陸時に立てたと伝わる十字架であるマゼラン・クロスやサント・ニーニョ(幼いイエス像)を安置したサント・ニーニョ教会やセブ遺産記念碑などを見て回った。セブシティには、スペイン統治時代の歴史的建造物が残されていて、今回観光もできてよかった。

市内観光の後は、車は山道をどんどん上り、セブ島では最も高い山の頂上にあるトップス展望台からセブの街や周辺の島々、海岸線までを一望できた。展望台は、2024年2月にリニューアルオープンしたようで、素晴らしい展望を満喫することができた。暗くなると美しい夜景が広がり、輝く街の景色は感動的であった。展望台には、日本食レストランも含め、いろいろなレストランが入っており、美しい夜景を見ながら食事を楽しむことができた。土曜日ということもあってか、大勢の家族連れや観光客が展望台やレストランでの食事を楽しんでいた。食事を終えてから、ホテルまで戻ったが、たまたまマクタン島ではお祭りが行われていて、道路に屋台のお店も多数出て、車の渋滞がすごかった。本番は翌日で、パレードがあったり、まさにお祭り騒ぎとなるようである。子豚を丸焼きにして売っているお店があったり、子供向けの玩具や風船を売っているお店があったり、日本のお祭りに似た印象を持った。

夜の10時半頃までホテルのロビーで時間をつぶした後、出迎えの車で空港に向かった。真夜中なのに、韓国行や日本行の飛行機が多数運航されており、活気を呈していた。韓国便が多く、空港は韓国人で溢れ返っている印象であった。夜中のフライトなので、睡眠導入剤も服用したが、ほとんど眠れず、それも満席であったので、疲労を感じながらも、ひとまず無事帰国できたのでホッとした。たった3日間であるが、非日常の連続で面白い体験ができた旅行であった。追って旅行アルバムを作成予定だが、忙しくしているので時間がかかりそうである。



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