浪漫飛行への誘(いざな)い

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秋の千躰荒神祭が開かれる

2023年11月28日 13時17分08秒 | 宗教

 

我が家から徒歩3分のところにある海雲寺は、鎌倉中期の1251年に海晏寺(臨済宗)の一塔頭として開かれ、1596年に曹洞宗に改められ独立。「江戸六地蔵」や「洋行帰りの梵鐘」で有名な品川寺の隣に位置する。荒神堂に祀られている千躰荒神は江戸時代よりかまどの神様、台所の守護神として多くの人々から信仰されている。江戸時代には火事が多かったが、不思議とこの海雲寺あたりで火の手がブロックされていたと伝えられる。荒神さまは、火と水を守る“台所”の神。台所に祀ると、一切の災難を除き、衣食住に困らないとされる。

毎年3月と11月の27、28日(曜日に関係なく)に行われる江戸時代から続く千躰荒神祭では、千躰荒神王が御開帳となり、荒神堂の中で一日中護摩が炊かれ、お札が授与される。普段は、荒神堂の入口部分しか入れないが、お祭りの時は、中まで入れるので、千躰荒神様にお参りすることができる。この日は、お寺周辺の旧東海道沿いに露店が軒を連ねる。今年は数が少ない印象だったが、お好み焼き、タコ焼き、焼き栗、唐辛子、ナッツ等いろいろな露天が出ていた。お釜の形をした「釜おこし」が名物である。品川宿では、このようなお祭りやイベントが頻繁に行われ、その都度いろいろな露店が軒を連ねるので、江戸情緒あふれる街並みとなる。いろいろなお店を見ていると不思議と心が落ち着く。こんな江戸風情が残る品川宿界隈が好きだ。

 


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